かみぶろ

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DTMを楽しむ音楽人、神威ユイ(Yui Kamui)のブログです。
楽曲制作や同人イベントへの参加等、聴いた楽曲のレビュー等、音活にまつわる話をつらつら書いてます。

Amebaでブログを始めよう!

毎年この時期恒例の1年間の振り返りです。

 

今年はコロナ禍に翻弄されて思うように活動が出来なかった2020年、2021年の反動か、楽曲制作のモチベーションが年間を通じて高い状態にあり、精力的な活動を行えた1年になりました。

 

主な活動実績

↓↓

■3年ぶりのM3現地参加
■SoundstorM 4thアルバム「Deep Erosion」のリリース
■3年ぶりのセッション参加&メロスピ曲を演奏

■SoundstorM 3.5thアルバム「Rebel Ignis -sol oritur-」のリリース

■ボカロP(?)としての活動をスタートさせる

■ボーマス初参加

 

以下、それぞれイベントの振り返り

↓↓

■M3現地参加

ようやく帰って来られました。

 

2019年秋のM3を最後に現地参加出来ていなかったので、今回こそは何としてでも出たいという気持ちが強くありました。
そしてどうせ出るなら新作アルバムを引っ提げての参戦にしようと思い、約3年ぶりとなるオリジナルアルバムを制作・リリースという形に至りました(アルバムについての詳細は後述)

 

余談ながら開催3週間前に新型コロナウイルスに感染するというアクシデントがありました。幸運にも大した事のない症状で済み、準備自体は滞りなく進められたのが救いでしたが…💦

■SoundstorM 4thアルバム「Deep Erosion」のリリース

 

M3-2022春にて頒布開始。

SoundstorMとしては初の試みである、デジタル(というよりDnB)要素を前面に押し出した作品になりました。

何故ドラムンベース?と思った方も中にはいらっしゃったかも知れませんが、このジャンル自体は昔から(作れるかはさておき)好きな音楽ジャンルだったりするのですよ。

(バンドでは裏方の印象が強いであろうドラムとベースが、楽曲全体を通してリードしていく様にロマンを感じたり(?))

ちょうど楽曲ストックがあった&当初のコンセプトでのアルバム制作が思うように進んでいなかったのもあり、今作は路線変更して少しライトな方向での制作に舵切りした…という背景がありました。


因みにリキッド系ではHigh Contrast、Teebee、Nu:Tone、Logistics、LONDON ELEKTRICITY、

ハード系では主にEatbrainレーベル所属のアーティスト作品が好みです。

ドラムンベースも聴き始めはリキッド系のスタイリッシュな楽曲だったのですが、気が付いたらニューロファンクをはじめ、ダークで凶悪なサウンドにどっぷりハマっている、という…^^;
 

■3年ぶりのセッション参加&メロスピ曲を演奏

ベースを弾きたい欲が昂じたので文字通り、少しだけプレイヤー業に復帰してきました✌

人と出す音と合わせて演奏するという感覚がすっかり鈍っておりましたが、進行が進むにつれて徐々にカンを取り戻して周囲を見渡しながら演奏する余裕も生まれてきました^^;

 

今は楽曲制作を主活動としているのでプレイヤーとしての活動はしておりませんが、また暫く経って演奏欲が沸き上がった時に参戦したいと思います。

 

■SoundstorM 3.5thアルバム「Rebel Ignis -sol oritur-」のリリース

 

M3-2022秋にて頒布開始。

3rdアルバム「Rebel Ignis」のリファイン版。オリジナル版を製作していた時に課題に感じていたボーカル周りを中心に、より聴きやすい作品になるように再構成したものです。
ちょうど一つ前の作品から導入したSynthesizerVと、その歌声に聞き惚れて購入したライブラリ「Solaria」の力なくしてこの作品は生まれなかったと言っても過言ではありません。

 

遊び半分で試しに歌わせてみた所「あ、Solariaはメタルもイケるな」という、至ってシンプルな動機です(笑)

アートワークも今作から趣向を変えて華のあるテイストに(AI技術の恩恵を受けております)

 

 

■ボカロP(?)としての活動をスタートさせる

ニコニコに復帰しました。

ニコ動のサービス開始当初は細々と楽曲投稿していたのですが、ボカロ曲が隆盛を見せる中で当時全く作詞が出来なかった&歌モノが書けなかった身としては参入出来る余地が無く歯がゆい思いをしていた時がありました(初代ミクとルカは当時所有していたがほとんど活用出来ず…泣)

