同じゆでるのなら、というわけで5人分くらいのスパゲッティをゆでてしまった。 ソースは2種類(作るなよ、まったく)。トマトソースにはいためたナスを入れ、もうひとつはガーリック、アンチョビ入りのオリーブオイルベースのもの、これにはゆでたきゃべつ。
どちらもタバスコソースをきかせておいしいこと。 あとで絶対食べすぎだな、とちょっと反省。 食欲の秋とはいえ太るはずだ。
同じゆでるのなら、というわけで5人分くらいのスパゲッティをゆでてしまった。 ソースは2種類(作るなよ、まったく)。トマトソースにはいためたナスを入れ、もうひとつはガーリック、アンチョビ入りのオリーブオイルベースのもの、これにはゆでたきゃべつ。
どちらもタバスコソースをきかせておいしいこと。 あとで絶対食べすぎだな、とちょっと反省。 食欲の秋とはいえ太るはずだ。
田辺聖子の小説にこういうのがあった。
”誰もいない一人の部屋、自分が動かさなければいつまでもその場所にモノがある、このうれしい静謐。”
わかるなあと感心してしまった。 同じ話の中で中年の魅力的な男が29歳のハイミス(なんて今でもいうんだろうか)に、”目の前の草だけぬいていればいい”と言う。 これもわかるなあ。 手の届かないところの草まで抜こうとするからストレスがたまり、声を荒げ、赤目を吊って〔お聖さんの得意な言い方)しまうのだ。
好きな時に好きな本が読めて、おいしいものが食べれて、一人暮らしもなかなかのもの。
私の仕事場は州庁の地下にあり、土台が花崗岩か何かでできているのでケイタイはまったく使えない。 息子からの緊急連絡は私のオフィス電話にかかってくる。 今日11時にリュウザエモンからの質問。 トマトソースとトマトペーストは一緒のものなのか。 違う違うと返事。 寮のお昼にスパゲッティを作っているという。 50人分。入学したばかりでずいぶんと自信のあること。 クマゴローは新入生のあいだはトイレの掃除をしていた。それからなべカマを洗う係、お皿洗いと徐々に上がって4年生で料理を始めた。
この性格の差、三男坊の気楽さにはあきれるやら感心するやら。 スパゲッティの評判はどうだったんだろう。
なんてものはアメリカにはない。 歳をとっているからと言うだけでは敬っても大事にもしてもらえないのがこの国。 仕事の勤務評価が悪いと何年勤めていようが今年の昇給はなしといわれる。 私の仕事場でも議会が終わってひと段落つくと、ボスが一人ひとりを呼んで評価ミーティングをする。 議員からの苦情、同僚上司の意見などを入れて決めるのだが、主観がかなり入るのは当然だろう。 ゴマすりのうまい人が有利なのはどこでも一緒だ。
ま、ゴマをすれるのも能力のうち。 それができない人は医者になればいい。 (遅まきながらツレアイはそれに気づいたのだ) 結局普通の仕事をやっていけるのは家族の中ではわたしだけ?
私の句ではありません。 蕪村です。 アリゾナから月曜に帰ってきて以来、毎日雨。 肌寒い日が続いて、秋のものを出したりしている。 芝刈りの係りの子、リュウザエモンはいなくなったのに芝生はどんどん伸びていく。
今見ているテレビドラマ、ランチの女王。 暴走族の少年がデミグラスソースを知らないといってびっくりするシーンがあったけど、ここではそんなソース、よっぽどのグルメか料理人以外はみんな知らないだろうな。 オムライスが食べたーい。 食欲の秋に向けて準備万端整っています。
アリゾナ旅行でおいしかったもの。 グリルしたえびをナッパ(こちらでは白菜のことをこういう)や他の野菜と一緒にトーティャにはさんで食べる。 味付けはメキシカン風でもあり、なんとなくアジアンでもある。 フュージョンというやつ。 チリソースとアボカドクリームソースと一緒に。
なんてタイトルには書いたが、うそ。 ツレアイのところに行って、おいしいものを食べて遊んできた。 本人は来週そうそうに最初のテストがあるのでもうその準備にはっきり行って目の色が変わっている。 実地に患者さんを診てするテストもあるので(もちろん本当の患者ではない)、私はその実験台に。 こういうロールプレイはこっちではどの分野でもよくやる。 問診と言うんだろうか、やってきた患者さんの部屋に、まずノックして入り、同じ高さの目線かその下に座り、自己紹介。 それから相手の名前を確かめ、どう呼んでほしいかを訊き、それからやってきた理由を訊く。 その上、職業、趣味(関係あるのか!)、既婚未婚、女性なら出産経験、タバコをすうか、お酒を飲むか、マリワナをしているか、したことがあるか、精神科にかかったことがあるか、性生活には満足しているか(またまた関係あるのか!)両親親戚に心臓病、ガンなどあるかなどを訊く。 それから血圧を測り、脈拍を数える。
これを7分以内でしなくてはならない。どれか訊くのを忘れたらたちまち減点である。 私は偏頭痛の主婦とか、腹痛のキャリアウーマンなどに扮して大活躍。 時には”センセ、独身なのー”なんていって血圧を測っているときにすり寄ったりしてやった。 結婚してますよといって指輪を見せる、話に乗ってこないツレアイ、面白くないやつめ。
いい年こいてお医者さんごっこか。 でもこの試験通ってもらわなくちゃ困るのだ。
テレビドラマの未来講師めぐるを見た。 結構くだらない軽いコメディー。 受験塾の講師がおなかが一杯になると人の20年先の未来が見えるという設定。 この主人公を演じる役者には珍しく大きな胸を強調しない服と役柄だった。 話の筋書きよりも塾長の着ているスーツを見てはこれはサイノスケにぴったりかも、なんて思っている。
前に見たドラマでは遺品に触ると時間をさかのぼるという葬儀屋のはなしもあったなあ。 その前には体が冷えると20年若返るというのもあった。 できればそれがいいな。 なんてくだらないことをとりとめも無く考えている。
この週末はまたツレアイのところへ行ってきます。 1月のうち4日しか一緒にいないと”すばらしく素敵な奥さん”でいられるということを発見。 ハハハ、笑っちゃう。
映画タンポポを20年ぶりに見た。 役所広司、渡辺謙の若いこと。 どうしてそんなにがんばるんだと訊かれて宮本信子の演じる主人公はこういう。 一生はしごの高いところで生きている人もいれば、はしごがそこにあることも知らずに寝転がって生きている人もいる。 私はゴローちゃんのおかげではしごがあることに気づいたんだと。
そうなんだ。 わたしはいつもはしごを意識していた。 上りすぎると怖いから適当なところで甘んじていたこともあったし、もっといけると自分を励ましたこともあった。 ツレアイはいったん上ったはしごを降りてちがうのに登りかえる勇気があったんだなあ。 いろいろ考えさせられる映画でした。