えー、今回は折りたたみです。

 

JAVA という中国のメーカーが出している Brompton クローンについてです。

と、唐突にこう言い出してもなかなかわかりにくいので、諸前提としてちょこっと説明。

(説明だけでその1になりそうでちょと心配です)

 

まず、Brompton とそのクローンについて。

 

Brompton は英国の折りたたみ自転車を製造しているメーカーです。
こんな感じ。



折りたたむとこんな感じです。元々「持ち運び・保管・公共交通と共存するための移動ツール」として設計されており、とてもコンパクト(約585 × 565 × 270 mm)にたためます。

現時点では最高の可搬性を誇りますが、通常モデルはクロモリフレームなので12kgくらいあります。輪行ちょとツラいですね。

 

以前は台湾製のもありましたが、品質の担保が難しく、現在は英国本社工場での生産のみになっています。なので、ちょっとお高いです。¥260,000 くらいからです。

 

こんな Brompton なんですが、実は折りたたみ機構の中核特許が 2000年代後半(2009年前後)に切れています。

 

なので、意匠をうまく回避すれば法的には問題なく作り放題で、実際 AliExpress や Amazon 辺りには様々なメーカーのBrompton クローン・パーツ・フレームが出ています。折りたたみ自転車の大手 DAHON も Dabrom というあからさまな名前でショーに出品してたりと、クローン自体のマーケットも出来つつあります。trifold(三つ折り)なんて呼び名でカテゴリーっぽくもなってます。

 

で、今回紹介する JAVA Neo 3 (Neo 349、Neo 9s 等々呼び名がありますが同じモノです)なんですが、ちょっと面白そうというかいろいろくすぐられるところがあるんですよね。

 

こんな感じで。

  • スルーアクスル / 油圧ディスク / SHIMANO 9速コンポ 採用
  • 電動シフト(EDS)モデルも純正ラインナップにあり
  • 香港辺りでカスタム品多数
  • アルミ製で10kg切り
  • リア三角がBBと同じ軸でピボットする
  • 本家に比べて大幅に安い。大体8 -10 万円
要は、ちゃんとしたつくりの軽量安価な弄りがいのある Brompton 進化系モデルということです。
 
ホイール周りはスルーアクスル / 油圧ディスクの 349 リムという独自仕様、で逆に Brompton との互換性なくなってますが、最近では JAVA の独自仕様に対応したパーツがちらほら見られ、JAVA Neo 3 自身のエコシステムが出来つつあります。
 
ところで、JAVA というメーカーなんですが、中国深圳の会社で ロード・MTB・TT・折り畳み・小径・キッズ・e-bike など多数の商品展開があります。UCI コンチネンタルチーム等にもスポンサー/機材提供しており、それなりに生産・開発がしっかりしてそうです。日本にも代理店があったようですが、今はやってなさそうですね。ただ、Alibaba のページはあるのでメーカーから仕入れできるんでしょうかね?
 
 
で、この機種についてはさまざまなバリエーションが準備されてるようです。
ここを見る限り
  • カーボンフレーム版
  • 電動アシスト版
  • 14インチ版
  • 20インチ版(製品化されてます)
が既にプロトタイプレベルでは存在しているようです。可搬性という点では、カーボン・14インチ版が気になります。輪行良さげですよね。
 
日本国内では、2台個人輸入して1台フリマサイトに出してる人とか、
 
仙台のこんなお店とか

 

石川県のこんなお店とかあります。

 


海外では、やはり中華圏が強そうです。
香港のここ だと20インチ版とか電動変速版とか専用のカーボンホイールとか売ってますね。
 
動画はこれいいっす。シンガポールのショップですね。折りたたみ方の違いとか丁寧に説明しています。日本語音声もあるし。ここはいろんなクローン扱ってますね。



 

そのほか、JAVA Neo 349 とか、JAVA Neo 3  とか、JAVA Neo 9s とかで検索すると動画がザクザク出て来ます。アジア各所ではそれなりに盛り上がっているのが感じ取れます。

 

一度乗ってみたいですねー。

 
 
 

 

 

 

 

えー、8lien ホイールです。

 

新製品出ました。名前は AETHER といいます。てか、デザインええな。

 

 

ラインナップは下記の4タイプ。

 