 

時が経って、ある程度自身で作詞をするようになり、それらの楽曲リリースをするようになった時に出会ったのがSynthesizerV。

AIにより生み出されるリアルな歌唱(しかもほとんど無調整にも拘らず)に衝撃を受けて、自曲に取り入れた作品をリリースしたのを皮切りにボカロ界隈への参入に踏み込んだ次第です。

 

ボカコレ2022秋に参戦したのを切っ掛けに、これまでの活動領域では出会えなかったであろう多くのクリエイターの方々とお会い出来、切磋琢磨を含め交流の機会が生まれた事が最大の収穫です。

 

来年は新曲の書き下ろしを含め、自分のペースを守りながらも着実に作品投下していければと考えております。

 

また、クリエイターによる有志の投稿祭イベントにも参加機会を頂き、去る11/27(日)にボカロメタル投稿祭に参加してきました。

企画が浮上した当初から気になっていながらも参加するか否かは静観していたのですが、主催者であるみるくかふぇさんの当イベントに掛ける熱い想いを耳にして参加を決意しました。

 

参加作品「Bloodstained Hand Creeps」

 

私の音楽活動を古くから知る方には聴き覚えのある楽曲かもしれません(?)

 

ボカロメタル界を賑わす事も勿論楽しみの一つでしたが、皆様の投稿作品を聴いて各々のメタル・スタイルを表現している様子は様々な気付きや刺激となりました。

 

■ボーマス初参加

M3以外のリアルイベント参加はコチラが初でした(M3には11年も前から参加しているのに…💧)

存在自体は知っておりましたが、ボカロに関わる活動をしていなかった手前今ほどの関心は持っておらず、サークル参加という選択肢すら考えにありませんでした。

けれども秋のM3でSolariaをボーカルに据えた作品をリリースするのなら、折角だからM3以外のリアルイベントにも目を向けてみようと今回初参加してみました。

来年以降も積極的にサークル参加して行きたいと思いますので、ご来場される機会がありましたら宜しくお願いいたします。

 

 

今年一年お世話になりました。

来年もどうぞ宜しくお願い致します。良いお年をお迎えください!

毎年この時期恒例の1年間の振り返りです。

 

…とはいえ前回のブログ更新が去年の音楽活動まとめの記事でしたので、

今年の音楽活動がどの程度行えていたかは…お察しするレベルです💧

去年に引き続き新型コロナウイルス騒動によって翻弄された1年になり、表立った活動は3月のMusicVketにて新作シングルを1枚出したのみとなりました。

(嬉しい事に秋に参加したMusic Vketでは予想より遥かに多くの方にご購入頂けて、大変励みになりました)

 

■SoundstorM 4th Single「Calamity」

 

 

当初は春のM3に向けてSoundstorMの4thアルバムを制作予定でしたが、制作が思うように進められず難航&当時の新型コロナウイルスの感染拡大状況を鑑みて現地参加を諦める形になり、それからモチベーションがかなり下がってしまい…
それに加えて秋のM3も確実に現地参加出来る見通しが立たない状況だったので、一度完全にお休みするという選択を取ったのですが、これまた不思議なもので。
知り合い・音楽仲間の方々が精力的に作品を出してサークル出展している様子を見ている内に「自分も次こそは…!」という気力が沸々と湧いて来ましたね。
 

…という事で今は晴れて気力回復して制作も捗っていると実感出来るぐらいには調子が上がってきました。まずは来年春のM3に現地参加、そして新作アルバムを出せるように邁進して参りますのでお楽しみにして頂けると幸いです。

 

今年一年お世話になりました。

来年もどうぞ宜しくお願い致しますm(_ _)m

 

毎年この時期恒例の1年間の振り返りです。

 

今年は皆様ご存じの通り、年初めから始まった所謂「コロナ禍」によって翻弄された1年になってしまいました。

世間で起きた事については割愛しますが、世の中が大きく変容した1年になりましたね。
ファンタジーの世界の如く奇妙な事が起こりつつある事を実感しています。

私個人としては一刻も早く三密が許容される世界に戻る事を祈るばかりです。

 

音楽活動の方は、結果的にコロナ禍の影響を物理面でも精神面でもしっかり受けてしまい、春・秋のM3の現地不参加をはじめ、総じて我慢を強いられる1年になりました。
ステージでの演奏を活動の主軸とする事が多いバンド及びプレイヤーとは違い、DTMはその影響度が比較的低い筈なのですが、それを生かしきれたとは十分に言えず全体的に不本意な1年になってしまったというのが正直な心境です。

