毎年暮れになると、実家の母がカレンダーを送ってくれる。 銀行からもらった一枚ものや、近所の友達からのものなどたいてい6,7枚はある。 祝日ももう忘れかけているので、これがないとどうして日本は今日休みなの、ということになるのだ。 仕事場にも持っていってかけている。 七草とか、立春など書きこんであるのがうれしい。 アメリカのカレンダーと違うのは、土曜が日曜と違って赤くないこと。 日本のカレンダーでは土曜は青い。 


月ごとに日本画と蕪村の句がある大判のカレンダーがあった。 一月の句は


若水や花のつぼみの一釣瓶


私も一句、 月明かり犬のおしっこ雪溶かし  

だめだこりゃ。

日本ではもう元旦、ここではまだ6時間あります。 どこへパーティーに出かけるわけでもなく、中年夫婦だけおとなしく年が明けるのを待っているしだい。 子供たちはみんな出かけてしまいました。 おそばも無ければ、紅白歌合戦も無く、除夜の鐘などもう記憶の霧のかなた。 


お雑煮は地方によって、家によってそれぞれらしいが、実家ではおすまし、丸もち、ほうれん草、にんじん、ぶりの入ったお雑煮だった。 おせち料理の数の子、昆布巻き、きんとんなどそんなにおいしいと思ったことは無いけど、やっぱりすこし懐かしい。


今年はいろんなことがあったようだが表面的には何も変わらず、来年に向けての準備の年だったような気がする。 私のつたないブログの読者になってくださったり、コメントを下さる皆さん、いつもありがとうございます。 来年もどうぞよろしく。



いつものところでランチ、読んでいる本は高村薫の照柿。 照柿とは臙脂より濃い色を表す和語らしいが、きいたことがなかった。(教養のなさ丸出し) 刑事の主人公の合田雄一郎は、もちろん吉敷竹史(島田荘司の本のカッコいい刑事)には及ばないが、それでもそれなりに魅力のあるキャラクター。


先日DVDで”The Hours"(2005年の映画、アカデミー賞にもノミネートされた)を見てから、Mrs. Dalloway を読み返したいなと思いながら、なかなか手につかない。 妹のブログのネタにもなっていた本。http://ameblo.jp/kskikaku/entry-10058650499.html#cbox


クマゴローはガールフレンドの母親からクリスマスプレゼントといって、お手製のクマのついたエプロンをもらった。 ガールフレンドのAちゃんはピンクのカバがついたのをつくってもらって持っているそうだ。 これで御そろいになったわけ。 うれしそうに見せてくれるけど、あんまりかわいいとはいえないし、すそ周りはもっとたっぷりしてないとエプロンの役に立たないだろう、とかどんどんあらが目につく。 


私は針仕事は嫌い、ボタンつけさえしなくなって久しいので、何にも言えた義理ではないのだ。 結局、オバーちゃん(私の母親)ならもっとじょうずにできるよ、きっと、なんて言うのがせいぜいの捨て台詞。 ふーんだ。 変なところで不毛なライバル意識。 


まだあったことも無い人に、やれやれ、先が思いやられるよとツレアイ。

アメリカの田舎にいると柿も二十世紀なしもおいしいみかんも食べる機会があまり無い。 たまたまスーパーで見つけたクレメンタインというみかんを買ってみた。 なにしろ小さい、何でも大きいアメリカなのに、ピンポン球くらいの大きさである。 子供たちは皮のむき方を知らない。 あまり甘くない。 タネが時々ある。 とあまり好評ではなかった。 私もむく面倒と努力の成果を比べると値は負数。 バナナ(そんなに大きくない)と比べてください。



子供たちが小さいときはみんな寝付くのを待ってイブの夜中になって最後のラッピングをするのが恒例だった。 それまではツリーの下には親戚の人からのプレゼントだけがあった。 サンタはイブにならないとこないから。 子供たちはクリスマスの朝はやたらと興奮して私たちを起こしににきていたけど、もうそういうことも無くなって久しい。 でも子供たちへのプレゼントは今でも母から、父から、サンタからといろいろである。


息子がイラクにいる友達や、ガンの精密検査を控えている知り合いのことなど考えると、なんと気楽で幸せなクリスマスなんだろうと思う。 家族みんなそろって健康で、けんかしながらも一緒にいられるのだから。 ツレアイは大学の勤めなので、1月2日までお休みだが、明日から私は仕事。 今年も残りわずかになった。


まだクリスマスじゃないけど、ツリーの下を見てはニヤニヤしている、まるで小さい子供のように。 クマゴローのガールフレンドのAちゃんがことづけたもの。 彼女は実家に帰っている。



なかなか都会のオリエンタル食料品店まで私は買い物にいけないので、こうして見繕ってくれたらしい。冬は特に私はドライブがいやなのだ。 クマゴローが品選びは手伝ったそうだ。 ちゃんと見栄えがいいように並べて透明なラップで包んでくれるなんて、と感激している。 まず小倉アンの缶を開けてぜんざいを作ろう、それからご飯を炊いて韓国のり(うしろに隠れてはいっている)と秋刀魚の缶詰で食べる。 日本そばもあるし、ラーメンも。 


ほらね、扱いやすい姑になりそうでしょ。 彼女へはピンクのカシミアのマフラー買ってあるんだが、気に入ってくれるだろうか。 

昨日は一日中強い風と雪であっという間に20センチほど積もった。 スミはずっと家の中、ダイニングテーブルの下の定位置に。 今朝になると雪はもうやみ、お日様が出ている。 裏庭に出してやると早速井戸端会議が始まる。 裏の家2軒の飼い犬たちとフェンス越しに遊んでいる。 雪やこんこあられやこんこの歌の通り、犬はよろこび庭かけまわり、である。







本当は来週の火曜日だけがクリスマスの休日だけど、職場はほとんど月曜もお休み、今日金曜から休みを取る人が多い。 お昼休みのダウンタウンもなんとなく人がまばらである。 私はクラムチャウダーとルーベンサンド。 ルーベンというのはライ麦のパンにパスタラミ(コーンビーフみたいなやつ)、サワークラウト、スイスチーズ、とサウザンドアイランドドレッシングをはさんだもの。 外側をあぶってチーズがとろっとしたところを食べる。

相方はロースとビーフのサンドイッチ、付け合せはパスタサラダ。 向こうに見えるのはスープではありません。 つけ汁にサンドイッチを浸して食べるのです。 





昔同じ職場で働いていたことのある友達2人(今はそれぞれ違う職についているが)とランチ。 1人は30代、1歳半の男の子がいて、歯が生えかかっていて夜よく泣くとか、もう一人は孫で同じ年の子がいていかにかわいいかと、話にひとしきり花が咲く。 会話はフットボールから年金、州の政治から共通の友達の噂話まで。


食べたのはチリとCold Cuts(薄切りのランチ用ミートとチーズで自分で作るサンドイッチ、食パンが4枚)。 ここはすごく辛いピクルスが有名。 おなか一杯。