Aether 3: Front: 30mm , Rear: 35mm,   980+/-30g

Aether 4: Front: 40mm , Rear: 45mm, 1020+/-30g

Aether 5: Front: 45mm , Rear: 50mm, 1040+/-30g

Aether 6: Front: 50mm , Rear: 60mm, 1110+/-30g

恐ろしく軽いです。最軽量で1kg 切ってるし、50/60mm のディープリムで 1110g しかありません。

 

リム形状は前モデルと同じ( 内幅 25mm、外幅 34mm 、フックあり)らしいんですが、カーボンが東レ T1000 から T1100+M40X になっています。

 

ハブは超軽量(約230g)です。予告で出てました。

 

スポークは

  • Carbon Spokes (Gen 4) | T-Head |1:1 pattern(タンジェント組み)
  • 20H/20H
  • 1本あたり2g
ってなってます。「Gen 4」って書いてあるとこ見ると VONOA ですかね。Nepest NOVA のが1本あたり1.8g なので、少しだけ太いのかも。

 

多数の変更で 150g も軽くなってます。で、お値段は 272,800円(税込)とちょっと価格帯上がってます。たぶんクーポンとかセールでちょこっとは安くなると思いますが。

 

で、細かい部分をさらに書こうと思ったのですが、富山の M-2 さんがとってもわかりやすくまとめてるので、こちら読めばいいんじゃないかと思います。

 

しかも、もう注文受けてます。ちょこっと安くなってます。そして、細かい解説も載ってます。

 

これまでも 8lien ってかなり攻めたスペックで出してきてたし評判も良かったのですが、今回はさらにヤバいですね。YOELEO Qiankun といい、中華ホイールが進化の新たなフェーズに入って来たような気がします。

 

個人的にはこういうサプライズ大好きです。ワクワクしますよね。

 

えー、 今回は Aethos2 について。

 

 

なんか急にまた Aethos2 なのかということなんですが...

 

遡ること3週間、スポーツバイクデモ2025 でいろいろ試乗して感じたことがあったんです。

 

特にこれ、Cervélo R5 です。

 

インプレでも言ってたんですが、

「甲高い響きのような感触」

「WINSPACE SLC3 、Bianchi Specialissima、SCOTT ADDICT RC 乗った時にも似たような感覚」
といった超軽量なのに高剛性、堅くて薄いフレーム特有の響きがあったように感じたんです。

「打てばカランカランとフレーム内で反響する」ような。

 

あくまでも個人的な好み・感覚・感想で、走行性能に影響があるわけでもないんですが。

 

で、後日こう思ったわけです。

「あれ、そういえばこの感覚、Aethos2 で感じなかった」って。

 

ちな、以前の Aethos2 試乗。


以前試乗した際の感想としては、「乗りやすい」「振りが軽い」「踏むとよく伸びる」という概ね良好だったわけですが、先代  Aethos との比較では「硬くなった」「ワクワクしない」「快適だけど気持ちいいわけではない」と、先代と比べて「コレジャナイ」感が強かったんです。

 

で、スポーツバイクデモでの試乗を踏まえて Aethos2 を思い返してみると、なかなか良いんですよね。R5 とは、ぱっと見のスペック等類似点も多かったのでなおさら際立った感があります。

 

個人的には Aethos2 が良かったです。

 

てか、R5 とは用途も 設計思想も全然違うんですけどね。見た目と軽さとカッコよさは似てますが。

 

Aethos シリーズの思い入れもあり、先代と比較した「コレジャナイ」感が先行してたんですが、比較対象を他の機種とかにしてみると、相当評価が高いんじゃないかということです。

 

初代 Aethos の強烈な個性が少々薄まった感はあるけど、ベースの性能や完成度は高水準をキープしているんだなぁと再度評価するに至りました。

 

最後にちょっと余談なんですが、Aethos シリーズって街中のカジュアルなライドにとっても合うような気がしてます。特にくすんだ色のモデルとか。軽快だしストップアンドゴーしやすいし。


 

ほんと余談でした。

 

 

 

えー、風邪です。というか、風邪が発端の諸々の症状ですかね。

 

前回から。


副鼻腔炎にはなったものの、まぁまぁ良くなってきてて処方分飲み切ってオッケーかなという流れだったんです。味スタの試乗会も乗り切り、平日から土曜にかけて風邪で延期していた用事もこなし、週末の予定も消化し過ごしました。

 

で、日曜は調子よかったら荒サイにでもと思ってたんですが、起きてすぐ胃がヤバいことがわかりました。頭もちょっとだけフラフラする...

