赤毛のアン20章10
It was as if all the dreams, sleeping and waking, of its vivid occupant had taken a visible although unmaterial form and had tapestried the bare room with splendid filmy tissues of rainbow and moonshine. Presently Marilla came briskly in with some of Anne's freshly ironed school aprons. She hung them over a chair and sat down with a short sigh. She had had one of her headaches that afternoon, and although the pain had gone she felt weak and "tuckered out," as she expressed it. Anne looked at her with eyes limpid with sympathy.
vivid:生気に満ちた
occupant:占有者,居住者
visible:目に見える
unmaterial:非物質的な,無形の
form:形,形状
tapestry:タペストリーで飾る
bare:家具のない
splendid:素晴らしい
filmy:薄膜の,はっきりとしない
tissue:薄い織物
rainbow:虹
moonshine:月明かり
presently:やがて
briskly:足早に,キビキビと
freshly ironed:アイロンをかけたばかりの
hang:吊るす,掛ける
with a sigh:溜息をついて,溜息交じりに
headache:頭痛
pain:痛み
be tuckered out:疲れきる
limpid:冷静な,落ち着いた
sympathy:同情
眠っている時とか起きている時とかに関係なく、この部屋の住人が夢見る夢すべてが、物としてではないが眼に見える形を取り、むき出しの部屋を虹や月の光といった素晴らしい覆いでうっすらと飾っているようだ。やがてアイロンをかけたばかりの学校のエプロンを持ってマリラが足早にやってきた。椅子にエプロンをかけると軽くためいきをつきながら座った。その日の午後、いつもの頭痛を患ったのだ。痛みは去ったとはいえ体は重く、マリラの言うところの「疲れきった」状態だ。分かっているわとアンは気の毒そうにマリラを見ている。
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vivid:生気に満ちた
occupant:占有者,居住者
visible:目に見える
unmaterial:非物質的な,無形の
form:形,形状
tapestry:タペストリーで飾る
bare:家具のない
splendid:素晴らしい
filmy:薄膜の,はっきりとしない
tissue:薄い織物
rainbow:虹
moonshine:月明かり
presently:やがて
briskly:足早に,キビキビと
freshly ironed:アイロンをかけたばかりの
hang:吊るす,掛ける
with a sigh:溜息をついて,溜息交じりに
headache:頭痛
pain:痛み
be tuckered out:疲れきる
limpid:冷静な,落ち着いた
sympathy:同情
眠っている時とか起きている時とかに関係なく、この部屋の住人が夢見る夢すべてが、物としてではないが眼に見える形を取り、むき出しの部屋を虹や月の光といった素晴らしい覆いでうっすらと飾っているようだ。やがてアイロンをかけたばかりの学校のエプロンを持ってマリラが足早にやってきた。椅子にエプロンをかけると軽くためいきをつきながら座った。その日の午後、いつもの頭痛を患ったのだ。痛みは去ったとはいえ体は重く、マリラの言うところの「疲れきった」状態だ。分かっているわとアンは気の毒そうにマリラを見ている。
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赤毛のアン20章9
In all essential respects the little gable chamber was unchanged. The walls were as white, the pincushion as hard, the chairs as stiffly and yellowly upright as ever. Yet the whole character of the room was altered. It was full of a new vital, pulsing personality that seemed to pervade it and to be quite independent of schoolgirl books and dresses and ribbons, and even of the cracked blue jug full of apple blossoms on the table.
essential:本質的な
respects:観点
gable:切妻
chamber:部屋
pincushion:針差し
stiffly:堅く
upright:直立して
alter:変わる
vital:活気のある
pulsing:脈動した
personality:性格,独特な雰囲気
pervade:充満する,行き渡る
independent of:~に関係なく
cracked:ひびの入った
jug:水差し,つぼ
アンの小さな部屋の家具などが変わったわけではない。以前同様壁は白く、針刺しは固いし、相変わらず黄ばんだ椅子は座り心地が悪そうだ。だが部屋全体の雰囲気は変わった。生命に満ちた新しい個性が行き渡り部屋全体を満たしている。女の子の本とか服とかリボンとかが原因ではない。テーブルの上にひびの入った青い水差し置かれており、りんごの花がいっぱい活けられているがそのせいでもない。
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essential:本質的な
respects:観点
gable:切妻
chamber:部屋
pincushion:針差し
stiffly:堅く
upright:直立して
alter:変わる
vital:活気のある
pulsing:脈動した
personality:性格,独特な雰囲気
pervade:充満する,行き渡る
independent of:~に関係なく
cracked:ひびの入った
jug:水差し,つぼ
アンの小さな部屋の家具などが変わったわけではない。以前同様壁は白く、針刺しは固いし、相変わらず黄ばんだ椅子は座り心地が悪そうだ。だが部屋全体の雰囲気は変わった。生命に満ちた新しい個性が行き渡り部屋全体を満たしている。女の子の本とか服とかリボンとかが原因ではない。テーブルの上にひびの入った青い水差し置かれており、りんごの花がいっぱい活けられているがそのせいでもない。
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赤毛のアン20章8
One June evening, when the orchards were pink blossomed again, when the frogs were singing silverly sweet in the marshes about the head of the Lake of Shining Waters, and the air was full of the savor of clover fields and balsamic fir woods, Anne was sitting by her gable window. She had been studying her lessons, but it had grown too dark to see the book, so she had fallen into wide-eyed reverie, looking out past the boughs of the Snow Queen, once more bestarred with its tufts of blossom.
orchard:果樹園
blossom:花が咲く
frog:カエル
silverly:美しい声で
marsh:沼地
savor of:~のにおいがする,~が感じられる
clover:クローバー
balsamic:芳香性の
fir:モミ
gable window:切り妻窓
wide-eyed:目を大きく見開いて
reverie:空想
boug
bestar:~に星をちりばめる
tuft:小さな房
6月になると、果樹園には再びピンク色の花が咲き、水のきらめく湖の先端部にある沼では甘く美しい声で蛙が鳴いている。クローバー畑やモミの森からの香りが辺りに立ち込めるある夜、アンは自分の部屋の窓際に座っていた。学校の勉強をしていたのだが、すっかり暗くなって本を読むことができないほどだ。アンは大きく目を見開いて空想に耽っている。去年と同じように小さな花が咲き誇る雪の女王の枝の向こう、はるか彼方をアンは見つめていた。
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orchard:果樹園
blossom:花が咲く
frog:カエル
silverly:美しい声で
marsh:沼地
savor of:~のにおいがする,~が感じられる
clover:クローバー
balsamic:芳香性の
fir:モミ
gable window:切り妻窓
wide-eyed:目を大きく見開いて
reverie:空想
boug
bestar:~に星をちりばめる
tuft:小さな房
6月になると、果樹園には再びピンク色の花が咲き、水のきらめく湖の先端部にある沼では甘く美しい声で蛙が鳴いている。クローバー畑やモミの森からの香りが辺りに立ち込めるある夜、アンは自分の部屋の窓際に座っていた。学校の勉強をしていたのだが、すっかり暗くなって本を読むことができないほどだ。アンは大きく目を見開いて空想に耽っている。去年と同じように小さな花が咲き誇る雪の女王の枝の向こう、はるか彼方をアンは見つめていた。
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