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自らの文章のアーカイブと考えている

カロリー論者の陥穽

 カロリーは食餌が摂取できているかの目安であって、それ自体データ数値として価値がない。

 カロリーは燃焼箱の熱量であり、例えばアルコールは熱量が高いがアルコールだけ摂取していれば体重が増えるかというと違う。

 よって、何カロリー摂取したから何カロリー消費すべきという論理もナンセンス。運動熱量など簡単に換算できるものではないからだ。

 また肉体労働等で体重が減少することはよく知られている。
 これはダイエットとは言わない。

 なぜならダイエットというのは、自分の意思で計画的に体重を減少させることだからだ。

 よって運動によるダイエットも全く視野にいれないし、非現実的だ。
五月大歌舞伎は団菊祭 2008年05月03日



先月も同様だが、辛抱ができなくなったのか初日に行く慣わしになってしまったようだ。五月は団菊祭。昼は幡随院長兵衛で夜は白波。

 夜の部に行くが折からの驟雨で大混雑。よせばいいのに幕見に並んでいる人に知っている人がいるか見に行った時に雨になり、幕見に並んでいる人と、入れずに外で待っていて雨よけにあわてて入ってきたきた人と、はねて出てきた人で立錐の余地もないという波乱の初日。

 白波は花道が見えないと意味無いと花道から3番目の席を奮発するものの、それは同行者に回し、3階の前から3番目東端に座るも、花道の見え方は幕見と同じ。幕見と違うのは「山門」で上が見えるところ。

 花見の場で、田之助(柵)がセリフを噛み、つられて左団次(力丸)も噛んでしまい、観客が吹き出すというわきあいあいの初日風景。殺陣もスムーズさがないところがあり、不安を感じさせるところがスリルか。

 しかしなんといっても通しの白波。だんまり、つらね、と見所満載。
 五人の中では左団次がよかった。他に梅枝(千寿姫)が出色。始めて「梅枝」という名前を意識した。青砥の富十郎に期待したのだが…

 いつも幕見だから食べられない「あずきアイス」を食べ、あっという間の四時間。

 踊りは三升猿曲舞(「しかくばしらさるのくせまい」と読むという)。やっぱり踊りは分からない。長唄はよかったけど。

 今月は新橋でも歌舞伎で、吉右衛門、福助、染五郎、錦之助で通しの四谷怪談。6月7月の歌舞伎座の演目が(わたしにとっては)少し寂しいので、こちらも必見。 

追伸2014.6.12
 ああ、この時に梅枝を見初めたんだ…
風 2008年04月11日

小沢昭一は「シャボン玉の歌」を歌うとき、「風風吹くな」のところで拳に力を込めると言う。
 それは、悲惨な戦争を忘れないため、そして戦争に向かう「風」が「また」吹くことのないように、という願いを込めてである。

 私にはそのシャボン玉は「言論」に見える。

 ある都立高校の教師が、来賓として招かれた前任校の卒業式で「色々な強制のもとであっても、自分で判断し、行動できる力を磨いてほしい」と発言した。
 その発言が東京都教育委員会から「指導対象」になり、精神的苦痛を受けたとして損害賠償請求裁判で、東京地裁は賠償を認めなかった。

 その判決文で「色々な強制」という言葉について「生徒に国旗・国歌に対し個々の判断に委ねられる旨を述べるものではないかとの疑義が生じる」と、またまた想像をたくましくした事を書いた。

 その判決は言論を抑圧する効果があるだろう。シャボン玉を壊していくだろう。

 横浜事件の上告審判決文のように「(被告が求めていない刑事補償について述べるといった)余計なことを書く」ことや、恵庭冤罪事件のように「可能性」だけで有罪にしたり、新潮45名誉毀損事件のように「将来増刷する可能性は低く」と勝手な想像をすることが流行っていて、それは裁判所の劣化を物語っている。

 最近出版された「最高裁が法を犯している!」(井上薫著 洋泉社新書)にはもっとすごいことが書かれている。