 

とりあえずは家でじっとしてるのは確定で。

 

その後、夕方から熱が出始めて、夜には38度を超えました。処方薬に頓服で出てたカロナール飲んで多少は落ち着きましたが、以降、胃の荒れと軽い吐き気が続いたままです。一応受診はしてインフル・コロナ陰性は確認しました。

 

抵抗力が弱まっている状態で再度風邪かウィルス性の胃腸炎を発症したみたいです。

 

なので、もう4週弱病人状態が続いてます。特に食事もちょっときつく、胃のムカムカや荒れが続いてます。体調的に仕事キツいんですけど、何日も休むわけにもいかず。

 

つらたん。
 

 

えー、突然ですがディレイラーです。

 

といっても、こんなポンコツおじさんが語れるのもたかが知れてるんですが...

 

これです。SHIMANO ALTUS RD-M310。大体 3,000円くらいで買えます。

 

私はミニベロのレストアで使いました。
もうすぐ2年になりますが、今でも問題なく安定稼働しています。

 

ちな、SHIMANO の Web 見てみたら載ってなかったので、公式にはディスコンかもしれません。

フツーに流通はしてますけど。

 

スペックはこんな感じ。

  • 7/8速(3x7/3x8スピード対応)
  • 対応ロースプロケ(最小/最大)28/34T
  • 対応トッププロケ(最小/最大)11/14T
  • 最大キャパシティ:43T
  • 最大フロント歯数差:20T
で、最大の特徴がとてもビッグなプーリー (ガイド13T / テンション15T)です。通常は 11T / 11T くらい。設計的には、ターゲットの Trekking / City / Comfort 車向け 7/8速で
  • ギア比・チェーン角度のばらつきが大きい
  • チェーンテンションが低くなりやすい
  • フロント3段と組み合わせられる前提
という、「安価で雑な条件でも確実に動く」ための方策だったのですが、
 
結果的に
  1.  変速許容幅が非常に広い: 
    7/8速用なのに、9速でも普通に動くほどのマージンがある。
     
  2.  静かでスムーズ:
    慣性と包絡角の広さにより、チェーンの暴れが少なく、
    上位RDより静かに感じる場面もある。
     
  3. ラフな変速でも破綻しない:
    ワイヤー調整・ハンガー精度が完璧でなくても雑に扱っても破綻しにくい“懐の深さ” がある。
     
  4. 噛み込みトラブルが少ない:
    大径化でチェーンの曲がりが浅く、歯先への乗り換えが自然で、変速ショックが小さい。
という神性能を持つことになってしまいました。すばらしい。
 
こんな ALTUS RD-M310 なんですけど、実はずっとショートケージだと思ってました。
こんな見た目ですから。
けど、スペックとかよく見ると 最大キャパ 43Tで SGSケージ、いわゆるロングケージなんです。
プーリーがデカすぎてケージが小さく見えてただけでした。

実際装着しているところを見ると、結構な長さありました。確かにロングケージ。

普段使いならこれで良いです。
 

えー、その3です。

 

ちな、これまで

その1
その2

その3

 

なんだかんだで、長引いちゃいましたねw

 

もう試乗は書き終わったんで、ブースぶらぶらしたのとか、ちょっとあったので。

ただ、ブースの写真全然ない... そこまで気力体力が回らなかった...

 

まぁ、始めます。まずはホイール。数少ない写真で、ORBEA の OQUO です。

ORBEA は大きな自社工場もっててホイールも自社生産(のはず)です。

 

今年のモデルチェンジで、上位機種のハブが自社設計のものになりました。

今度体調万全のときに試乗します。

 

こちらは ワイズロードさんオリジナルブランドの ANT★RES(アンタレス)。

しばらく休止状態でしたがカーボンホイールで復活とのことです。

 

 

スペックは、使用カーボンが T700、内幅:21mm、外幅:28mm(最大幅30.8mm)、リムハイト:45mm で、重量は 1594g。ターゲットは完成車アルミホイールからの乗り換えですね。いわゆる「脱鉄下駄」。なので、ガンガン使えるように少し重くても丈夫なリムを採用しているそうです。

 

