初めてT2 SDEのインストールを試みたのは2021年1月でした。記事は「[PS3] T2 SDE Linuxのインストールについて」を書きました。
この時はインストールの初めのsecond stageのインストールのやり方がわからず、放置したままでした。
「T2 SDE」も新しくなっていて、21.5はインストールできました。
要領がわかった感じだったので、改めてT2 SDE 20.10のインストールをやってみました。STONEインストーラ(?)の作りもほぼ同じだったので、初期パッケージのインストールまではできました。
ところが、ブートローダのインストールでつまづきました。というのは、21.4、21.5ではkbootのインストールメニューがあったのですが、T2 SDE 20.10では、grub2のインストールメニューしかありませんでした。
案の定、インストーラを抜けて、再起動しようとしても「t2sde」の起動メニューはpetitbooには見つかりませんでした。
grub2のインストールのために、ファイル形式をvfatにすれば良いのか、grub2の設定詳細を操作することで起動できるようになるのか、まだわかりません。
とりあえず、T2 SDE は21.5なら使えそうなことがわかってきたので、古いバージョンは、ひとまず放置することにしました。
何か情報があれば、また試みるかもしれません。
#追記(2022/08/13)
meibiさんからコメントで「(2022年)7月17日の記事を参考にしてみて下さい」と助言を頂いたので、(多分)同じ方法で/etc/kboot.confを作成しました。
T2 SDE 20.10ではSTONEで(半自動で)設定できるのは、上記に書いたgrub2ブートローダだけだったのですが、手動で/etc/kboot5.confを適切に作成すれば、petitbootから起動できるのがわかりました。今回の場合は既にインストールが完了し、起動できるT2 SDE(21.5)があったのでl、この中から/etc/kboot.confをコピーして動かしたいバージョンのUSBメモリの「/boot」ディレクトリを参照してファイル名を確認して/etc/kboot.confを修正しました。
試しに「startx」でX-Windowを起動してみたのですが、画面が乱れて使えませんでした。これについてはまた別途設定する必要があることがわかりました。