中村草田男の蕪村集を読んでいる。 春の部から冬の部まで訳と出典、季題の説明がある。 


鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉  


斧入て香におどろくや冬木立    


宿かせと刀投出す雪吹哉    


まるで小説の中の一シーンを見ているような句ばかりである。 冬の季語としてのねずみを呼んだものが多々あるので、私もひとつ、と思ってみたがそんなに簡単にできるはずもない。