ハブはこんな感じ。フリー開けてるの見ましたが、通常の面ラチェットでスプリングはウェーブタイプを採用していました。

 

8lien とかでも挙げたこの系統っぽいかなと思います。

従来に比べて軽量高性能なハブがOEMで結構出回るようになってるのか、最近これのタイプよく見るようになりました。

 

このホイールは 110,000円(税込)です。SCOM VOSO CORE  とかもそうなんですが、この価格帯で製品揃ってくるのはありがたいですね。

 

そして、グロータックブース。
Magene のパワメとかカーボンクランク、カーボンリム・コントロールレバーみてきました。触ってみたのは初めてだったんですけど、握りやすいしシフトも思ってたより軽かったです。

デモでは、SHIMANO ALTUS  9s で12s 動かしてました。

 

自分はミニベロのレストアで ショートケージの ALTUS 使ったんですけど ALTUS って結構マージン広めなんで元のサポート段数以上結構使えたりするんですよね。安いし・性能ちゃんとしてるし・なぜかプーリーデカいし・シルバーあるし、街乗りはもうこれで十分じゃないかと思います。

 

 

 

カーボンリムはけっこう種類ありました。写真撮ってないので Grumpy さんの動画で。

 

Industry Nine のハブで組んでますね。

 

 

 

 

iRC ではセールやってました。20(406)x1.90 のタイヤが 2,000円で売ってました。

これの 1.5インチを ↑↑↑ で使ってるんですけど、めっちゃイイです。

(と思ってたんですが、よく見てみたら、自分のは クリンチャータイプの COMP、売ってたのは TLR の PRO でした)あちこち回って戻ってきたら売り切れてました。結果オーライですね。


 

シュアラスタ-ではライン登録で消臭スプレー、TOPEAK では電動ポンプ買ったこと話してたらキーチェーンもらいました。シュアラスタ-のスプレー、めっちゃいいんですよね。自腹で大きいボトル買ったことあります。

 

 

 

今回は 風邪・副鼻腔炎 のなかどうにか折り合いをつけて参加したというのもあって、あとで YouTube の動画みたら、あれもあったこれ見てなかったというのがいくつもありました。

事前要約もあんまり気にしてなかったので、ポガチャル・UAEが使ってる COLNAGO Y1RS 乗れなかった。TREK も事前予約やってたの後で知ったし...

けどまぁ、体調のこと考えれば行けただけよかったです。
TIME Scylon・Cervélo Aspero-5 は乗れたし、Cinelli・DE ROSA・ENVE  はめっちゃ楽しかった。

来年は体調整えていきたいですね。

ワイズロードさん、ありがとうございました。
 

えー、その3です。

 

ちな、これまで

その1
その2

 

毎回のことなんですが、ダラダラと長引く傾向は変わらずで...

なので、さすがにこれで終わらせようと思ってはいます。

 

では続けます。

で、試乗なんですが、こんなのにも乗ってみました。
かなり久しぶりでした。10年以上ぶりかもしれません。

 

還暦記念で折りたたみ買うときも、予算があわないので最初っから候補から外してました。結果的にスルー状態で。ただ、「折りたたみ」に関しては頂点であることは間違いなく、折りたたんでかさばる KHS 乗りにとってはちょっと羨ましい存在ではありました。


で、最近↓↓面白そうなクローン品↓↓見つけて興味あったのでちょっと本家にも乗ってみました。
(ちな、Bromptonの折り畳み機構の特許は切れているので、クローン品が多数出てます。)

ハイエンドなロードバイクばっかり乗ってたせいかもしれませんが、昔試乗した際ののんびり安定して走るイメージがなかったんです。ゆっくり試乗のコースが意外とゴツゴツしてたのかもしれませんが、あんまり刺さらなかったんです。

乗り味はやはり KHS サイコーなので、これから輪行方法の工夫という方向で考えようかなと。
 

あと、これも試乗しました。タイミング的にはちょっと遡った昼食前最後でした。


GIANT Defy Advanced Pro 0 です。GIANT のエンデュランスモデルですね。

実は、これよく覚えていないんです。悪い印象も良い印象もなかったというか...。ホントは軽快で快適なはずなのですが。もしかすると、剛性に対する相性が以前と変わってる可能性もあります。


