きまぐれ楽曲歌詞解説 ~Immortal Will~ | かみぶろ

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DTMを楽しむ音楽人、神威ユイ(Yui Kamui)のブログです。
楽曲制作や同人イベントへの参加等、聴いた楽曲のレビュー等、音活にまつわる話をつらつら書いてます。

きまぐれ楽曲解説第3弾。今回は「Immortal Will」です。

 

両A面シングル「the Fifth Blue Moon/Immortal Will」及びアルバム「Rebel Ignis」に収録されています。

 

 

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【Immortal Will】

Look up at the burning sky
the peak is far away,
I can’t still reach that place
あの場所へはまだ届かない…

心は砕けて 瞳は光を失くし
亡霊のように現世を彷徨って

届かぬまま朽ちて行く運命なのか?
死神に踊らされ 身を委ねて

Was it punished for me who was too arrogant?
There was nothing to fear
My palm couldn’t get anything
(驕りが過ぎた者への罰なのか?
恐れる物は何もなかったのに
俺の掌は何も掴み取れなかった)

喉に掛かった紅い切っ先を振り払って
抗う刻の声

そびえる壁は高く 超える事もままならず
力無い掌は 血を流し地を突いて

荒野に舞い降りた焔の翼
震えた指先を伸ばして

Take my body to ashes
Incinerate my heart’s bothers
as well as past karma
Because they’re no longer necessary
(俺の体を灰にしてくれ
心の迷いも過去の因果も焼き払ってくれ
それらはもはや必要のないものだから)

浄化の炎が生まれ変わらせる
不滅の意志を果たす時まで

Have you experienced death many times so far?
Every time I reborn my body and mind
will be tougher but,the peak is far away,
I can’t still reach that place…
(これまで幾度死を経験してきただろう?
生まれ変わる度に身も心も強靭になって行くが
頂きは遠く、あの場所へはまだ届かない…)

 

たとえ身体が灰に塗れても 
どれだけ心が闇に呑まれたとしても
滅ぼせやしない 絶やす事も叶わない
たった一つの…

Incinerate my heart’s bothers
as well as past karma
Because they’re no longer necessary
(俺の心の迷いも過去の因果も焼き払ってくれ
それらはもはや必要のないものだから)

浄化の炎で今甦れ
不滅の意志を果たす時まで

the Phoenix appears
beside those who have an immortal will
(不死鳥は不滅の意志を持つ者の前に現れる)

 

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🄫SoundstorM 

 

…はい、中二心が全開の内容ですが、こういうのがメタルの歌詞だろうと開き直って書いています(笑)

この曲は原曲があって、それをセルフカバーしたものになります。

(その際に、歌詞も自分の言葉で綴り直しています)

原曲については、私の制作活動を比較的古くからご存じの方ならすぐに分かると思います。

この歌詞のテーマは「挫折~再起」。

何度絶望してもその度に立ち直れる、確固たる意志を持った者の心の強さを描いています。

 

制作当時はちょうど自身の音楽活動に閉塞感を感じていたというのもあって、巧拙はともかく個人的には特別な位置づけの楽曲になっていますね…

「このままでは終わりたくない!」という背景も多少なりとも投影されていたりいなかったり…そこは聴き手の想像と解釈にお任せします(苦笑)