課題
こんばんは!
ステップ瑞穂店石澤です。
ブログ更新頑張り中です。
今日Twitterをみていたら
新谷選手の投稿がすごく気になりました。
(勝手に名前だしてすみません)
内容は
「メンタルを崩壊して無月経になるまで追い込む事が本当にかっこいいものなのか。
女子選手はしっかり考えてほしい。」
というものでした。
この問題は私も10年ぐらい前にぶち当たり、現状をたたきつけられましたが
回避方法の知恵もなく、なんとなーく放置していました。
私も根性や我慢できるところが日本人の良いところと教育されたこともありますし、
そのストイックさがかっこいいと思った時もありました。
でも競技を辞めて、外から「陸上」を見た時、なんか違うなとずっと感じております。
過剰な食事制限
過剰な練習
10年ぐらい前にTVの番組を見ていて
特に長距離は無月経になってる選手が多い。
それが骨密度の低下にもなるし、疲労骨折もしやすい。
それを知っている指導者がだいたい8割
知っているが対策をしている指導者がごくわずか・・・。
みたいな内容のことをやっていました
(※10年ぐらい前なので、今のデータは把握していません)
今日、栄養士の方に今の現状ってどうなってますか?って問い合わせた所
『今でも「痩せている=走れる」の概念がある人が多く、目標と目的がズレていることがある。
強豪校でも、体重計測の前日に
献血にいったり、絶食をしたり、長風呂をしたという話を今でも聞きます』
とのご回答でした。。。
献血にいくって、、、。
要は
「メンタルを崩壊せずに、無月経にならない程度に練習して」
同じパフォーマンスができればいいってことですもんね!
ちなみに他のスポーツの女子選手はどうしているんだろう?
海外の選手も同じなのかな?
と思い、
うちのstaffのケニア人に聞いてみたら
ケニアの女子選手は無月経とかはほとんどないって言ってましたね!
食べ物は太りやすい食材は避けるけど、量を減らすことはない。
太っていたら練習量は増やされる
とのことです。
「スポーツを科学する」
これはキーになる言葉で、この10年ぐらいであらゆるジャンルで数値化できるようになってきました。
他種目からの学びからもありますし、
他国からも学びもあります。
良いものはどんどん取り入れていったらいいですし、
みんな薄々よくないと気づいていながら行動できない・・・。
そろそろ女子選手のこの問題も、改革を起こしていかないといけないですね!
アップシューズデータ
こんばんは!
ステップ瑞穂店 石澤です。
本日は、「陸Tube」のHIDEROさんより
貴重なデータを頂きましたので、ご紹介させていただきます。
内容は1月末に行われた
「全国跳躍研究会」という
今年で第6回目の開催で、
全国から跳躍選手が集まっての合同練習会が行われているんですが
その時に参加した選手の履いていたアップシューズのカウントデータです。
よくメーカーさんから
全国大会のシェア数とかはいただけたりするんですが、
全国大会のレベルになると、メーカーさんの販促部隊が動いて染められちゃうので
あんまり参考にならない。
どのメーカーすごい!とかじゃなくて、販促活動がんばりましたねぐらいに見えてしまいます。
本当にエンドユーザーが自分でお金出して、買っている商品などは、県大会ぐらいでカウントするといいデータがとれます。
今回は跳躍選手のスパイクじゃなく
「アップシューズ」というなかなかマニアックなデータをいただきました。
参加者は172名(男子96名、女子76名)
☆メーカー別ランキング
1位 アシックス
男子 34名
女子 34名
合計 68名(39.5%)
2位 NIKE
男子 23名
女子 16名
合計 39名(22.6%)
3位 MIZUNO
男子 23名
女子 7名
合計30名(17.4%)
4位 アディダス
男子 11名
女子 8名
合計 19足(11.0%)
5位 NB
男子 4名
女子 10名
合計 14名(8.1%)
その他メーカー2名(1.1%)
シューズ別ランキング(男女)
1位 ペガサス(NIKE) 16足
2位 ターサーエッジ (アシックス) 14足
3位 ターサージール (アシックス) 13足
3位 ライトレーサー (アシックス) 13足
5位 エンペラー (ミズノ)11足 (これはもしかしたらデュエルと混ざった可能性あり)
6位 ビルトトレーナー(ミズノ) 10足
7位 アディゼロRC (アディダス) 8足
8位 ターサージャパン (アシックス) 6足
8位 ソーティ (アシックス)6足
8位 ライバルフライ (NIKE)6足
8位 ボストン(アディダス) 6足
男子
1位 ペガサス (NIKE)10足
2位 ビルトトレーナー(ミズノ)9足
3位 ターサーエッジ(アシックス)7足
3位 ライトレーサー(アシックス)7足
5位 エンペラー(ミズノ)6足
6位 ターサージール(アシックス)5足
6位 ソーティ(アシックス)5足
6位 アディゼロRC(アディダス)5足
女子
1位 ターサージール(アシックス)8足
2位 ターサーエッジ(アシックス)7足
3位 ライトレーサー(アシックス)6足
3位 ペガサス(NIKE)6足
5位 エンペラー(ミズノ)5足
時期的なもの
跳躍種目であるという事
条件にも左右されることが多々あると思いますが、
売り場でもだいたいこんなバランスで売れているので、リアルユーザー評価だと思います。
このデータをみて石澤の感想ですが...
