この間入ったばかりのジムはサウナとジャクジーは男女別々である。 同僚の男性によると、サウナでは裸で入るとか。 女性のメンバーに訊くと水着を着てはいるという。 お昼休みには誰もいないので、今日はタオルをまいたままで入った。 私一人で気持ち良いー。 メガネが熱いなるのはわかっているけど、はずすわけにはいかないのでさわらないようにし、ちゃんと腕時計は前もってはずし、髪はクリップで留めて、用意万端整っている。 これでヨガのポーズをして、と思っていると、何か肩の辺りでちくちくと熱い。 なんだろうと思うと、長い金のイアリングが熱せられてあたっているのがアツイのだ。 アチチアチチといいながらあわててイヤリングをはずす。

10分もたつと汗が顔から滴り落ちてくる。 これが快感になる日が来るのか。 まだまだ修行が足りない。
昔から汗をかくのは嫌いである。 運動をして汗をかいて気持ちが良いというより、しんどいと思うほうがさき。 高血圧気味なので、運動をしなさいといわれ、たべたいものをそのまま食べていれば際限なく太っていくのはわかりきっているので、これはいやでも体を動かさないと。 とはいっても、外に出て日に当たるのはいや。 ジョギングなんてもってのほか。 もともとの無精者、強い意志の力でジムまで行って機械に乗っての30分は長い。 

ツレアイに言わせれば、汗をかいた後はすっきりして気持ちが良いし、不純物を排泄しなくてどうする、体の中にどんどんたまっていくだろうという。 わるーいものがオリのように体にたまっていって脂肪と結合しているイメージ。 われながらこわー。 

何にもしなくてもドライサウナの中では汗をかくことに気づき、近頃はもっぱらこれ。 悪いものどんどん出て行けーと念じながら座っている。  家に帰ったらまず、冷たいビールとか思っているから体重減量には役に立ってない。
20年30年たって同じ本を読んだり映画を見たりすると、共感する人がぜんぜん違っていたり、前とは違う視点を見つけたりして、びっくりすることがある。 若い時には何にもわかってなかったんだなあというのが共通項の感慨。 たとえば、サウンドオブミュージック、 小学校の4年生のときに見て、その当時医学生だった叔父に頼んで英語の歌にひらがなのルビを振ってもらって丸暗記した。 今はマリアの純粋さなどハナにつくだけ、あの男爵夫人の悲しみに共感、子供の扱いの下手なところ、かわいいと思ってしまう。 

たとえば、映画 ”卒業” はじめてみたのは高校のころか、サイモンとガーファンクルの歌に魅せられて、これまた一生懸命歌詞を覚えた。エンドシーンのバスの中、ダスティンホフマンとキャサリンロスの笑顔で終わる。 今になってみれば、この関係3年と持たないというのは歴然である。 Mrs.ロビンソンと関係しておいて、それでその娘と結婚したいだなんて、問題山積みだよな。 今ではアンバンクロフトの演ずるところの母親の不満に痛みに感情移入。 そもそも10歳と違わないのに何でガールフレンドの母親役なわけ?

25年ぶりに見た”The Way We Were” ロバートレッドフォードのかっこいいこと。 バーで居眠りをしている時のドレスホワイト(海軍の制服)あれに参らない女の人はいないだろう。 バーバラストライサンドのやるせない思い、一生懸命さが次第に相手には負担になるところ、よくわかる。 不滅の名作に変わりはない。 昔はどうして2人が分かれてしまったかよくわからなくて歯がゆかったけど、今はよくわかる。 最後の再会シーンでは相変わらず泣いてしまう。 



