T2 SDEに限ったコマンドでは無い様なのですが、「svn」コマンドを調べてみました。そもそもは2021年1月の「[PS3] T2 SDE Linuxのインストールについて」という記事に追記したmeibiさんの記事からの転載したものがきっかけです。
# svn co http://svn.exactcode.de/t2/trunk t2-trunk
または
# svn co http://svn.exactcode.de/t2/branches/8.0/ t2-stable
というコマンドが紹介されていたのですが、この時には詳しく調べていませんでした。
T2 SDE(21.4および21.5)がインストールできたものの、使い方がよくわからないままなので、過去記事に戻って動作を把握しようというのが目的です。
ネットで検索してみると、svnコマンドはバージョン管理のコマンドの様です。
(参考記事:「今更聞けないSubversionの使い方」)
参考記事からコマンドの機能を引用すると、「SVNでは、ソースの各バージョンを保持している「リポジトリ」から、そのときの最新版(とは限らないが大抵の場合はそう)のコピーを自分のローカルのストレージに持ってきて、ソース管理をしていく。この”そのときの最新版(とは限らないが大抵の場合はそう)のコピー”のことを「ワーキングコピー」という。」と書いてありました。
上記のコマンドで言えば、「http://svn.exactcode.de/t2/trunk」や「http://svn.exactcode.de/t2/branches/8.0/」がリポジトリで、「t2-trunk」や「t2-stable」がワーキングコピーの場所ということになるのだと思います。
これも参考記事からの引用ですが、「リポジトリから、自分のローカルストレージにワーキングコピーを作ることを「チェックアウト」するという。」ということで「co」がこのチェックアウトのコマンドにあたる様です。
ここまでわかったところで、実際にT2 SDEのワーキングコピーを作ってみたのですが、残念ながらチェックアウトの途中でエラーが出て、安定版ブランチ(t2-stable) を完全に作ることには失敗しました。
(写真はエラーの表示)
開発スナップショットについても、類似のエラーが出てしまい正常終了できませんでした。
svnコマンドのエラー終了の詳細は未調査です。
#追記(2022/08/09)
「svn のサブコマンド」を参照して一度入手したリポジトリのコピーを削除しようとしたのですが、うまく全部を削除することができなかったので、一旦システムのインストールからやり直すことにしてUSBメモリを作り直しました。
ですが、svnコマンドのエラーは変わりませんでした。
meibiさんのアドバイス(コメント参照)に従って、エラーが出たところでpを入力しましたが、結果は変わらずエラー終了となりました。
ただ、入手したリポジトリのコピーのlistを見ると「scripts」の中には実行形式のスクリプト(緑色の項目)が入手できていました。使い方は詳しくわかりませんが、これらを利用することはできそうです。