最後の落ちはこれ。 私たち3人姉妹の母は豊かな胸を持つ。戦争中高校時代にははずかしいからと言ってさらしを巻いて平らに見せていたとか、信じられない話である。 それにひきかえ、私たちは自他共に認めるぺチャパイ。 (こういう言い方をまだするんだろうか、それとももう死語。)


あたらしいブラジャーを買うたびに背中のお肉を寄せて前に持ってきて少しはふくらみを作る、と言う作業に期待を寄せている。 が、ほとんど無駄な努力。 はっきり言ってどうしようもない。 やたらとパッドが入ったのを妹(その1)はつけているようだが、私はなんだか、”あげぞこ” と言う気がしてしまう。 胸の谷間と言うのに縁がないだけ余計にあこがれてしまう。 ま、いいか。

実家の庭には200種類以上の木や花が植えてある。 年老いた両親(83歳と76歳)はいまだに、木の剪定から、雑草とり、枯葉を燃やしたり(その他私にはよくわからないが)世話をしているようだ。 その上に野菜も育てれば、ブラックベリーにブルーベリー、キーウィーまでなっている。 こういう土に対する丹精はこれまた3人の娘のだれもが引き継いでない。 妹の一人は札幌でマンション暮らし、もう一人はさいたまで家を建てたけど、緑の庭と呼べるものは無い。 私はここカンサスの田舎にすんでいるものの、芝生に花壇ともすっかりもてあましているのが現状。


こちらではタンポポは芝生の敵と、絶滅に躍起になるのだが、私にはどうしてもそういう気にはなれず、と言うより怠惰で雑草ははびこり放題。 花壇は昔は春になると一年草を買ってきて植えたりしたけど、もう疲れた。 何にもしない、草さえとらない。 以前はけなげに生えてきていた、水仙、菊、姫ゆり、などももうあきらめたのか出てこなくなった。 この寂しい庭、これじゃとても家を売れないのよ。 ちっとはましに見せないと。  あと2年くらいはここにいるから、その間にどうにかしなくては、とちょっとあせっているこのごろ。


裁縫の腕は確かで、娘たちのスーツから背広まで仕立てができた母親を持ちながら、3人の娘たちはみんないったいどうしたことか、針仕事は苦手らしい。 近頃の母の様子を描いた妹のブログはこちら。


私はボタン付けなら何がおきても取れないくらいにしっかりボタンをつける自信はある。気が向けばの話、もちろん。 スカートやスラックスのすそ上げは苦手、表に針目が出ないように、変な風に布が偏らないようにと縫っているといらいらしてくる。 そういうことをしなくなってもう10年。 すそ上げをしなければならないものは買わない。 必要なら町の仕立て直しのお店に持っていく。 ここではたいていがコリアンかチャイニーズの人である。


私、針のアレルギーなの、と開き直っている。 ツレアイはツレアイで行きつけの仕立て直しの店があり(私のとは別の)勝手に必要なときに持って行っているようだ。 妻の仕事とは思わないところが当たり前と言うか、ありがたいと言うか。   

アメリカ暮らしももう30年近くなるが、いまだにここで体に合うものが見つからないのがパンスト。 背が無いくせに、ふくらはぎなど息子がうらやむくらい太くがっしりしているからなのか。 こちらのは長すぎてあまってしまったり、やたらときつかったり。 日本のM-Lサイズがぴったりなのだ。 去年10月に帰国したときに仕入れてきたのはなぜか、肌色のはなくなってしまい、黒だけになった。 困る。 黒い服は春には着たくない。 黒いパンストは春の色には合わない。


と言うことでお助けの神は妹。20足SAL便というので送ってくれたのが今日届いた。 持つべきものは妹かな。 助かった。


 

