こんばんは🌆
ご訪問ありがとうございます😊
今日は俳優さん向けの記事になりました。
ちょっと思いついたので書いてみました!
写真はイメージです^ ^
現在、あるモノローグに取り組んでいる女優さんから質問が来ました!
NEED、ペルソナ、トラジックフローをどうやって役作りに役立てるのか?
良い質問だと思ったので、シェアしたいと思います。
Q:
質問です!
NEED、ペルソナ、トラジックフローを持ちながらどう目的に進んでいくのか。
そもそも目的はやはりNEED に因んだものになるのでしょうか?
だけど行動としてトラジックフロー的なことをしているという解釈なのでしょうか?
色々考えてみたのですが、、
NEEDを叶えたいのにどうしても行動や仮面(ペルソナ)が邪魔する。
だから葛藤になるのか…
自分のニードと役のニードをどう擦り合わせていくのか気になりました!
A:
質問ありがとうございます。
目的は必ずNEEDと関わるものになります。
それを隠すペルソナがあって、自己葛藤の中でガス抜きをしようとする行動の連続からトラジックフローが生まれていきます。
NEEDに気づかないうちは、自分で考えている目的自体、真の目的でない可能性もあるかも知れないですね。
自分のNEEDと役のNEEDの擦り合わせは、プライベートモーメントをそれぞれでやるしかないと思います。
NEEDの言葉だけでも、影響はあるけど、本当に役のNEEDを体感するのが一番だと思ってます。
Q:
なるほどなるほど!
役自身が自分のNEEDに気づいていないけど漏れ出てることはありますよね?
でもそれを封じるこめるためにトラジックフローが強まったりするのかしら…
面白いですね!
A:
面白いでしょう?
NEEDが強ければ、それに対するペルソナも強くなり、葛藤が強くなっていく...
そして、トラジックフローは過酷になるというのがドラマの構造です。
本当に良い本はこれがしっかり書かれていますね。
Q:
今、ある作品のモノローグをするために
色々考えてますが面白い…
本当にどんどんペルソナとトラジックフローが強くなっています。
でもやはり目的が難しい…
A:
目的は、そのシーンで何を達成しようとしているか?
その積み重ねだね。
基本に還ってみよう。
Q:
達成しようとしていることはNEEDから来るものですかね?
それともNEEDの自覚がなかったら全く違う目的を選んでることもあるってことですよね?
A:
ドラマの中の人物は、おそらくNEEDの自覚がない場合が多いです。無意識に操られている状態です。
自分の内側での葛藤、あるいは外部との葛藤の中で、状況は益々困難になり、クライマックスを迎えます。
このクライマックスにおいて、気づきがあって、選択をすることで物語が進行します。
それがドラマにおけるクライマックスの役割です。
このクライマックスにおける選択によって、どんなエンディングを迎えるか?が変わってきます。
自分が本当に求めているものに気づき、自分自身を受け入れるて、抵抗を止めることができれば、人生の方向が変わりハッピーエンド、あるいは成長の方向へと向かいます。
もちろん、逆の選択ということもあります。
以上のことから、質問に答えますと、その人物は意識の上では全く違う目的を選んでいる可能性もあります。
ただ、最終的にNEEDをつかんでみると、すべての目的と選択は納得いくものになります。
Q:
そうですよね。
真逆を選んでいる可能性もありますよね…
読み込みが大変ですね。
A:
人間って複雑で、でも単純でもあります。
根本『NEED』をつかめると色々と繋がってきます!