(今年は音源の公開もほとんど出来ずでしたが、自身の音楽性や心の在り方の見直しが必要な時だった…という面もあります)

 

年の後半には病による人生初の入院&手術をはじめ、私生活での精神的負荷が高くなってしまい制作にエネルギーを割ける状態でなくなっていた…というのも大きいです。

(今は心身共に回復して良い状態になりました)

 

 

とはいえ悪い事ばかりではなく、実りある事も相応にあった年になりました。

 

・Spotify等での楽曲配信開始

・数年ぶりの共作。コロナ禍の中で21人のボーカルの皆様と共に作り上げた楽曲「Love Saves the World」の発表。

 

 

・Music Planzへの約1年半ぶりの復会

・Music Planzの公開セミナー参加において一つの目標にしていた、トップ3入賞の実現&初の1位獲得

・自身の制作スタイルの見直し

 

…という事で先行きは相変わらず予測不能な状態ではありますが、今年1年掛かってしまったブレーキを振りほどいて来年こそエネルギーに満ちた楽曲をお届け出来ればと思います!

 

今年一年お世話になりました。

来年もどうぞ宜しくお願い致しますm(_ _)m


 

 

 

当日前夜の告知になってしまいますが…今回はWebイベントで参加致します!

(場所は赤-027)

 

https://online.m3net.jp/

 

 

 

SoundstorMのブースはコチラになります!

https://online.m3net.jp/circle.php?s=%E8%B5%A4027

 

 

 

今回は旧譜2作品の頒布となります。

 
次回のM3でこそ新作を発表したいと思いますので

しばしお待ちください。。。

↓↓

ベースミュージック&POPS

阿見祐希 1stシングル 「galaxy」 \500

「Galaxy」特設サイト

 

燃焼系メロディックパワーメタル

SoundstorM 3rdアルバム「Rebel Ignis」 \1,000

 

「Rebel Ignis」特設サイト

 

明日はどうぞ宜しくお願い致しますm(_ _)m

 

遡る事10年以上前、当サイトがまだ「DTM作曲コンテスト」と呼ばれていた頃になりますか。

まだ私がDTMを初めて歴の浅い頃に、楽曲投稿と制作者同士の交流の場となった最初のコミュニティでした。

 

当時それまでは自作曲をmuzieや掲示板に淡々とアップするだけの音楽ライフだった所に、

聴いて頂いた方がコメントを残してくださった事に感動を覚えましたね。

 

「自分の書いた曲のこんな所に魅力を感じている、或いは惜しい・残念に感じる所がある」

…という客観的な意見を頂ける場は、制作のモチベーションが上がる&より良い音楽を作れるようになる為に次に何をするか考えられる

格好の環境であると思っていた次第です。

もっとも、単純に同じ趣味の方々に出会えて共通の話が出来るという楽しみもあったのですが(笑)

毎回異なるコンテストのお題に沿った曲を考えて書く…というのもチャレンジングでした。

 

M3に興味を持ったのも、確か当サイトに楽曲投稿されていた方々が参加していたのが切っ掛けでしたか…

それまで自分の楽曲でお金を取る事を全く考えてなかったといえばウソになりますが、

M3に一般参加して、サークル参加された方々の作品を手に取ってみて、

折角楽曲制作をしているなら自身の作品をCDという形に残そうと背中を押された気分になりました。

(今や一度出しただけでは飽き足らず、次回作ではこうしたい、こんな物を作ってみようという欲求が尽きない状態になっています笑)

 

このコミュニティで知り合った方の中には今でも音楽活動を続けていて活動のフィールドを広げていらっしゃる方もおられたり、

時折M3でお会いする方もおりますね^^

 

 

最後になりましたが…

 

 

お世話になりました!

