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マスタング ワンオフチタンマフラー

マスタングのエクステリア最終作業は、ワンオフでチタンマフラーを製作します。

コンセプトは、一般的なマフラーチップのみを見せるだけではなく、パイプごと見せるデザインにします。
素材は、強度、軽さ、耐食性、耐熱性を兼備えているマテリアルフェチにはたまらない薄々高純度チタンを使い、スパルタンさとハイテク感を出し、ダックテールとコンセプトを合わせ統一感を出します。


さて、チタンマフラーは、他素材のものより高額になる製品が多く、それには訳があります。

チタンは軽量ながら強度があることから、肉厚が薄く出来るメリットがあります。その反面、機械で曲げてしまうとあっさり割れてしまう可能性があり、そのため曲げ部分は輪切りにしたピースを溶接していくという非常に面倒な素材です。
※機械曲げしている製品は、他の金属を多く含んだ純度の低いチタンが使われていることを意味します。

つまり、チタンは素材代も去ることながら、曲げ作業で機械曲げが出来る他素材と比べ、何倍もの手間を要することから、どうしても高額になってしまうのです。
STDC Style-チタンマフラー曲げ

また、溶接の際には特性上さまざまな元素と反応することから、画像の様に両出口にフタをして、ヘリウムガスを注入してやる必要があります。この点もコストアップにつながる要因です。
STDC Style-ヘリウムガス注入中

サイレンサーは設けず、ただのチタンで出来たパイプ仕様です。(笑)
STDC Style-ストレート

チップ部分にチタンの象徴である「焼き色」を入れて完成です。
しかし、この状態では何か物足りなく、かなりマヌケな状態です。(笑)
STDC Style-チタンマフラー完成

もちろん、そこは計算済みで、別途ヒートガードたるものを用意しています。
設計をしている友人に無理を言って、私の超テキトーな手書きのイラストからCADで設計図をおこしてもらい、意味もなく素材を高価なSUS316(どんな強力な犬のオシ○コをかけられても負けない耐腐食性!)を使って、ワンオフで製作します。因みに、仕上げはヘアライン加工です。
友人曰く、「曲げ加工の際にベントの形状が崩れ、結局手曲げになり…」とのことです。(汗)
STDC Style-ヒートガード

装着するとこんな感じになります。カッコ良過ぎます。。
STDC Style-ヒートガード装着イメージ

これが、先日のバンパーとダックテールと今回製作したマフラーの完成図になります。
随分雰囲気が変わり、オンリーワンのマスタングに生まれ変わりました。
STDC Style-ダックテール・チタンマフラー完成

最後もやっぱり狙い通りです。(笑)

マスタング ワンオフエアロ(Stage3.3)

ボディカスタムの第3弾は、ダックテール化です。

そもそも装着されていた大きなGTウイングは、後付感があり、スマートな印象に欠けていましたので、要改善です。

コンセプトは、旧車のマッスル感とユーロのスマートさの両立です。

まず、トランクにベースとなるファイバーを貼り付けていきます。
STDC Style-ダックテールベース

次に、発泡ウレタンを盛り、イメージの写真を参考に形成していきます。
余談ですが、ウレタンを削るサクサク感は、プチプチに迫る快感があります。(笑)
STDC Style-発泡ウレタン盛り

おおよその形が出たところで、ファイバーを貼っていきます。
全体のバランスを取るために、少々大き目にしてマッスル感を出します。そして同時に、先端に行くにしたがって効果的に肉抜きをしてやることで、余分な大きさと重い印象を無くしてやります。
STDC Style-発泡ウレタンファイバー

本邦初公開。友人でありファイバー職人の植チャン(ヘン顔)です。
STDC Style-職人植チャン

一番嫌な作業であるファイバーの磨き。一日中体がチクチク感で病む勢いです。
この時点で、ほぼ完成イメージに近付きます。
STDC Style-ダックテール

今回の作業で、大き過ぎるリアエンブレムを外し、スムージング処理を施しました。
キーシリンダーも同時にスムージングをしてリモコンでの開閉式に変更しました。
ただ、リモコンの紛失や電池切れになった時には、完全に封印状態になってしまいます。(笑)
STDC Style-エンブレム埋め

秘密基地から塗装工場に場所を移し、最終の形成と塗装をして完成です。
STDC Style-ダックテールほぼ完成

もちろん、今回も狙い通りです。(笑)

マスタング ワンオフエアロ(Stage3.2)

ワンオフリアバンパーの製作が終了し、次に取り掛かるのが、フォグランプ周りです。

ランプが多過ぎてうるさいデザインの上に、外側がウインカー兼用になっており、日中は光っているかどうか分からない程度にしか発光していませんので、改善します。
STDC Style-フォグ前


まず、発泡ボードで大まかにカットしていきます。
エアロと相まって押しの強過ぎるデザインに洗練さをプラスし、全体のバランスを整えてやります。
内側には、フロントバンパーのデザインに合わせて小振りで立体感のあるエアダクトを設け、外側はフォグランプの代わりにPIAAのDeno4というデイタイムランプのアンバーをウインカーに流用します。
STDC Style-発泡ボード