クマゴローの相手は大学時代の同級生で今は同じ町で仕事をしている人、まだ学校にいっているクマゴローと違って収入もあるしかなりサポートしているよう。 週末には互いに料理を作りあっているらしい。 6月の末彼女の祖父母の結婚50年記念のパーティーには一緒に行くんだそうだ。 そこで彼女の家族みんなに紹介されるのだろう。 サイノスケのガールフレンドは英文学専攻、ロースクールに行くつもりの大学一年の同級生。 やたらと小柄で私より背が低い。でもトラックを運転してわが息子(車なし)を迎えに着てくれる。 リュウザエモンは今のところ特定の人はいないが、ま、幅広く遊んでいるというべきか。

かわいい姑になりたいのだが、どっちかというと意地悪ばあさんになる方が自然だと、自分でも思うし、みんなそう予想している様子。それならそうと実現してやりましょう。 華岡青洲の妻より、母のほうに共感しがちな今日この頃。


好きなことをしてお金がもらえて生活できたらそれが理想だろう。 私の場合そんなに無理をしているとは思わないし、毎朝仕事に行くのが苦痛でもない。 他に何が出来るって言うの(はっきりいって)。 でも他の人で今している仕事にはなんとなく違和感があって一生の天職ではないと思っている人は多いかも。 だからといってハイそれでは転職といかないのは現実。 家族を養わなくてはなるならない義務や期待される生活の必要性に縛られている。  

ツレアイは長い間、弁護士と司書の資格もあり、ロースクールの図書館で働いてきてもう20年。 でもこれが一生やりたい仕事だとは思えないとか。 一家の大黒柱でしょう、そういうこと言ってもらっても困るんだけど。 まあそういっても、やりたいことをやらせてあげたいのは山々。 子供たちも何とか自立できそうだし、といってもリュウザエモンはまだ高校生。 私に収入がないわけではないし、私が一家の収入源になることも可能といえば可能、家計簿を切り詰めればね。

というわけで、ツレアイのキャリアの180度転換が起こりそうです。 もう私の年代ではらくらく引退している人もいるというのに、私の苦労は続くのね。
ドリームジョブといえば、一度やってみたいのがモデル、秋の新作オートクチュールとか言うやつである。 スーパーモデルに混ざって歩いてみたーい。 背中を伸ばしてああいうかっこいい歩き方で端まで行って、カメラのカシャカシャいう音の中、ターンを決めてポーズ。 外野の皆さんからの嘲笑が聞こえますが、言われなくてもチビ、デブ、ブスの3重苦の私にはとても無理とわかっているモンネ。 

夢とわかっているなら、本当にしてみたいのがラウンジシンガー、ブルースやジャズをバンドを後ろに控えて歌う。 気分はビリーホリデイか、Kim Basinger (映画 Marrying Manの彼女かっこよかった。 この映画は彼女と今離婚裁判中のAlec Baldwin が初めて共演した作品)。 CDのサウンドトラックを聴きながら、車の中でしっかり歌と一体化してます。 これは3重苦に加えて、歌の才能もないので4重苦。

サイノスケが、オープンマイクの日にはカフェで歌ったり、高校のときにはタキシードのモデルをしたのは私からもらった遺伝子のなせるわざかも、とこっそり思う。
雨がやっとやんだと思ったらいきなり今日は35度の暑さ。 やっていられない。 地球の温暖化をもろに感じる。 リュウザエモンとサイノスケは後1週間で学校は終わり、サイノスケは今週末には帰ってくる。 クマゴローの医学校は五月の末まで授業。 その後2ヶ月地元のクリニックで医師見習いの仕事がある。 お給料がもらえるというのでこちらは大賛成。帰ってこなくていいです。 週40時間、自分の研究も含めて働く。 それで2ヶ月で2500ドル。悪くないと思う。 去年の動物園の掃除係よりは実入りがいいだろう。 好きなことやっているわけだし。 

サイノスケには夏休みにはバイトして稼いで欲しいけど、どうなることか。 こちらが大学の授業料は払っても、教科書代くらいは出して欲しい。 学期につき約600ドル位するのだ。 中古の本を探しても科学系の本はどうしてこんなにするのというくらい高い。

リュウザエモンは遊ぶことばかり考えていて、バイトする気なし。 Aプラスという算数のプログラムのアシスタントインストラクターをやっているので、それだけで良いそうだ。 でもそれって週に2回月曜と木曜3時間づつなんですけど。 それだけ?