約ひと月半ぶりの更新です。

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響で、日に日に世の中がこれまでになく変容している事を肌で感じていますが、皆様如何お過ごしでしょうか。

 

いち音楽人の立場からすれば、プロアマ問わず音楽イベントも次々と開催自粛を求められる中、制作した音楽を届ける場についても見直しが要るように思えます。

 

不要不急の外出自粛が求められるこのような環境の中、私個人としては以前から実現させようとしていた新しい事に取り組む格好の機会と見て、今回の告知に至りました。

 

そう、

「楽曲配信」始めました。

 

「Nocturnal」「Aesthetic Selection」「Rebel Ignis」「Galaxy」の4作品が、Spotify、Apple Music、Google Play、Amazon Store等の各ストア、サブスクリプションサービスにて視聴可能です。

ご興味ある方は「Yui Kamui」で検索してみてください^^

Spotifyリンク

Google Playリンク

Amazonリンク

 

※審査の関係により一部の楽曲の名称が異なるものがある事をご容赦願います。

 

是非多くの方に拡散の上ご視聴、ダウンロードして頂ける事を願っております。

※ご購入頂ける場合はBOOTHでの購入がお得になっております

 

また、現在秋のM3、或いは翌年春のM3に向けて楽曲を鋭意製作中ですので

その間にこれまでリリースした作品をお楽しみ頂ければと思います!

 

きまぐれ楽曲解説第3弾。今回は「Immortal Will」です。

 

両A面シングル「the Fifth Blue Moon/Immortal Will」及びアルバム「Rebel Ignis」に収録されています。

 

 

↓↓

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【Immortal Will】

Look up at the burning sky
the peak is far away,
I can’t still reach that place
あの場所へはまだ届かない…

心は砕けて 瞳は光を失くし
亡霊のように現世を彷徨って

届かぬまま朽ちて行く運命なのか?
死神に踊らされ 身を委ねて

Was it punished for me who was too arrogant?
There was nothing to fear
My palm couldn’t get anything
(驕りが過ぎた者への罰なのか?
恐れる物は何もなかったのに
俺の掌は何も掴み取れなかった)

喉に掛かった紅い切っ先を振り払って
抗う刻の声

そびえる壁は高く 超える事もままならず
力無い掌は 血を流し地を突いて

荒野に舞い降りた焔の翼
震えた指先を伸ばして

Take my body to ashes
Incinerate my heart’s bothers
as well as past karma
Because they’re no longer necessary
(俺の体を灰にしてくれ
心の迷いも過去の因果も焼き払ってくれ
それらはもはや必要のないものだから)

浄化の炎が生まれ変わらせる
不滅の意志を果たす時まで

Have you experienced death many times so far?
Every time I reborn my body and mind
will be tougher but,the peak is far away,
I can’t still reach that place…
(これまで幾度死を経験してきただろう?
生まれ変わる度に身も心も強靭になって行くが
頂きは遠く、あの場所へはまだ届かない…)

 

たとえ身体が灰に塗れても 
どれだけ心が闇に呑まれたとしても
滅ぼせやしない 絶やす事も叶わない
たった一つの…

Incinerate my heart’s bothers
as well as past karma
Because they’re no longer necessary
(俺の心の迷いも過去の因果も焼き払ってくれ
それらはもはや必要のないものだから)

浄化の炎で今甦れ
不滅の意志を果たす時まで

the Phoenix appears
beside those who have an immortal will
(不死鳥は不滅の意志を持つ者の前に現れる)

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

🄫SoundstorM 

 

…はい、中二心が全開の内容ですが、こういうのがメタルの歌詞だろうと開き直って書いています(笑)

この曲は原曲があって、それをセルフカバーしたものになります。

(その際に、歌詞も自分の言葉で綴り直しています)

原曲については、私の制作活動を比較的古くからご存じの方ならすぐに分かると思います。

この歌詞のテーマは「挫折~再起」。

何度絶望してもその度に立ち直れる、確固たる意志を持った者の心の強さを描いています。

 

制作当時はちょうど自身の音楽活動に閉塞感を感じていたというのもあって、巧拙はともかく個人的には特別な位置づけの楽曲になっていますね…

「このままでは終わりたくない!」という背景も多少なりとも投影されていたりいなかったり…そこは聴き手の想像と解釈にお任せします(苦笑)

 

 

 

先日のRebel Ignisに続いて第2弾は「Hello, Hollow World」です。

シングル「Braver」のc/w曲、及び3rdアルバム収録曲です。

↓↓

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【Hello, Hollow World】

Reality and truth are always merciless
I will be forced to accept whatever it is terrible
(現実と真実はいつも無慈悲で
それがどれだけ凄惨なものだとしても
受け入れる事を強いられる)

Who decided that they were absolutely right?
That's not be right such a world
(それらが絶対的に正しいんだと誰が決めたんだ?
こんな世界が正しい筈はない)


Hello,Hollow, Hello,hollow world
What value is it to accept such a truth?
Hello,Hollow, Hello,hollow world
There are no reasons to keep it important
(こんな真実を受け入れる事に
どんな価値があるというのか?
大事に取っておく理由など何処にもない)

