TIME ALPE D'HUEZ X のインプレ動画出てました。

 

 

以前ここで挙げたイギリスのショップです。

 

というか、これ、通常の新製品インプレというのではなく、LOOK 785 HUEZ と並べての比較インプレのような動画です。これちょっと戸惑いました。というのは、TIME  はグラベルモデルからブラッシュアップされたオールロードタイプ 、LOOK は軽量ヒルクライムモデルぽいからです。共にHuezの名前を冠してはいますがタイプが違ってて比較にならないのではと。動画の構成として捉えづらいというか、要点がまとまらないというか...

 

そこで、LOOK の方調べてみました。LOOK 785 HUEZの方も今年出た新型なんですね。

 

日本の代理店サイトは情報古めなので、分かりやすそうなここのリンクで。

本国だと同じモデル名でアップデートしてるようですが、日本では「2」をつけてわかりやすくしてるようです。(代理店にも同様の記述がありました)

 

 

これ見る限り、従来モデルからケーブル内装と32Cタイヤ対応という部分が変わったようで、乗り心地もよく振動吸収性も高い、いわゆる軽量ヒルクライムモデルという枠には収まりきらないようなモデルのようです。

 

ここで、やっと繋がったなという感じでした。「レースでもエンデュランスでもないロードバイク」という動画のタイトルも納得です。とはいえ、やはり元々の素性が違うバイクですので、がっつり比較と言うよりそれぞれの軽いインプレに留まってる感があります。個人的には、もうすこしがっつり踏み込んだインプレを期待していたのですが。

 

また探します

 

で、お目当てのインプレですが、このバイクの基本的な立ち位置はやはりADHXの修正・リブランド版であることは間違いないようです。グラベルバイクという括りではなくオールロードなロードバイクとして再定義を行ったということてす。硬さ・反応はいいが、サドルを離れてダンシングでガシガシ行くようなタイプではなく、シッティングでクルーズ。スピードは出る。そういうところはちょっと不器用に感じるかもしれないと言ってます。

 

もうCaledoniaの匂いがプンプンしませんか?

 

こういうの、絶対好きなはずです。これで乗り心地良くないなんて100%ありえないはず。

乗っててめっちゃ楽しそう。

 

そして、この動画の中でしきりに言及されているのがTIMEのラインナップ。

 

TIME社自体が激動の時代を経て、現在も再構築の途上にあリます。その中で「Scylon(Skylon? )がもうすぐ出る(復活)」といったコメントがしきりに出て来ます。そして、それに続きエンデュランスモデル「Fluidity」の復活も示唆されています。この点については、代理店さんが出している新社長とのインタビューの中にも出てきます。あと、この社長さん色んなとこでインタビュー受けててポッドキャストとか残ってるっぽいので、掘り返してみようかなと思います。

 

TIMEの新リーダーが明かす “進化する未来とニューモデル"

 

こんな感じで。日付は2023年5月になってます。

 

ラインナップについてはこんな風に言ってます。


エンデュランスバイクとして発売していたFluidity(フルイディティ)を復活させます。また、グラベルの第2モデルを計画しています。さらに2024年にはScylon(サイロン)の次世代モデルについて話ができるようになるでしょう。

現在、これらの3つのプロジェクトに注力しています。
ケーブルの内装システムに対応した新しいハンドルバーやステムも2024年に計画しています。ここまでは言えます。

最終的なターゲットとして5から6のモデルを持つブランドになりたいのです。1年に1.5モデルのペースで投入して行きたいと考えています。

 

ここの「グラベルの第2モデル」はADHX45ですね。

 

今回のインプレ動画の中では、Scylon・Fluidityの復活に伴い、TIME ALPE D'HUEZ Xの居場所がなくなり短命に終わるのではと結論づけていますが、個人的には違う感想をもっています。

 

だって、

  • 再建中の会社が新製品出して2年で再設計・金型制作を伴うマイナーチェンジ・リブランド
  • さらに後続のラインナップ拡充でそれを短命でディスコン

ってありえなくないですか?

もし短命で終わらせるんだったら、ADHXのままフェードアウトして終わりだと思うんです。普通は。

 

なので、個人的な妄想ではFluidityの場所にTIME ALPE D'HUEZ Xが収まり、今年Scylonの後継が出れば平坦向けレーシングバイクのピースが埋まるというものです。上のインタビューとも辻褄合いますし。

 

で、ラインナップが落ち着き、サウスカロライナの工場が軌道に乗ってきたらセカンドモデルの拡充を行っていくということで。あくまでも、個人的な妄想ですけどね。

てか、TIME乗ったことないのによくここまで書いてるなと

ただひたすら乗り味の良い、乗ってて気持ちいいバイクが好きで、TIME ALPE D'HUEZ Xと言う新製品が刺さっただけでこれだけ気持ちが膨らんでしまうという。

 

てか、チャリ乗りたい

はよケガ治ってくれ