【ツイート①】

記事「若者、東京で買い物やカラオケ 外出自粛「気にしない」「遅い」



「若者の街、東京・下北沢や渋谷では外出自粛が要請された28日も買い物やカラオケを楽しむ人の姿があった。『外出しても感染するとは限らない。閉まっている店が多く、もう収まってほしい』とうんざりした様子の男子大学生(23)『人が減って、ごちゃごちゃしていなくて良かった』と茨城県から遊びに来ていた男性(20)」との報道。

「あきらめ」「ひらき直り」、もはや自粛の意思など捨ててしまったかのような若者達。
 以前の投稿(「雑感ツイート100」の「ツイート⑦」)で、自粛要請に従わない若者について、①ニュースを見ないため感染の仕組みを知らない②親の注意を聞かない、を挙げていましたが、その他に、この記事で見られるような「自身で知っていながら無視」している場合があるかも知れません。

 このように、規範意識が薄い、と言うよりも「敢えて不適切な言動をとろう」とするのは、心が安定していない愛着不全の特徴です。つまり「“自粛要請に従わない人達”の中に“乳幼児期から愛されてこなかった人達”が多い」という仮説が成り立つということです。

 日頃からの愛着形成行為(「安心7支援」等)が大切です。


【ツイート②】
 以前テレ朝「大下容子ワイド!スクランブル」で、医師で京都大学医学研究科の村中璃子氏が「自分の目・鼻・口に触らなければ感染しない」と指摘していたことを紹介しました。また様々な報道でも「目・鼻・口に触らない」と呼びかけています。
 もうすぐ学校が再開する予定で給食も再開します。もしも、食べている際中に目・鼻・口がムズムズした時に子どもはどうするでしょうか?「目・鼻・口に触ってはいけない」と言われているので、必死に我慢するかも知れません。耐えられる子は問題ありませんが、感覚過敏の傾向がある子どもの場合は、それはストレスの元になりそうです。
 しかし、例えば同じ鼻でも、鼻の外側の皮膚に触っても感染はしません。危険なのは内側のピンク色した部分の粘膜です。私は、鼻の中がかゆくなった時、指を入れることは出来ないので、外側の皮膚をつまんでかゆみを抑えています。感染のカラクリを理解しているかどうかで、対応が変わるのです。
 同様に、目も“まぶた”は大丈夫だと思いますが、くちびるにウイルスが着くと、食べ物を口に入れた時に一緒に口内に入ってしまうので、要注意です。

【ツイート③】
 別報道で「いつもと違う措置や検査でかなり戸惑っている」ということを聞きました。おそらく不安感が極度に少ない自閉症を伴う人達。こういう時こそ、支援者のいつもと変わらない表情や語調が大切だと思います。
 健常の子どもでも、体調が極端に悪い場合は同様に強い不安感に駆られているはずです。同様の配慮が必要です。

【ツイート④】
「接客中の男性店員に対して『俺コロナだよ。コロナだよ』等と叫び店の営業を一時できなくさせ業務を妨害した疑いがもたれている」との報道。
 普段から人との絆が弱いために、注目欲が不足しているのでしょう(注目欲とは「愛情・所属欲求」を満たすための愛情の基本である「安心7支援」の「②見る」「④話しかける」を欲する気持ち)。通常時ならば、無視(消去)すれば行動は無くなりますが、今はそれも出来ないので厄介です。

【ツイート⑤】
 テレ朝「モーニングショー」で、現時点で感染者「0」の岩手県からこの春神奈川の大学へ進学する高校生を特集していました。
 25歳の阪神藤浪選手でも感染し、10代でも感染者1000人のうち2人が死亡すると言われる新型コロナ。大切なのは免疫力つまりは体力や健康です。事実、重症患者に使用する人工心肺装置「ECMO」は、一時的にダメージを受けた肺の機能を代わりに果たしている間に、患者本人の免疫力で肺を修復するのだそうです。高齢者でも健康な体さえあれば免疫力が働き新型コロナに勝つことができるのです。
 最近は、わざわざ学食で朝食を提供する大学もある程、朝食を抜く大学生が多いと聞きますが、ここまで育て学費も出してくれる親のためにも健全な生活をしてほしいと思います。

【ツイート⑥】
「感染者数は日ごとに増え続けており、大人でも先行きが見通せない中、ニュースを聞きかじった子供たちの中には『自分も病気になって死んでしまうのでは』といった恐怖を抱くケースも」との報道。
 一番大切なことは、普段から子どもに安心感を与える接し方(⇨ https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12365150177.html)をすることです。
 次に、食事・睡眠・運動等、規則正しい生活をして体力をつけておけばコロナにも負けないことを教えることです。

【ツイート⑦】
 間も無く再開される予定の学校現場。そこで「『3密』がなぜ重要か?」を指導しないと徹底しないので、子ども同士で行動に差が生まれる可能性があります。そこで心配なのが子ども同士の軋轢。「密集」や「近距離会話」を意識した子どもが意識の弱い友達に対して回避行動をとった際に「避けられた」と認識されて人間関係にトラブルが起きる可能性もあります。
 現場での指導の徹底を望みますが、もし子ども達がそのような場面に遭遇したら、「ごめんね。先生が言っていたから」と、「ごめん」という相手の「承認・尊重の欲求」の「尊重」欲求を満たす言葉をかけると良いと思います。
 もっとも、子どもがこんな心配をしなくていいように、国から丸投げされている自治体では地域の実態に応じた現場再開を考えて欲しいと思います。

【ツイート⑧】

記事「嫌いな先生が担任になってしまいました[教えて!親野先生]

「担任と腹を割って相談することは必要。一番苦しんでいるお子様に寄り添って話を共感的に聞いてやることが大切。人に話をするだけでも少しは心が晴れます」との指摘

 間もなく新学期(の予定)ですが、担任を敵視すると問題は深刻化するので努めて冷静に。子どもの前でもあからさまに担任批判をすると益々担任に対して心を閉ざしてしまいますから、十分注意が必要です。子どもの苦しさに共感するだけで十分。

 なお、子どもに共感し安心感を与えるうえで一番効果的な方法はスキンシップです。「苦しいよね。でもお母さんはいつでもあなたの味方だからね」等と言ってハグしてあげると良いと思います。