Let's rewrite our history
The world we want is the truth
(歴史を塗り替えよう
我々の望む世界こそが真実だ)

 

I feel like I can create anything now
Because it is a world
where even imagination will come true
(今なら何だって創り出せる気がする
我々の想像が幾らでも叶う世界なのだから)

This can not be understood
by those who don't doubt
if they believe the reality is correct
(現実が正しいと信じて疑わない者には理解出来まい)

Hello,Hollow,Hello,hollow world
It is often said that thoughts become reality
Hello,Hollow,Hello,hollow world
So we continue to draw a utopia today
(思考は現実になると良く言ったものだ
だから我々は今日も理想郷を描き続ける)

 

But why!? People dispise me as lying
I tell the truth, but it is treated as a delusion
Why don't you notice that
the facts have been warped !?
That's not be right such a world
(それなのに何故だ!?人々は私を嘘吐きと蔑む
真実を語っているのに妄言扱いされる
事実が歪められている事に何故気付かない!?
こんな世界が正しい筈はない)

※Repeat

Let's rewrite our history
The world we want is the truth
(歴史を塗り替えよう
我々の望む世界こそが真実だ)

To fulfill our truth
We'll not hesitate to burn the witches
(我々の真実を全うする為なら
魔女達を火炙りにする事も躊躇しない)

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

🄫SoundstorM

 

タイトルはお気付きの方も多いと思いますが、

プログラミング入門でよく使われる一文「Hello, World」をもじっています。

邦訳すると「ようこそ、虚構の世界」といったところでしょうか。

 

この歌詞で登場している人々…端的に言うと病んでしまっています。
現実と妄想の区別が付かなくなっていて、自身の空想・思い描いている世界こそが真実であると思い込んでしまっています。

そんな狂気すら感じる様相に対して、作中では様々な問いと見方を取っています。

 

「虚構の世界に生きる人にとってはそもそも事実など無価値である」

「無慈悲な現実を真っ向から受け止められない時、
人は事実を歪める事で心の救済を図るのかもしれない」

「現実を受け入れない事は本当に悪といえるのか?」

「人は物事を自身の見たいように(=都合の良い様に)捉えがちな生き物である」

 

…と書き連ねておりますが、これはあくまで製作者サイドの思惑にすぎないので、

この詞についても視聴した方々が感じたように解釈して頂くのが良いと思っております。

 

 

因みにアルバムでは3曲目に配置していますが、前曲「Glacial Screams」が戦いの果てに荒廃した世界観を謳っているので、その流れを汲んでのものとなっています^^

さて、このコーナーは過去に何度か書いていた自作品の楽曲解説シリーズの歌詞編にあたります。

一昨年辺りから成り行きで自身で詞を書くようになったのですが、何作か書いていく内に、それなりに拘りの部分や言葉を通して自分なりに描きたい世界というものが広がって行くような感覚になります。

 

こちらは作曲以上にまだまだ経験値も低くノウハウも大して持ち合わせていない段階ですが、楽曲同様に人の心に少しでも刺さるような歌詞も書けるように目指していければ…と思っております。

 

という事で第1弾はタイトルの通り、3rdアルバムのタイトルトラックです。

↓↓

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【Rebel Ignis】
Rebel ignis Alea jacta est
Revolution vel mors? Cras redire

(反乱の火 賽は投げられた

革命か死か 明日を取り戻せ)


視界は寒空を仰ぎ 灯火がただ恋しくて
届かない窓の向こうには 赤らめた顔と歓びの声

路端に蔓延るのは 絡み合う重石と鎖に繋がれても

真っ当に生きる事をただ願う者

持たざる者は生きる事すら許されぬ
Miseram servitutem falso pacem vocatis
Vivere est militare

(惨めな隷属状態をあなたがたは誤って平和と称している

生きる事は戦う事だ)

積み上げられた穏やかな日々が
無情に壊されていくのなら
もう一度この手で取り戻してみせよう
天に掲げる Rebel Ignis

Rebel ignis Alea jacta est
Nolite sinere arrogans

(反乱の火 賽は投げられた

驕れる者を許すな)

色付く壁の向こうで 享楽に溺れるのは
彼らから奪い取り 欺き高笑う支配者

誓いの旗を折れぬ様に握り締めて
Nam amicus, Nam quos amo
Fac, quod rectum est, dic, quod verum est

(友の為、愛する者の為

正しい事を為せ、真の事を言え)