次にラインが確定したらファイバーを巻いてパテで形成します。
エアダクトと、デイタイムランプの取り付け部は、真円を出さなければいけないので、パテの形成では限界があります。そこで、ホームセンターで丁度良いサイズの塩ビ管を見つけましたのでコレを使います。
STDC Style-発泡ボード2

仕上げは、マットブラックに塗装をして完成です。
大きく開口した単調なデザインのエアロも、こうしてやることで雰囲気が変わりました。
今回も狙い通りです。(笑)
STDC Style-フォグ後

マスタング ワンオフエアロ(Stage3.1)

ExivConceptのマスタング用エアロは、オリジナリティと存在感があり、おおよそ満足していますが、改善したいところもいくつかあります。

特にリアバンパーの形状に関しては、ラインが成立していませんし、ボリューム感が不足していますので、今回見直します。


まず、現行のバンパーの余分な部分をカットして発砲ウレタンを盛って大まかなラインを出します。全体的にエッジを効かせて、オーバーフェンダーのラインを下部まで残してボリュームを出します。ただ、このラインだけでは重さも出てきますので、ダクト調のクボミを付けてバランスを整えます。


次にデザインが出たところで、パテを盛って極端までにエッジの立ったラインを出していきます。この後にファイバーを貼りこみますので、エッジも良い感じになだらかになります。


一旦、ボディより外してファイバーを貼り、形成の為に再度パテを盛っていきます。この工程で左右の均等と歪みの排除等、職人の腕の善し悪しが出てきます。


ゲルコートを塗りラインの最終チェックを行います。ほぼ完成に近付いてきました。この時点で修正がある場合は、仕上げ用の薄盛りパテで手直しをしていきます。


この後、画像はありませんが、もう少し凝ったデザインにしたかったので、ナンバープレート周りを見直しています。

ご覧の通り、センター部分がスカスカでかなり間抜けですが、これはこの後に製作を予定しているマフラーの為にあえてこの処理にしています。

仕事が終わってから毎日コツコツと仕上げた甲斐あって、満足のいくものに仕上がりました。
ただ、パテをそれなりに使っていますので、重さもそれなりに増えています。






マスタング オーディオインストール(Stage2.4)

これで、ひとまず05マスタングの内装カスタムは、最終を迎えます。

基本的なスタイルは、カスタムインストールになりますが、極力ファイバーワークは行わず、内装で使用しているものと同じレザーを使う等、マテリアルの種類にも気を配り、派手さといかにも感を抑えます。

インストールを手掛けてくれたショップのスタッフは、「手間を掛けている割に目立たない…」と言っていましたが、まさにそれが私の狙いです。勿論、光りモノも効果的に使うだけで、今流行りのマルチカラーLEDも使わずブルー一色でチカチカピカピカ光らすこともしていません。

そんな今回のインストールのポイントは、下記の通りです。

Ⅰ.AlpineのF#1Statusのヘッドユニットとモニターは、カスタムパネルでワンオフで作成します。また、純正位置では低過ぎるモニターを可能な限り上部へ配置しています。

Ⅱ.移設されたエアコンスイッチだけがあるシルバーに塗装された非常に単調なセンターコンソールは、ワンオフでアルミとアクリルを使い、ハザードスイッチとイルミスイッチを作成して、オーディオ関係を統合してコントロール出来るNIVOというマルチリモコンを使い、イメージを一新させます。また、コンソール全体の仕上げにレザーでステッチを入れることで、チープ感を払拭します。

Ⅲ.後部座席は、アンプラック部となります。AlpineのF#1StatusのMRV-F900というお化けアンプ3基をシートのラインを大きく崩さず、立体的にインストールして、カスタム感を出します。

Ⅳ.リアトレーは、アンプラックと自然なラインで繋がり、リアセンタースピーカーと、左右部分にトランクにインストールされるサブウーハーの音抜け穴を設けます。

Ⅴ.トランク部は、AlpineのF#1Statusのプロセッサーを左右と前面(4基のうち、2基はダミー)に配置をして、底面センターにリアルカーボンを使用した球体のウーハーボックスを鎮座させます。全体の仕上げはグレーのアルカンターラで極力曲面で形成しています。デザインと素材のバランスをとり、派手過ぎず地味過ぎずを心掛けています。また、トランクフードは、7型のモニター4基をステルスインストールしています。

$STDC Style-オーディオインストール1$STDC Style-アンプ

$STDC Style-ウーハーボックス1$STDC Style-トランク


マスタングは内装をバラしてみると、車格に対して意外とスペースがありません。個人的な見解ですが、スペースに制約されないことが、伸びやかで質の高いデザインを生む条件となると思います。

つまり、コストの掛け方もあり一概には言えませんが、アストンと軽自動車を比較して、どちらが格好が良いかを考えると分り易いかと。

逆にいえば、制約された空間でもそれに合わせたデザインにしてやれば、良いということです。

例えば、今回立体感を出したかったことから、球状のウーハーボックスにしました。本来であれば25センチのサブウーハーが欲しいところですが、ボックス容量の確保とデザインの原案を忠実に表現することを考えて、あえて20センチのものをチョイスしてバランスを整えています。

$STDC Style-内装

$STDC Style-アンプラック

$STDC Style-トランク2
昼間の画像がなく夜仕様で、見にくい部分もありますが、現物はコンセプト通りです。