最近、触っているPS3 T2 SDE Linuxですが、資料がほぼ英文(英語)しかなく、インストールした環境もどうも機能がよくわかりません。
そこで検討しているのがX-Windowなどのプログラミングです。
ですが、GUIとしてのX-Windowも直接触るようなプログラミングがLinuxでも「ウインドウマネージャ(Window Manager)」が発展する前にあったものなので、最近はあまり機会が無い気がします。
そこで、X Windowのプログラミングサンプルをネットで探して、とりあえずMacで試してみることにしました。
今回試したのは「X Window SystemのHello World」というもので、ソースコードは全てここに載っていますし、ビルドコマンドも載っていました。これで動作確認できれば、参考のプログラムとして使えるのではないかと考えました。
ビルドコマンドは「実行例1」のところに書いてあります。
ソースコードはコメントをC言語のコメントアウトに修正してコンパイルエラーが出ない様にしました。他には特に変更しなくてもビルドできました。
ビルドしてできたコマンドをダブルクリックすると、ターミナルが起動してウィンドウが1つ出来上がりました。
Macでの実行結果は
という感じです。
Windowを生成し、お決まりの「Hello,World」を表示させます。
次は、このプログラムがビルドできるかどうかをPS3 のT2 SDEで試してみたいと思っています。
#追記(2022/08/10)
試したプログラムでWindowを出すためには、Macの場合はXQuartzをインストールして実行しておく必要がありそうです。