儚き命の灯火が無情に吹き消されていくのなら
もう一度この手で取り戻してみせよう

Ignis aurum probat; miseria fortes viros.
Sit difficile; experiar tamen

Adversa virtute repello

(火は黄金を証明する 悲惨な出来事は真の勇者を証明する
それが困難であるとても、それでも私は試みよう
逆境を勇気によって跳ね返す)

もう一度この身で 輝かせてみせよう
暗天を照らす Ignis vitae

Rebel ignis Alea jacta est
Dantis vindictam crudelis

(反乱の火 賽は投げられた

心無き者に罰を与えよ)

持たざる者の運命がひび割れて行く

Fortuna vitrea est; tum cum splendet frangitur.
Vivere est militare
(運命はガラスで出来ている。輝くときに砕け散る
生きる事は戦う事だ)

積み上げられた穏やかな日々が
虚構で固められていくのなら
もう一度この手で 取り戻してみせよう

Ignis aurum probat; miseria fortes viros.
Sit difficile; experiar tamen
Per aspera ad astra

(火は黄金を証明する 悲惨な出来事は真の勇者を証明する
それが困難であるとても、それでも私は試みよう

困難を乗り越えて星のように輝く)

この身を焦がして 宵の終わりを願おう
天に掲げる Rebel Ignis

Rebel ignis Alea jacta est

Mens invicta manet Cras redire

Tandem tandem justitia obtinet

(反乱の火 賽は投げられた
精神は不滅である 明日を取り戻せ
最後の最後には正義が支配する)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

🄫SoundstorM

 

 

この曲の詞については同作品中で最も力が入ったと同時に、最もアクのある重い内容になりました…(苦笑)

随所で現れる外国語詞はラテン語で、一部はその格言を引用しています。

 

タイトルが先に決まっていたのと、アルバム上で一つ前に流れる曲が「勇気ある者、勇者とはどのような者か?」という事をテーマにした「Braver」であった、というのもあり、そちらの世界観を引き継いだものにしよう、という思惑もありました。

 

ご覧頂いている皆様に想像の余地を残したいので内容についてあまり詳しく語るつもりはありませんが、世界の何処かで起きている物事と過去の史実をモチーフに世界観を構築しています。

その世界観を一言で表すと「怒り」、そして「戦い」です。人が人として真っ当に生きる為の…

 

まもなく開催まで10日余りとなりましたが…改めてこちらでも告知させて頂きます。

今回もSoundstorM名義でサークル参加予定となっております。

※場所は第二展示場1F お-09aです!

 

なお、今回は旧作のみの頒布となります。新作は秋のM3に向けて鋭意製作中でのすで

しばしお待ちください。。。

↓↓

ベースミュージック&POPS

阿見祐希 1stシングル 「galaxy」 \500

「Galaxy」特設サイト

 

燃焼系メロディックパワーメタル

SoundstorM 3rdアルバム「Rebel Ignis」 \1,000

 

「Rebel Ignis」特設サイト

 

 

「悲哀」をテーマにした室内音楽風インスト

SoundstorM 「Nocturnal」 \200

 

「Nocturnal」特設サイト

 

当日会場で皆様とお会い出来る事を楽しみにしております!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…と言いたいところですが、昨今世間を騒がせているコロナウイルスの感染拡大問題、及び大事を取っての各種イベントの開催取りやめが相次いでいる状況についてはやはり無視出来ないものがあります。

既に今回M3の参加を見送ったサークルの方もかなり多くいらっしゃるようで、首都圏でも日に日に感染拡大と発症者増加の一途をたどる中で本当にいつも通りに参加して良いのか?という疑問が日に日に増していっています。

 

SoundstorMとしては、現在出欠については様子を伺っている所です。

具体的には開催3日前まで様子を見て、2/28(金)夜を目途に最終的に出席するか否かを決定したいと思いますので、皆様ご理解の程を何卒宜しくお願い致します。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

以下、追記です。

↓↓

感染リスクを踏まえて参加検討を重ねた結果、誠に不本意ではありますが春のM3を欠席する事に致しました。

当日お会い出来る事を期待されていた方々には、それに応えられない形となってしまい申し訳ございません。

今回欠席する分、秋のM3では新作を引っ提げてサークル参加したいと考えておりますので、今後とも何卒宜しくお願い致します。

 

また、M3準備会事務局の皆様のご配慮、大変ありがたく思います。

参加される皆様は感染予防を行った上でイベントをお楽しみ頂ける事を願っております。