拒食でおでぶになった過去を持つ私が語る、心と体の栄養話。
初めての方、ざっと読み返したい方はこちら↓をご利用ください。

>>主要記事へのリンク集

昨日紹介した本の続きです。
アマゾンのリンクにも書いてあるけど、著者のエリカさんはミスユニバースジャパン公式栄養コンサルタント。
2006年、2007年のミスユニバースでは2位、1位に輝いた日本代表の知花くららさん、森理世さんを指導した方だという肩書きも人気の秘訣なのかな?

昨日はよいところをまとめたので、今日は、「万年ダイエッターさんはこの辺ちょっと気をつけて読んだらいいかも」と思うところを纏めてみます。
(明日からまたドカ食いの原因シリーズに戻ります)

続きを読む前に>>> 
>>人気ブログランキング(ダイエット)
>>ブログ村 ダイエットブログ ランキング

最近、一日に一瞬だけ一位になります。その瞬間を見られた貴方の今日は大吉(笑)

~~~~~~~~~~~~~~~~~

◆世界一の美女になるダイエット (単行本)

エリカ アンギャル (著), Erica Angyal (原著)

燃焼系ボディは食べて作る!摂食障害も克服!     ★★万年ダイエッター向けダイエット★★

◆携帯の方>>Amazonでこの本のレビューを見る


◆PCの方>>Amazonでこの本のレビューを見る


~~~~~~~~~~~~~

全体的に良い本だと思いました。
でも 「必ず~する」とか「完全カット」とかいう表現のとこは注意して読んでね。


例えばこんなとこ。
■食べる順番、 寝る○時間前までに食事をすませる
■良質の油は「必ず」とる
■白い穀物、砂糖はNG
巻末の一週間プログラムでは完全カットって書かれてる)
 →完全カットじゃなくて、白いものももいいけど、茶色いもの(玄米や全粒粉でできたパン、黒砂糖や蜂蜜)も意識した事がなかったら取り入れてみよう、って程度を私はおすすめしてます。栄養のある玄米でもミネラルの吸収が阻害されちゃうって話もあるよ。 食べる順番や時間、油にしても同じで「完全に」やろうと思うと、多くの場合ドカ食い衝動との我慢大会になっちゃう。→ストレスホルモンでやせなくなる

■低GIの食品を選ぶ
これもまあそうなんだけど、じゃ~っていって野菜ばかりにすればいーってもんじゃなくて、これもバランスです。
ご飯も野菜も肉も食べるからこそ良いのです。極端に低GIの野菜や海草だけ、とかやってると満足できなくて過食が止まらなくなっちゃうよ(私も経験してるし、読者の方にも多いです) 
この本では「にんじんやかぼちゃ、イモ類はGIが高め」って書いてあって、確かに野菜の中ではそうだけど、別に野菜は野菜として普通に常識的に食べる程度なら神経質に気にする必要はないと思う。多分著者も、ご飯とかパンとか高GIの食品も必要だけど、できるときはその中でも低めの茶色いものを選ぶといいよ、って言ってるだけだと思う。 この辺、しつこく注意をよびかけないと誤解する人がいそう。

■アイスクリームは太る、老ける
どうしていけないのかという理由を一生懸命説明してくれてます。
(ここには書かないけど)
どれも常識的なことなんですが、万年ダイエッターさんは「少しでも(たまにでも)食べたら太るもの」って受け止めて無理なガマンを重ね、挫折の結果になってしまいがちですよね。 
ここは、こんな風に受け止めるといいと思う↓
・ほんとに食べたい時は食べちゃったほうが、食べたい気持ちを引きずらないので太らない。
・ただ、「ヘルシーかつココロも満たされる美味しいもの」を自分が知らないだけかもしれないから、冷凍フルーツと豆乳でつくったスムージーとか前に紹介したプロテインをつかったフローズンデザートとか、冷凍完熟バナナとか、ヘルシーで似たようなものも取り入れてみるといいよ。

日本人は乳製品は控えたほうがいい
これについての私の考え方はこちら>カルシウム不足だとヤセない?


・・・とこの辺を万年ダイエッターさんは「・・・したら絶対太る」「・・・は食べたら太るもの」って極端に受け止めて、食べたい気持ちを完全に押し殺そうとして後で爆発(ドカ食い)、というパターンになってしまいます。
禁止食品をつくるとその食品への欲求が募りつもっていくの。
逆に「食べて良いもの」は「安心して食べられるもの」というだけの存在になってしまって、美味しいからというより食べてよいものだから食べているだけ、となってしまって満足感がなくなっていくのです。
→ 食べてはいけないものを一口たべたらプチンと切れて過食・・ってなっちゃう。

ですからこの辺を「生活に取り入れる程度」に心がけるようにしたら、この本はとても良いポイントばかりが取り入れられているので良い情報になると思うよ。



あ、あと、細かいところだと日本の野菜サラダにはタンパク質が足りない、って書かれてるけど、私達日本人の食習慣ではおかずとして タンパク質を食べてるので、気にする必要はないと思います。 (外国の方は大きなサラダにお肉とか載せたのをメインディッシュとして食べるんです) 私も昔はこーいうの頼んでたけど、腸の長い日本人はこれだとすぐお腹空いて(我慢大会→ストレス太り)になっちゃうと思う。 お腹すいてないときとか、たまにはこういうのも楽しいけどね。

重い筋肉で引き締まった体のBMI値は低くない。 
体重を減らす事ばかり考えてもダメ

・・・ともかかれていて、これも私もずっと書いてきてるけど、でもココロもカラダも健康になる(幸せに暮らせる)ダイエットで、みんながミス・ユニバースみたいな体型になれるってわけじゃないよね。 私なんか、あんな体型目標にしたら、ココロが壊れるダイエットしないと無理。そーいうダイエットで一時的になれても、またホルモンバランス崩れて食べないのにおでぶになっちゃうからつまり私の実力では何やっても無理!(笑) 
それにさ、無理のある体型を目標にしちゃうと、そうなれない自分にイライラ。
著者も警告してるストレスホルモンのもとになっちゃう。 
あ、でも著者のエリカさんもみんながあーなれるなんて言ってないです。言ってないけど、端々に「理世もくららもこうしてたわ」とかあるから、誤解して一人苦しんじゃう人もいるかも・・って思った。

色々書いたけど、日本の栄養士さんのように栄養素の名前や数字ばかりの堅苦しい感じとは違って読みやすいし、上記のほかにアレはダメコレはダメっていうのもないし、カロリーカロリーって言わない本なので、上記のようなことに注意して読めば良い情報になるのではないかと思います。

もし、それでも私は神経質になっちゃいそう。。て思うようなら今は読まない方がいいかも。
薄い本だしパラパラっと立ち読みするくらいで丁度いい、って事もあるかもです。


 なるほど、と思ってくださったら2つのバナー↓をぽちっと応援いただけると嬉しいです。

あなたのぽちx2回のご協力が命です!(詳しくは>管理人の頭の中

 




手紙お悩み・無料相談は⇒こちらをよくお読みになってから

メモ個人セッション(スカイプ・対面)⇒お問い合わせはこちら