【ツイート①】
 先日、資源ゴミの分別をしていた時に、ふと過去に私が投稿したあるブログ記事を思い出しました。それは「ごみ屋敷の住人は『セルフネグレクト』〜我が子も決して他人事ではない!〜」(→https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12310933582.html)という記事です。その元記事の概要欄には次のようなことが書かれてありました。
「ある男性は分別して出したごみに対して、近所の女性に分別方法が悪いと指摘された。次第にごみを出すのが怖くなり、気が付けば家の中はごみまみれ。近隣住民とのトラブルが引き金だった」
 子どもの頃に資源ゴミの分別をしたことがない子どもは、感覚過敏の傾向が強めである場合、あの資源ゴミ当番のおばちゃん達からの強い注意を受けると、この記事と同様のことが起きる可能性は十分あると思います。実は、恥ずかしながら私も注意を受けたことがあるので、あの怖さはよく分かります😓
 他には「これが出来ていないと将来近隣住民とのトラブルに巻き込まれるかも知れない」という生活技能は無いでしょうか?

【ツイート②】
記事「他人の子育てに『愛情不足』と口を挟む人の害悪」(https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200614-00350109-toyo-bus_all)
「そもそも愛情とは何でしょうか。子供はエスパーではありませんから、親がどれだけ愛情を持っていても表に出さないと感じることはできません。例えば、親が抱っこをして目を合わせ、ほほ笑みかけてはじめて、赤ちゃんは愛情を受け取れます」と小児科専門医。
「抱っこ」「目を合わせ」「ほほ笑みかけ」正に「安心7支援」と同じです。私が5人の愛着専門家の指摘から共通点を抜き出した事(帰納的証明)と、専門医が指摘している事(演繹的証明)とが同じ。世の中の証明法はこの二種類しかありません。この“愛情の定義”はもう疑いようのない事実ですね。

【ツイート③】
記事「この子が友達で大丈夫? 我が子の友達関係が心配[教えて!親野先生]」(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200613-00010003-benesseks-life)
「居心地の悪い家庭に帰ればガミガミ言われるため子供はできるだけ家にいる時間を減らそうとする。すると同じように帰りたくない友達と夜の居場所を探すことになる。居心地がよくゆったりリラックスできる家庭なら子どもは必ずそこに帰ってくる」との専門家の指摘。
 友達の心配をする前に、自分の我が子への接し方を振り返る。なるほどです。

【ツイート④】
 テレ朝刑事ドラマ「相棒10#15『アンテナ』」。感覚過敏のため不登校・ひきこもりになった青年が題材。不登校のきっかけは志望高校の不合格だと本人は言うが、彼は両親の言葉の端々に見え隠れする“彼への不満”に敏感に反応しその度に暴言を吐いていた…。
   これはあくまでドラマですが、一般的に感覚過敏の子どもの場合、普段の親からの愛情によって得られる安心感が不足しているところに何かの失敗が重なると同様の事が起きることもあると考えられます。 但し普段の親による愛情の伝達は何かしらのエピソードがあった時の称揚等で足りるものではありません。毎日の肯定的な接し方(→ https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12365150177.html?frm=theme)の継続によって初めて、いざという時でも揺るがないだけの安心感が貯蓄されていくのです。
‪   今回のコロナ禍で、以前は起きていなかった家庭内のトラブルが続発するようになりました。ある専門家は「普段の安心感が足りていなかったことが露見したため」と指摘しています。健常の世の中でさえ、いざという非常事態の時に普段の安心感の貯蓄があるかどうかが試されるのですね。

【ツイート⑤】
記事「わがままで泣き叫んでばかり。なかなかいうことを聞かないお子さまをしつける方法とは?」(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200612-00010001-benesseks-life)
「しつけのポイントは、保護者が子供のわがままに屈しないこと。約束は守らなくてはならないことや、ダメはダメなのだということをわからせることが大切」「出先で子供が大声で泣き出すと保護者からすればとにかく早く泣き止んでほしいと思いがち。しかし『静かにしなさい!』と大声で叱りつけてもそれは逆効果。まずは子供の興奮をしずめるためにそっと抱っこしてあげる。そして優しく『どうしたの?』と聞いてあげる。するとただ泣いてた子供も落ち着きを取り戻すはず。抱っこされ優しくされたことで安心感を得て『自分のことをしっかりと見てくれている』『考えてくれている』ということを感じ取る。単純に甘えたかっただけの場合は、抱き締めるだけで収まることもある」との記事。
 わがままで泣き叫んでいる子どもは愛情エネルギーが不足して立ち止まっている状態「場面①」(→https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12587878396.html)です。そこで必要な支援は「安心7支援」。記事中にある「抱っこ」、更に「優しく『どうしたの?』と聞く」の「子どもの話を聞く」「穏やかに話す」は正にその支援に当たります。その支援を受けた子どもは落ち着きを取り戻し、やがて自ら「場面②」に移り、「わがままを言わず我慢する」という「探索行動」をとり始めるのです。

【ツイート⑥】
記事「子どもがウソをついて宿題をしない!イライラするママに『優しくしろ』と言う夫!でもその助言を受け入れてみると…」(https://select.mamastar.jp/394815)
「最近の私の悩みの種は小2の息子です。宿題をめぐって私にウソをつき続けるのです。『宿題は終わった?』と聞くと息子は『終わった』と言っていたのに、寝る前に確認すると全く手付かず! なんてことがここ何日も…。ウソをついてさらに同じことを繰り返す息子を理解できず、イライラだけが日々つのっていき心の余裕がなくなっていました。そんなある日のこと…」



 最大のポイントはこの旦那さんが言ったこのセリフ。
はじめから怒られるって分かってたら怖くて隠したくもなるだろ
 子どもは失敗する生き物であるとともに、怒られたくない生き物。失敗するたび怒られるとなれば、隠そうとするのは当然の防衛本能と言えるでしょう。
 つまり「一度目の失敗を見逃してあげて、二度繰り返した時に叱ること」が大切(「【叱り方】~段階を踏んだ叱り方のルーティンで子どもは進んで行動を改める~」(https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12383348265.html)参照)。一度失敗しても、次頑張れば叱られないと分かっていると子どもは頑張って行動を改めます。そもそも親御さんは普段「失敗は成功の元」と教えていませんか?でも失敗するたびに叱っていてはダブルスタンダードで「成功の元」にはなりませんよね。
 また、一般的にお母さんは自分のお腹を痛めて産んだ子どもだけに、どうしても子どもに対して一生懸命になりがちのようです。そういう時に必要になるのがやはり父親の役目(→https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12523064228.html)なのだと思います。

【ツイート⑦】
記事「車に娘を置き忘れ死亡…「誰にも起きうる事故」と医師が警鐘 親を責めるより防止策を」(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200619-00010002-yomidr-sctch)
「忘れないためのルーチンを決めて守ること。特に幼い子供を後部座席に座らせることがある場合は、貴重品など大事なものをわざと後部座席に置くことによって、車を離れる時に必ず後部ドアを開ける習慣をつける等の方法が有効」と専門家。
 命を忘れない為の具体的・物理的な工夫は誰にでも必要ですね。

【ツイート⑧】
記事「JR外房線電車脱線 小学生が“置き石”か」(https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20200619-00000281-nnn-soci)
 “いたずら”は自分に注目して欲しい気持ちの表れ。特に親との“愛の絆”(愛着)が不足しているためです。愛着場面の① (→https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12587878396.html)にいます。努めて「安心7支援」を意識する必要があります。