さとくんとやぎ第3章
じ-じ-たちの仕事が終わると、食事もできあがり、じ-じ-たちは洞くつに入り石のテ-ブルの周りに、すわっています。
ば-ば-たちは、できあがったものをテ-ブルの上に並べはじめました。
並べ終わると、ば-ば-たちも座り始めました。
最後に、ぼくです。
ぼくは、やぎの乳を持ってきて、テ-ブル上に,置きます。
そして、ぼくは、ゆ-ね-の横に、座ります。
みんなが座ると おっか-が、雑穀のおかゆをおわんに、だまってつぎます。
そして、じ-じ-に渡します。
じ-じ-は 何も言わずに食べ始めます。
次に、おっと- たけに- ば-ば- おっか- ゆ-ね- ぼくの順につぎます。
みんな黙々と黙って食べ始めます。
やぎの乳は、自分たちでついで飲みます。
食べ終わると黙って、席を立ち自分たちの仕事を始めます。
じ-じ-たちは、狩に行くしたく ば-ば-たちは、食事のかたずけを始めました。
じ-じ-たちは、支度が終わると 木の皮で作った腰まきを身に着け、やりをもって狩りに出掛けて行きました。
ば-ば-たちは、汚れたうつわを、葉で汚れを拭いて、水で洗っています。
さとくんとやぎ ~第二章~
東の空から おひさまが顔を出しはじめました。
小鳥たちがさえずり始め、生き生きと大空飛びまわります。
虫たちは草むらから起きだし、そっと空を見上げ、食うか食われるかの1日が始まります。
人間も他の生き物たちも、生きるために一生縣命です。
さとくん一家も 目を覚ましはじめ それぞれ自分たちの仕事を始めました。
女たちは、洞くつの外で食事の支度を始めています。
ば-ば-は、雑穀の入った袋から朝食べるだけを手づかみで石のなべに入れ、ざっ-と洗います。
おっかあは、石でかこってあるところで 木をこすりあわせて 火をつけています。
火がつくと最初に枯れ葉、枯れ葉に火がつくと小枝、そして、枝の順に火をつけます。
枝にしっかり火がつくと、石の上にば-ば-が洗った雑穀と水の入ったなべをのせます。
おっかあはできるまでそこにいます。
ゆ-ね-は、その間ヨモギやタンポポの葉を庭でつんでいます。
みんなのんびりとしたくをします。
じ-じ-、おっとう、たけに-は、きょうは天気がいいので、狩りに行く支度をはじめました。
棒の先に、鋭いとがった石のを木の皮でくくりつけ、はずれないように、しっかりとなんどもまきます。
じ-じ-たちは、このやりを作り始めました
ぼくは、やぎの世話をします。
いつもぼくはやぎの頭やさしくをなでます。
するとやぎたちも、やさしく「メ-」と返事をしてくれます。
それからぼくは、母さんやぎの乳をしぼります。
それが終わると 木につながれているやぎたちを庭に放します。
庭の周りには、高い柵がしているので、庭の中で自由にあそびます。
朝はいつも、おなかがすいているので、草を食べ始めます。
ぼくは、やぎの水がないかを確かめ、ないときは、洞くつのそばに水溜があるので、そこからくんきます。
つないでいた木のそばの水飲み場まではこびます。
こうして1日が始まります。
さとくんとやぎ ~第一章~
みなさんいつ頃から良いこと悪いことができたか、不思議に思ったことはないですか?
ものをとることは良いこと悪いこと?
うそをつくことは良いこと悪いこと?
暴力は良いこと悪いこと?
あたりまえのことですが、いつ頃からみんなが守るようになったか不思議に思ったことはありませんか?
このお話は、良いこと悪いことがなかったころのお話です。
むかしむかしず~とむかしのお話です。
そこは空は一面澄み渡り、風は草木花の自然の香りを運んできます。
夜になると満点の星が輝き鳥や虫たちのこえが、草原いちめんにひびきわたります。
草原は丘へとつながって、ぽつんぽつんといくつかの洞窟があり、そばには小川が流れ草原の少し先には森がありました。
その中の洞窟のひとつに、じ-じ- ば-ば- おっとう おっかあ たけに- ゆ-ね- さとの6人の家族が住んでいました。