あと、体調不良もありますね。午前立て続けに試乗した後だったんで。

この後しばらく休憩とりました。


(タイミング的には昼食後 DE ROSA・Cinelli に乗ったり、ブース回ったり断続的に休憩取ったり)

 

で、ちょっととんで最後の試乗が3時からの Madone SLR 9。大阪のサイクルモード以来です。

 

今回は、ひとサイズ小さいものになります。唯一の残り枠だったので。
今回もまたチームレプリカカラーで。

 

で、乗ってみました。

ちな、前回は

道幅広くなったところでちょっと踏み続けてみたところ、訳わからないくらい、ドカーンとスピード出ましたw。とにかくガンガン踏めて、経験したことのない速度感・加速感のまま、中途半端に抜いてきたヤツらを秒で置き去りにしていった感じです。

 

これ、ヤバいです

 

もう、感動しました。漕いでた本人がびっくりするほど速いです。この試乗、実は午後4時頃で脚も身体もヘトヘトだったんですが、一気に疲れが吹っ飛んで変なモードに入っちゃいました。

といった衝撃的な経験だったので、今回再度確認といった感じです。

 

で、漕ぎ出したらやっぱりちょっと小さい。小さい分にはどうにかなりますけど。

コースに出て感触を確かめながら踏んでると、中途半端に抜きにかかるヤツが出て来ました。

 

チームレプリカの Madone はそういうの引き寄せるんでしょうかね?

結果的には、相手が抜けずに諦めました。てか、抜かせてあげればよかったのかなと今になっては思ってますが。返却に戻ったときに中の人と話したんですが、スプリントの爆発力はやはり実感するようでした。

 

てか、これで思い出したんですけど、試乗コース狭いのに無茶なの多いです。徐行するとこで抜いて来たり、追い抜きレーンで抜いてる途中なのをさらに後ろから抜いて来たり。

 

去年は搬送されるような落車事故もあったし、折り返しの Uターンで内側から抜いてくる非常識なのもいました。こういう界隈ではそういうの一定数発生しちゃいますが、やはりそこは安全第一ですよね。

あー、その3で終わるって予告したけど終わらなかったですねw
通常は 1,000-1,500 、多くても 2,000 字未満で収めたいんです。

なので、その4に続きます。

 

えー、風邪の症状がっつり長引いてます。

 

現在は3週目に入りました。

 

病状を正確に説明すると、10日の月曜に大事をとって休暇を取りました。

実際具合悪かったし、早いうちに治しとかないとって思ったんです。

 

週末の日曜(16日)には万全の態勢で臨みたかったので。これですね。

で、結局風邪はどんどん悪化し、金曜も再度診察受けたとこまでの願望で。

 

で、結局症状が良くなることはなく、週末は家でおとなしくしていました。

予定していた2つのイベントはすべてキャンセル。両方とも前回行けてなかったので悔しいけど仕方ないです。
 

そして、2週目。症状もさらに悪化してきたので、これまで受診していた内科から耳鼻咽喉科に変更しました「これ以上悪化したら耳鼻科行ってね」「副鼻腔炎に移行してると長引くよ」と内科で言われてたので、素直に従ったわけです。

 

診断的には、風邪から副鼻腔炎に移行してました。長期化ほぼ確定です。


症状の改善に向かっている感覚はあったものの、やはり体調の悪さは継続。だましだましで仕事を続けながら日々を過ごしているうちに、今度は22日の試乗会への影響が見えてきました。

 

10月中は雨でイベントの中止・縮小・キャンセルが相次ぎ、やっと天気よくなったと思ったら今度は自分がダウンってシャレになりません。

 

なので、もう一回耳鼻咽喉科に行き、週末をターゲットに短期間だけ強めの薬を出してもらうことにしました。22日には試乗会ともう一つ、遠方から上京してくる知人との食事もあったのでちょっとだけ無理をしました。幸い3連休だったのでどうにかリカバリ出来た気はします。

調子良ければ、23日のイベント@彩湖に KHS で自走したかったのですが、さすがに前日の疲れが出て家で大人しくしてました。

そして連休も終わり、仕事が始まったのですがまだまだ本調子からは程遠いです。
それでも症状はかなり軽くなり、咳や痰もかなり減ってきた感はあります。
体調戻るまではもう少しかな。


ただ、医師曰く「症状無くなっても治ったわけではない」とのことなので、処方された分は飲み切る。
 

えー、その2です。

 

その1はこちら

 

午前中でいくつかめぼしいのにも乗れたので、なんか満足感はありました。そもそも体調的に無理して来てたし、早めに切り上げてもいいんじゃね? とかも思って迷ってました。 

 

そしたら TREK Madone SLR 9 、ひとサイズ小さめですがラスト1枠空いてたんです。

3時開始で。てか、あとで知ったんですが、TREK も事前予約やってたんですよね...