- ニュートラルクッションモデルはNikeが独占。(本当はミズノのWAVEライダーが絡んでほしい)
やっぱり、プロネーション防止のようなサポートシューズは陸上では低評価
- ビルトトレーナーがこの位置に絡んでいることは、固定のビルトユーザーが見られる(さすが!)
一人ビッカーを履いてる選手がいる!(好き!)
- 女子はレーシングの着用率が目立つ(軽さ、感覚優先)
- やっぱりターサーがすごい!(エッジ、ジール、JP)
ジールが廃盤なので、エッジだけでカバーできるのかが疑問
アシックスはランニング品番の厚底が弱すぎ
- ミズノは女性のシェアがイマイチ
- アディダス 一時の勢いはどうした??
- NB 女性のシェアをとり始めているが、ヒット商品がなくメーカーが売れているイメージ
- ソーティーユーザーにウィンドスプリント履かせたい
- スパイクのシェアはダントツにミズノ、アシックスだから、もう少し「スパイクとリンク」する商品を期待したくなる。
やっぱり
ビルトとか
レーシングスターとか
ウィンドスプリントとか
プライオとか(もうないか・・・)
このあたりの商品がスパイクともう少しリンクすると面白い
とか 感じました。
本当にこれ良いデータだと思います。新聞とかメディアの情報が偏りすぎ・・・。
これ色んな種目でやりたいですね!
昔は大会行って、プログラム買って
どの選手がどのシューズやスパイクを履いているか全部メモとってましたけど
(普通はタイム書きますけどね・・・石澤式プログラムの活用方法)最近はやらなくなっちゃいましたね。
反省しております。
是非皆さんも参考に。
競技人口
こんばんは!
ステップ瑞穂店 石澤です。
陸マガを見ていて「あれ?」と感じたことがありましたので
ご紹介させていただきます。
皆さんは陸上競技人口って考えたことありますか?
私も昔に一回調べたことがあったんですが
頭の中はずっと30万人でとまっていました。
それがいつの間にか42万人にも到達してたんですね・・・
少子高齢化と言われる時代に
競技人口が増えていくことは、うれしいですね!
ちなみに2019年の陸連登録者数は
一般が94000人
高校が111000人
中学が198000人
大学が20000人
全体的には中学生の登録者数が増えているとか。
男女比で言うと
男性が275000人
女性が150000人
都道府県別にみると
1位 東京 35000人
2位 大阪 28000人
3位 神奈川 25000人
4位 千葉 21500人
5位 愛知 20600人
6位 兵庫 20000人
7位 埼玉 18100人
8位 福岡 16000人
9位 静岡 14000人
11位 新潟 10300人
12位 広島 9600人
13位 京都 9500人
14位 宮城 8200人
と、北海道以外はステップの店舗がありましたね!
良かった!
ちなみに公認の大会がたくさん行われているのは
1位 兵庫
2位 大阪
3位 広島
4位 愛知
5位 神奈川
このデータも面白いですね!兵庫はダントツ258大会も公認大会がございます。
逆に一番少ないのは33大会しかないので
国内でもかなりの温度差を感じます。
でも競技者42万人もいるんだったら、なんかいろんなことができそうですね!
今後に期待!
新ルールについて
こんばんは!
ステップ 瑞穂店 石澤です。
各地で自粛解除が増えてきて
ようやく学校再開や部活再開ってことを耳にするようになってきました。
7月ぐらいからは選手権などの大会が開催されるとかされないとか・・・。
このまま何もなく終息してくれたらいいのですが。
コロナの前は厚底の話題とか
競技ルールの開催などすごーくメディアを騒がせていましたが。
この件は触れていいのか悪いのかと思いながら
今日に至っています。
2020年のシューズのルールが変わったのは有名な話ですが
- 厚さが40mm以内
- 市販品で大会の4カ月前に発売されていること
なんとなーくこんな感じの情報が回ってきておりました。
とばっちりを食らったのは主に短距離選手のような気がします。
これって個人別注はアウト!って意味で慌ててスケジュールを前倒しにして
無理やり発売する流れになっていました。
(実際のところはコロナの影響でオリンピックも延期の発表で慌てて
発売する理由もなくなってしまったのですが・・・)
最近審判ハンドブックを取り寄せてしっかり内容を確認してみたのですが、
ばっちりシューズのルールも記載されていました。
その中にはこのように記載されています。
競技用靴の規定(追加)
○靴底厚さ規定(スパイクなし:40mm スパイクあり:30mm)
○市販(4カ月前から誰でもオープンな市場で容易に購入できる)
と。
ここで色んな疑問を抱いてしまったのですが、
「だれでも」「オープンな市場で」「容易に」
これって例えば
抽選販売とか
足数限定発売とか
こんな販売方法だと全部アウト!ってことなんですかね?
別注関係はどこまではOKなのでしょうか?
イージーオーダー関係はカタログ記載だからOK?
素材加工とかはアウト?
ミッドソールの巻き上げ部分も40mmにカウントされちゃう?
????
わかんないことだらけですね!
実際に日本記録とかでたタイミングとかすごく揉めそうな内容ですね。
今の時代は画像とかもすぐにアップされちゃうし、SNSとかでもすぐに広まってしまうし
凄くこわい
今の所売り場には、「これはOK」「これはアウト」みたいなアナウンスは
どこからも寄せられていませんが
凄く揉めそうですね!