私が20代の時
もし自由に使えるお金10万円あったなら
それを握りしめて東急ハンズで好きなもの買いまくりたい!
というささやかな願望があった🥹💓
今から遡ること38年前
東京に出てきたのが1986〜1987
バブルな時代なので、
立ち仕事や接客業などアルバイトには困らず
掛け持ちして働きまくっていた私
東京での生活費の他に
お金を何に使っていたのか?
思い出してみる
女子ってさ、
何かとお金かかるんだよね…
服や靴以外にも下着に化粧品、生理用品
お金かけてると自覚してたのは
下着と寝具
人に見せるもんじゃないけど肌に心地よいものは満足度が高いので
それは私のささやかな贅沢で
高校生の時、大塚家具で一目惚れした
西川の羽毛布団13万!を
毎月4500円のローン払いで購入したのをきっかけに
スモールフェザーの柔らかくて軽くて暖かい羽毛布団は、
睡眠時に悪夢ばかり見る苦しみを和らげてくれた!
プチバトーの柔らかいコットンのキャミソールやTシャツ、胸をキレイに包んでくれるデヴェのブラジャー
片側が生成色のコットンで
もう片側が茶色いウールで葡萄柄ステッチの
とても気持ちよい毛布は
ピーコックストアで6千円位で買った
LLビーンのカタログで直輸入した
明るいプラム色のウール100%毛布と
同色のネルのシーツも長く使っていた
あとは靴が好きで、仕事帰りに靴屋に寄るのも楽しみで
中でも特にお気に入りは
まっ黄色のフラットなパンプス
5000円くらいだったけど、革製のシンプルなそれを紺色のショートパンツに合わせて
足元がアヒルみたいだなぁ〜って🥰
履かなくなったサンダルやパンプスは全て明治公園のフリマで売った
ホントは引きこもって1人遊びが大好きなのに
友人知人や恋人、会社の集まりなど
何かと人付き合い多かったので交際費は
なかなか削れない…
思い返してみると、申し訳ないんだけど友人の結婚式の招待を4件くらい断っている
だって2ヶ月のうち結婚式3回も出たら生活できない…
専門学校卒業して勤め始めた頃は家賃3万円のとこに住んでた
なので職場や学校での付き合い程度の友人から招待されても式は出ないことにしてごめん行けないって断っていた
結婚式行かなかったけどその友人らとは今だに仲良くしてる
ちなみにその後、全員離婚したり別居…
もし再婚するような事があれば今度は喜んで出席するよ
あと削れるとこは食費と美容代
髪の毛は基本ロングにしてて美容院へは行かない
セルフでカットもしくは器用な友達が多かったので自宅でカット
全くグルメじゃないし
自炊とお弁当習慣はついていたので
自ら外食やカフェめぐりや美食旅はしない
で、
自分の好きな事にお金を使う、
今でいう、推し活って私は何だったのか?
毎月、お金入ると真っ先に行くのは
タワレコ、バージン、HMV
CDを買うのが楽しみなのと、
前にも書いたけど、手芸キラーだったので
ユザワヤ、キンカ堂と、トーア、オカダヤ
あと日曜大工得意なのでホームセンター
…は、都内だと大きな所がないので
で、ハンズ!
最初は渋谷のハンズ
狭いのにぎっしり感〜
池袋で仕事してた時はサンシャインのハンズ
それから新宿にもハンズができて
新宿に行く用事がある時は
今日は買えないけど見るだけでも行く!ほどに
ハンズが大好き😘だったのだ
特にDIYのフロアは一日中いても飽きない
ハンズは、文房具フロアも楽しいし
キッチン周りやバス周りの生活用品も
イオンや西友やヨーカドーなどの
スーパーには置いてない、
シンプルで使いよいのを探せる
無印良品も買うけど、
ハンズの方がセレクト感があって楽しかった
バイヤーの気概とセンスが感じられるのだ…
照明器具フロアも大好きで
自分でソケットと好きな電球あれこれ買って
部屋の照明を作るの楽しくて
夜、音楽聞く時に青いレフライトみたいなの
つけたり、
赤やピンクの照明つけて、一眼レフカメラで
美形の友人をモデルに撮影するのマイブーム
オーディオラックも、ハンズで購入
ラップの芯みたいな紙管をスプレーペイントして
それをジョイントして組み立てる棚
あ、アンプとスピーカーにはお金をかけた!
ハンズじゃなく専門店で買ったけど
あと例えば布団カバーとか、
洗濯物干すやつとかもハンズで探して気に入ったのを買った
なんでも価格は少し高いんだけど、
見た目よくて使いやすくて長持ちするものが手に入る
それが私にとってはハンズだったのだ
長年使ってる基礎化粧品も、
最初はハンズの棚で見つけて購入したもの
私にはそれがすごく良かったので
以来、直接メーカーからおまとめ購入し25年以上
で、結局
10万円握りしめてハンズで爆買い!の夢は
未だ果たせていないんだけど
出産と同時に事業所を立ち上げるときに
セロテープのカッターが欲しくて
あちこち探して、銀座や丸の内、
オフィスデポとかアスクルとかのも見たけど
結局気に入ったのはやっぱりハンズにあった!
しかも棚の下の方で、箱が埃かぶってたけど…
買ったのは、
普通のセロテープと柄物セロテープの2本がセットできる、鉄に吹付塗装でちゃんとしっかり本体が重い、金属の刃がついてる理想的なテープカッター
今でももちろん使ってる
専門学校の後輩のMちゃんが
その頃私の近所に引越してきたんだけど
そしたらMちゃんが東急ハンズに就職して
そこで知り合った人と結婚し
夫婦仲良く長年勤めてるから、
働きやすい職場なんだろうなーと思う
私が知人の結婚式のカメラマンとして
ハワイに行く時
税関でミニ十徳ナイフ没収されてしょぼくれた事をMちゃんに話したら
私の誕生日に、同じナイフの新バージョンをプレゼントしてくれてびっくり
当時、Mちゃんはナイフとかジッポライターとかの売り場にいたらしい
社販で買ってくれたのかな、凄く嬉しかった
ハサミがシャキッと出てくるヤツで
今でも大切にしているよ![ニヤニヤ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/037.png)
今は、ニトリやイケアもあるし
ネットで何でも買えるけど
年に3回はぷーことハンズに行く
何でも好きに買えるようになった57歳の今は
昔のように、
欲しいけど買えない
切なくもどかしい気持ちを抱えて帰ることはない
それどころか物欲が消滅してる自分に気づいて
なんかやっぱり歳くったなーと寂しく思う
あの頃、働けど働けど、私の夢って何だろう
何がしたいんか
将来どうしたいんだろうって
何も具体的に考えずにいたけど
車とかバイクとかCDとか服とか、
気に入った何かを手に入れたくて
免許とりたいとか海外行きたいとかライブ行きたいとか、
何かをやってみたいから
いろんな可能性があるから
だから一生懸命働くっていう構図だった
まあそれが若さってことだな
別段生活に困ってるわけじゃないのに
なぜかめちゃケチケチな性分のぷーこ
お財布のヒモがしっかりしてるのはとてもいい事だけど
若い時は好きな事にパッとお金使った方がいいよ
いつかいつかと憧れていても
あっという間に歳とっちゃって
あれ?てなるんだからさ…
近くに来てこんなポーズするまでになったけど
まだ触れないマミたん