 

なので、引き続きがっつり楽しむことにしました。

 

で、あちこち物色しつつ...

で、声かけられて ORBEA GAIN M20I というやつに乗りました。 

E-bike なんですけど、ぱっと見わからないですよね。リアハブ見てやっとわかるくらい。

 

ただ、やはり重い。11kg台という重さは E-bike の中では相当軽い部類なんだけど、持つとずっしり来てしまう。仕方ないですけどね。

 

で、乗った感じというか、もう乗り味云々ではないような気がして乗ってました。そりゃぁ楽です。ただ、アシストの味付けはとっても良く出来ていて、「自転車に乗る」という行為を損なわないというか、楽をしすぎない程度には体力使わせてくれる感じです。

 

そして立て続けにイタリアの老舗メーカー乗りました。たまたまですが。

 

まずは、DE ROSA 。代理店さんは日直商会さん。Campagnolo とかも扱ってます。
838 が購入の最終候補まで残ってて、当時試乗会でお話ししていた代理店の方と久々にお話ししました。乗ったのは SETTANTA 。完成車だと300万くらいします。

 

で、乗ってみました。ホント気持ち良くていやな硬さや振動も感じられず、すうーっと伸びていく感じでした。 めっちゃ好みでした。さすがに手は届きませんが。

 

そして、ホイールは Campagnolo の ZONDA GT でした。思わぬところで 新ZONDA 。
試乗終えて話してて気がつきました。1600g くらいのホイール履いてたのに、試乗では全然重く感じませんでした。これ、BORA とか SHAMAL だったらさらに良かったんだろうなと。もしかして他の DE ROSA 試乗車で SHAMAL 履いたのあったのかな?

 

そして、Podium さんブースに戻り Cinelli PRESSURE2 を試乗しました。
この秋モデルチェンジした新製品です。ハイエンドでエアロなレースバイクです。

こちらにインプレとかも出てます。

 

で、乗った感想なんですが、すごい乗りやすくて安定感があるんです。ガチャガチャにペダル踏んでも車体がぶれずに前へ前へとガンガン進んでいくみたいな。戦闘能力高そうな感じがしました。

 

さっきの DE ROSA もそうなんですけど、やはり老舗ならではのスペックに出てこない感触・バランスの良さとかあるよなぁ、なんて勝手に思っちゃいました。

 

そして、ホイールは SCOM VOSO LITE ULTIMATE 53-58。SCOMについてはここでも書いてます。


カーボンエアロスポーク、セラミックベアリング、リムハイト53-58mmの波型、1320g。ラインナップ的には下から2番目のモデルですね。お値段は 132,000円(税込)。

 

これ、実物見るとわかるんですけど仕上げきれいでカッコいいです。フレームとホイールで相当なグレード・価格の違いがあるのですが、見た目の印象は違和感全くありません。

 

13万ちょいのホイールには絶対見えない。Podium さんは Vision ホイールとかでも実績のある代理店さんだし「これでいいんじゃね?」感がとっても強いです。さすがにこの値段でこんなの出て来ると ZONDA 売れなくなるよなぁ、なんて思いました。


で、いろいろ書いてるうちにまた長くなったので、その3に続きます。
内容的には

  • 試乗
  • 再びの Madone SLR 9
  • ブース展示(ほとんど写真ありませんが)
  • 試乗コースと追い抜き
  • その他
な感じで予告だけしときます。
実際そうなるかは成り行き次第でw

 

えー、年に一度の大イベント、ワイズロードスポーツバイクデモ 2025 に行ってきました。

 

ちな、昨年のはこちら。

今回は武蔵境経由、西武多摩川線多磨駅を使いました。特に理由はなかったのですが、会場から駅の距離が遠いだけで、所要時間は短いんです。あと、今まで乗ったことなかったので。
 
ぶっちゃけ風邪をこじらしての副鼻腔炎で体調は酷いものだったのですが、事前に通院し、多少の無理が効くくらいの処方をしてもらいました。着替えも持参し、出来る限りの態勢で臨みました。
 
