
1. 蜂蜜を販売するドイツ系企業が引き起こす悪い「後味」
Susan Berfield. “The Honey Launderers: Uncovering the Largest Food Fraud in U.S. History.” BloombergBusinessweek. September 10, 2013.
http://www.businessweek.com/articles/2013-09-19/how-germany-s-alw-got-busted-for-the-largest-food-fraud-in-u-dot-s-dot-history#r=most%20popular
数年前に、外資系の銀行に勤めていたとき、コンプライアンスに係る仕事をしていたので、マネーローンダリング (不正資金の合法化)が頻繁に話題となりました。組織犯罪者が不正に得た資金源を隠蔽するために、いくつかの国にある様々な銀行で口座を開き、何度も資金を移転させてその出所がわからないようにする犯罪です。私が働いていた銀行は国際的に事業を展開していたので、このようなマネーローンダリングに最適でした。この記事は、違法に中国から輸入された蜂蜜の産地を偽装する企みを報告します。それによると、マネーローンダリングのように、中国産の蜂蜜がいくつかの国に出荷され、産地を隠すために濾過された後に、ラベルが貼りかえられました。この処理が終わった後、アメリカに出荷されました。普通のマネーローンダリングとは違い、この「ハニー・ローンダリング」(ハチミツ洗浄)はドイツ系企業によって行われました。その目的が、中国産の蜂蜜に課される関税を避けることでした。
2. ブラックベリーはブラック(黒字)に転換する可能性が薄い?
Will Connors. “BlackBerry Strikes Preliminary Go-Private Deal for $4.7 Billion.” The Wall Street Journal. September 23, 2013.
http://online.wsj.com/article/SB10001424052702303759604579093342883899478.html?mod=WSJ_hpp_LEFTTopStories
数年前、ブラックベリーを使っていました。当時、人気の携帯電話でした。金融業界で働いているビジネスマンの必需品で、かなり人気がありました。オバマ大統領も最初の大統領戦で使い、「バラク」ベリーというあだ名がつけられていました。その当時の人気を振り返ると、今の最悪の経営状態に陥ることは創造がつかなかったのです。リンクされる記事によると、過去数カ月、ブラックベリーが「very high risk」 (リスクとのとても高い)企業として、「Rapid Ratings」という格付け機関に評価されています。そのため、大口株主の「Fairfax Financial Holdings, Ltd.」による買収提案を検討しています。それが成立すると、普通の流れと違い、公開会社から株式非公開の会社に変ります。
PRISONERS Trailer | Festival 2013
https://www.youtube.com/watch?v=Ef-igHm7OMA
3. Prisoners(囚人)はアメリカと同様、日本でも大成功するか。
John Horn. “'Prisoners' wins box office with solid $21.4-million opening.” Los Angeles Times. September 22, 2013.
http://www.latimes.com/entertainment/envelope/cotown/la-et-ct-prisoners-box-office-20130922,0,3737642.story
この最新作「プリスナーズ」は以外に成功しました。心をかき乱すような映像や物議を醸す課題を取り上げ、長い2時間半の上映時間にもかかわらず、観客を喜ばせました。評論家も高く評価しているそうです。題名が明確に示唆するように、誘拐された娘を探すお父さんの物語で、公開されたときに、21.4 憶円の売り上げを達成しました。公開された予告編は、かなりインパクトがあります。最愛の娘を誘拐されたヒュー・ジャックマンが、証拠不十分で保釈された容疑者を拉致して、徹底的に懲らしめる(目には目を)ことの善悪を問うスリラー映画です。
日本で公開されたら、人気がでるかどうか分かりませんが、今でも解決されていない北朝鮮による拉致問題にも重ね合わせることができ、観客動員が見込めるかもしれません。
<推薦図書>
本ブログの著者ジョセフ・ガブリエラと杉本有造は、両者ともにMBAの保有者であり、英語と日本語の両方でエレベーターピッチを実施する豊富な経験を有しています。くわえて、両者の経験を活かして、ビジネスパーソンに対して、仕事の現場で直ちに活用できるエレベーターピッチの技法について指導しています。エレベータースピーチのテクニックを習得したいと思われている方に、二人の共著『エレベーター・スピーチ入門~アメリカビジネスで成功するためのプレゼンテーション&自己イメージ作りの技法』を読まれることを強くお勧めします。
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皆さんのビジネスリーダーとしての知識欲をさらに刺激するために、毎月、2回の頻度で、「アメリカ・ビジネスの最前線」を主な対象にして、「アメリカ・ビジネスでいま何が起こっているのか」「どのような最新技術に注目が集まっているのか」「日本や日本製品はアメリカでどのように評価されているのか」といった点について、アメリカ人としての見解を掲載します。日本のメディアでは、日本人による単一的(あるいは一方的)な見解が主張される傾向が強いように思えます。このブログ記事では、「世界には多様な考えがある」ということを日本の読者に具体的なテーマで知ってもらうことを意識しています。日本や日本人に対する外国人の見解、考え方を知ることで、読者自身の世界観を広げ、最終的にはビジネスチャンスにつなげてもらえればと願っています。とりあげてもらいたい「旬の話題」や建設的なご提案など、お気軽に著者までご連絡いただければ幸いです。
ジョセフ・ガブリエラ 博士/MBA
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(The Institute for the International Education of Students, Tokyo)講師
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