中村草田男の蕪村集を読んでいる。 春の部から冬の部まで訳と出典、季題の説明がある。
鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉
斧入て香におどろくや冬木立
宿かせと刀投出す雪吹哉
まるで小説の中の一シーンを見ているような句ばかりである。 冬の季語としてのねずみを呼んだものが多々あるので、私もひとつ、と思ってみたがそんなに簡単にできるはずもない。
イヌネコに興味の無い人には気の毒ですが、まだこの話。 テープでプラスティックを上に貼り付けて、入り口を開けてやりました。 これで、入ってくれるといいのですが。 どうなるか。
息子たちは Tough Love だよ。 どうしてスミにはそんなに甘いんだ、というが、だってスミは口答えもしないし、 バカな子供ほどかわいいというのは本当なのだ。
スミに犬小屋を買ってやったのがこの夏の初め。 最初は怖がって中へ入ろうとしない。 興味ありげに覗いては みるけど、おしりを押してやるとあわてて逃げ出す。 中へ大好物の食パンを入れてやっても、恨めしそうにこちらをみながらも中へ入ろうとはしない。 結局、乾いてカチカチになったパンを取り出して食べさせた。 でも1週間ほどしてふと見ると中に入ってくつろいでいる。 なーんだ。
ちょっと寒くなったので、プラステックのフラップドアを犬小屋に取り付けた。 すると、また最初に逆戻りである。 中に入ろうとしない。 もう3日目なのに、夜は寒いのに、小屋の前に寝ている。 どうなることやら。
3人の息子とフィアンセの女の子と4人帰ってきた週末。 早速働かせる。 台所とダイニングのペンキ塗り。 ペンキを塗るまでの予備作業に結構時間がかかるのだ。 コンセントのふた、ブラインドをはずし、家具を動かし、窓のふち、鏡、天井などテープを張ってペンキがつかないようにしたり、くもの巣をはらってきれいにしたり。 途中でペンキがなくなって、リュウザエモンを走り使いにだす。 今まではツレアイのポリシーで壁はどこも白だったのだが、今度は私が決めて、バニラビーンズと言う色。
なんやかやと7時間くらい働いて、ふと見るとA子ちゃんはいすに座ったまま居眠りをしている。 その間に3人の息子はスミを連れ出して遊んでいる、もう日暮れに近い。
ラケットでボールを打ってスミに持ってこさせようとしているのだが、思うように行かず、人間様のほうが結構いい運動になっている。 スミはすぐに疲れてしまったとかで帰ってくるなり、水を飲んで伸びている。 ペンキが乾いたので、私のコンピューターの設置をクマゴロー、彼女、そしてサイノスケがしてくれた。 リュウザエモンのもう使わなくなったデスクをお下がりでつかう、いままでレンガと板を組み合わせてツレアイが組み立ててくれたのよりずっと立派である。
みんなそれぞれ学校に帰ったあと、一人なんとなくさみしい。 クマゴローから無事に帰ったよと電話。(この子だけ、あとの2人からは音沙汰なし。) すっかり頼りにして使ってしまった、これに懲りずにまたきてね、と言う。
クマゴローの彼女からめでたく婚約者に昇進したA子ちゃんが持ってきてくれたお土産、日本で英語の先生をしている友達がくれたんだそうだ。 裏の説明書きには ”うなぎパイはフレッシュバターを豊富に入れたパイに、うなぎの粉、夜の調味料ガーリックを配合し、日本茶にも、コーヒー、紅茶にも合い、あなたの暮らしに微笑みのひと時を与えるお菓子です”とある。(全文そのまま)
そうか、ガーリックは夜の調味料なのか。 この点でAちゃんと話し合い、 これはにんにくの媚薬としての効果を狙っているのではと言う結論に達した。 別にうなぎの味もせず、バターあじでさくさくしていて、結構おいしかったけど、こんなお菓子日本で売っているのか。
町にあるギリシャ正教会で資金集めのバザーがあった。もちろん私の目当てはギリシャ料理。 15ドルでいろいろもらってきた。
一番おいしかったのはご飯とひき肉をぶどうの葉でくるんであるもの。 詳しいことはこのパンフレットで。
若いころは甘いものが好きで、エクレア、ショートケーキ、プリン、ようかん、きんつば、何でもござれ。 酒蒸し饅頭なら6個や7個は平気でご飯のあと食べたものだ。 アメリカで暮らすようになって20年もたち、一通りアメリカのものを食べてしまうと(大しておいしくないので)和菓子はもちろんのこと、洋菓子もあまり食べることが無くなった。
これは久しぶりに食べたスィーツ。 缶のぜんざいにサツマイモ、お餅を入れてみた。 こんなのを夜食に食べていて太るはず。