親ばかと笑ってください。 サイノスケの研究発表のポスター。

大腸がん細胞の研究らしいけど、私の理解の範囲をはるかに超えているので、よくわかりません。 すもうレスラーとかけているのがいかにもあの子らしいユーモア。 Small Ubiquitin-related Modifier というらしいです。 辞書で調べたけど、わかりません。 この夏には援助金をもらっているのでその研究のために家には帰ってこず、アパートを友達と借りて大学に行くそう。 夏の間のバイトを探す必要が無くなってほっとするやら、帰ってこない子にちょっと寂しいような。 




久しぶりにいつものところでランチ。 今読んでいるのはこの本、椿山課長の7日間。 流星ワゴンと通い合うものがあるような本。 死後の世界がユーモアを交えて描かれている。 やくざの世界も面白い。 仁義の切り方なんて丸暗記して言ってみたいような。

久しぶりにサイノスケに会いに行く。 リュウザエモンのシニアピクチャア見たよ、写真写りがよくていいなあと、うらやましがっている。 お昼を私と一緒にとったあとで大学生のリサーチシンポジウムがあるので行かなくてはとスーツ姿で現れる。 補助金をもらって自分のリサーチをしたのでその発表をしなくてはいけないのだ。 雪がちらついて4月だと言うのに寒い日、着ているスーツは町の古着屋で5ドルだったと言う。 紺のピンストライプ、よく見ると明らかにサマースーツ。 ベルトと靴は赤いような茶色。 うーん、ちょっとこれは。 でも本人は至極ご満足、ま、いいか。


リュウザエモンに言わせると、ルックスは自分、アタマはサイノスケ。 クマゴローはどうなるのよ、と言うと、しばらく考えて、人柄の良さだな、だって。 勝手なことを言っている。 


アメリカの高校では卒業の前になるとシニアピクチャアといって写真を撮ってそれを友だちに配る習慣があるらしい。 クマゴローもサイノスケもそういうことに縁が無かったので今まで知らなかった。 一般には何百ドルから千ドルくらいかけて写真屋に頼んでとってもらうんだそうだ。 


上級フォトグラフィのクラスととっているリュウザエモン、クラスメートの女の子に頼んで写真を撮ってもらった。 町のドラッグストアで焼き増ししてもらおうとしたら、お店から家に電話、写真屋に撮ってもらった写真はコピーできませんよと言う。 実は同級生にとってもらったんですと言って申し開き。 10ほどあったポーズのなかから。 まあ、臆面も無くよくこれだけ、照れずにポーズ取れるもんだと感心。







ついに優勝、20年ぶりとか。 地元の町では試合のあと4万人の人がダウンタウンにひしめいてお祝いをしたそうな。 (町の人口は4万人に足りない) 私は興味なく試合のテレビも見ず。 リュウザエモンはガールフレンドのところでテレビを見た。 最後まで気の許せないいい試合だったらしい。   


今日は大学は臨時休校。 そんなことでいいのか。 凱旋してきた選手たちを迎えてフットボールスタジアムでまたまたお祭り騒ぎ。 母校が優勝なんて一生に一度あるかないかだからとクマゴローまで浮かれている。 ま、いいけど。  

仕事のあとすぐにジムに行って帰ってくると、ツレアイが今すごーくグロな経験をしたんだという。 昨日2人でステーキハウスに食事に行って、食べきれずに残りをお持ち帰りにしていた。 そのなかにパンが一山、そののこりを食べようとしたら角に大きなゴキブリのフンが付いているのを発見。 (この時点でふつうのひとはすぐにパンを捨てる。) その角を千切りとっておいておき、残りと一緒にステーキやサラダを食べる。 (たくさんの残り物だった) ところが気づいてみるとフンの付いていたパンが無い。 どうやらたべてしまったらしい。


げーっとなったよ、言うけど、はっきり言ってあまり同情の余地なし。 普通の人なら、パンだけじゃなく、全部捨てるだろ。 願うことなら新鮮なフンではなくてパンと一緒にベークしておいて欲しいな、と言う。 火が通ってるからって安全な訳なの、と私は唖然。 


私は食欲をなくしてしまいました。