試乗も体調に応じて控えめにするつもりで臨みました。あまりムリはせずスピードもほどほどで。
 
今回は現場での予約が多く、人気ブランドへの殺到は予想されてたので、いくつか予約確保できた時点で諦めたのもありました。Pinarello の新型 F シリーズ・X シリーズとか、Cannondale は乗れず。
体調もあってあまりがっつりと周り切る気力もなかったのですが。

COLNAGO は事前予約のメール来てたのですが、気づくのが遅れてしまったせいで Y1Rs / V5Rs の予約はすでに埋まってました。 Y1Rs は乗ってみたかった。
 
で、着きました。入場手続きに並んで会場へ。もうそこそこの人数が入ってました。
バイク持参組は DT-Swiss や Mavic とかでホイール試乗の予約している人たちかなと。
 
最初はダイアテックさん。Cervélo R5 と ENVE MELEE の枠を確保しました。
 
以前からめっちゃ興味があった Aspero-5 はその場で乗れました。ただ、シートチューブの調整幅が狭く、数センチ高い状態だったのがザンネンでした。とはいっても 42c スリックというぶっといタイヤのエアボリュームは快適そのもの、安定感は Caledonia さんに通じるような気持ち良さがあったようにも感じました。
 
そして、新型 Cervélo R5。 ホイールは ENVE SES 4.5pro です。
細身のフレームカッコいいですよね。精悍でシュッとしてて。お約束で持ってみましたがまぁ軽いです。この状態で 6kgちょいくらい。

乗り味も軽さはありましたが、甲高い響きのような感触はありました。昨年、WINSPACE SLC3 とか Bianchi Specialissima、今年の大阪で SCOTT ADDICT RC 乗った時にも似たような感覚があったので、超軽量車で共通なものなのかもしれません。


そして、ENVE MELEE。まさにプレミアムな1台ですね。乗っててすごい気持ちいい。踏んだ感触とフレームのしなりがリズム良く合ってくれるというか、絶妙な乗り味な感じで。
 
そして、次に行ったのが Podium さんブース。ここでは、TIME Scylon のりました。
春の発売以来、実物見るのも乗るのも初めてです。
もう、見てほれぼれするようなカッコよさ。

 


 

 

実物見ると本当に美しいです。

 
これってかなり剛性の高いガチガチのレースバイクのはずなんですが、乗っててすごい軽やかだし伸びもある。ハンドリングは少しレース車っぽいクイックさがあるかなと感じましたが、乗っててワクワクする感じハンパないです。
 
TIME 、すばらしいです。
 
あと、Podium さんでは、午後に Cinelli + SCOM の試乗もしました。SCOM も気になっていたので乗れてよかったです。(こちらはその2で)
 
それから、SCOTT の 新型 ADDICT 40、CHAPTER 2 RIRA に乗りました。
新型 ADDICTはこの秋のモデルチェンジでしたので初めてです。ADDICT RC とは違い、エンデュランスモデルです。乗った際のポジションもとっても楽でした。明らかにリラックスして乗れました。
 
海外サイト等ではかなり良い評判だったのですが、標準装備が 32c の SCHWALBE ONE というちょっとゴツめのタイヤ(305g)だったせいか、ちょっともっさりとした感じがありました。しっかりエンデュランス向きなのに加え、乗ったのがシリーズの中でもミドルクラスだったので柔らかめだったんじゃないかと思います。
あと、最近の SCOTT 、ロゴとか含めてちょっと地味なのが気になります。
 
CHAPTER 2 は名古屋以来2度目です。
名古屋ではハンドル周りのトラブルで万全ではなかったのでもう一度ということで。何度見ても塗装が美しいし、見た目がすごいカッコいい。実物見るとさらにカッコいいです。

で、乗ってみたところ、フィット感がとても良い。設計者のマイク・プライド氏が身長 168cm なのもあって小さいサイズに定評があるのですが、今回乗ってみてポジション/サイズがとてもしっくりくるのを感じました。ホイールは ZIPP 303 FC ですがこれもとっても良好。ZIPP はいわゆる爪ハブを採用しているのですが、音や振動の感触はイイなと思いました。

 

とこれで、大体午前が終わった感じです。

その2へと続きます。