お金に欲がないというより、やっぱりこれは甘えているというべきでしょう。

今の仕事は今のところ面白いし転職するつもりはないけど、たまにもっと気楽な仕事をしてみたいなあと夢想してみることはある。 カクテルウエートレスとかバーテンダーなんてのはどうだろうというと、口の悪い同僚は、私は接客業には向いてないのではという。 バッドワイザーを注文した人に、そんなまずいビール飲むなよなんて言いそうだって。 ちっ、わかってないな、チップがかかっているとお愛想のひとつや二つ軽く言えるさ。 肉体労働で疲れるだろうけど、仕事を家に持って帰ることはないし、夜中に目が覚めて仕事の書類の案を考えたりすることもないだろう。 

ラスベガスのカジノにいるカクテルウエートレスはみんな短いスカートに網タイツ、胸の谷間を見せるローカットのブラウスといういでたちである。 まず、豊胸手術をして、10ポンドやせて、足を20センチくらい伸ばせばやれるかも。 というと、またまた友達には、そういうのって年齢制限があるんじゃないの、といわれた。 おそすぎたか。
いまだに扇風機2台と天井のやつ1台をフル回転して地下室はやっとなんとか乾いてきている。 テレビや本棚など動かしたので、元に戻すまでは私はDVDが見られない。 座るソファもものでいっぱいだし。 これはかなりのストレス。 今週、妻が浮気しますの結末も、鉄板少女アカネが果たして父親に会えるのかもわからない。 読みかけの本はどこにいったか見当たらないし、毎朝着ていく服を選ぶのにも一苦労。

竜巻で10人以上の人が死んだグリーンズバーグ(カンサスの小さい町)の救済のために私たちの仕事場でも基金集めのランチが来週ある。ホットドッグ、チップス、クッキーに飲み物、お代はこころざしというやつ。 昨日はピッザハットが売り上げの20%を寄付というわけで、長い列が出来ていた。 赤十字、救済軍はもちろん州の図書館団体、市民団体などが寄付金を集めたりしている。

裏庭のポーチに小山になっている湿ったカーペット。 これをどうやって捨てるかが目下の課題。
深夜の2時過ぎにツレアイの水漏れだーとの声にあわてて飛び起きる。 地下室の窓の一角から水が流れ込んでいる。 あわててバケツをもって受けに入ったが、壁をつたっている水はどうしようもない。 タオルを当てて水を吸わせるくらいしか。 そうしていると突然私たちのベッドルームの天井のエアコンの排気口から水がどっと流れ落ちてきた、それもツレアイのベッドの上に。 あわてて私のセーターをしまってあったプラスティックの入れ物を下に持ってきて受け止める。 早々都合よくバケツなんてないよ。 あっという間にいっぱいになりそう、もうひとつの衣料プラスティックの入れ物で受け、よたよたとバスタブまで運んでぶちまける。 これを繰り返すこと約30分、やっと漏りかたがドーッバシャーからツツーという感じになった。 やれやれ、その間に地下室にある道具、家具、服などを運び上げる。 リュウザエモンもおきてきて、寝ぼけた様子ながら言われたことはやっている。

結局リュウノスケにもう寝ていいよといったのが4時過ぎ、その後もツレアイと私は水を吸い込む掃除機を使ったりしているうちに朝。 水につかった衣類はすぐに洗濯機にかけないとかびが生えてしまう。 仕事場には電話を入れておいて洗濯すること6回。 もう疲れ果てたので、仕事に行ってちょっと休んでくる。 議会が終わっていて良かった。 

次の日腰、腕、足をどこもかしこも凝っていて、歩くのさえギクシャクする。 ちぇ、ツレアイもリュウザエモンもナントモないって、知るか。