【ツイート①】

記事「悪質すぎる「あおり運転・暴行事件」はなぜ起きたのか?加害者の心理

   危険運転をする人間達に共通することとして「通常の恐怖心や危機意識の欠如」「些細なことでカッとする」「怒りのコントロールができない」「直ぐに手を出してしまう衝動性」「目先のことしか考えられず長期的に物事を見ることができない」「ルール無視を平気で行う」との指摘。



   親から愛されずに育てられた人間の特徴(https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12277450211.html)に驚く程重なります。


【ツイート②】

   あるTV番組で、列車の中で騒ぐ小さい男の子(一緒にいた母親も一般客も注意をしない)に対して、ある男性が次のように声をかけたところ、その子どもが騒ぐのを止め静かになったとのことで、その男性に賞賛が集まっているそうです。


   この特集で解説した専門家は次のように指摘していました。

「男の子にとって、周囲の大人は何も注意をしない静止画の背景のようなもの。その中の1人が自分に対して注意をしてきたために驚いて静かになった考えられる」

   確かにその男性の言葉は、子どもの行動を改めさせる上で効果があったとは思いますが、「静かにしてくれると助かる。悪いな」と、大人が下手に出てその子どもに「自分の行動が周囲に迷惑をかけていた」という“自分の非”を意識させないでしまった事は、その子の今後にとってどうだったのだろうか?と思います。

   私は、その男の子が静かになったのは、その男性が「①始めに子どもの気持ちに共感」し「②その後穏やかに指導した」ためではないかと考えています(⇨https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12172693341.html)。事実その男性もその順番に声をかけています。この順番を守ってさえいれば、「とても楽しそうだね。だけど、周りのお客さんが静かにしてほしいと思っているから我慢しようね😊」等のように話せば、十分にその子に伝わっていたと思います。おまけに「できるかな?」等と付け加えれば、その子は目を輝かせて「うん、できるよ!」と答えていたと思います。


【ツイート③】

記事「孤独死した40代男性の部屋に見た周囲との断絶

「アーティストになる夢を持った男性は厳格な父親から勘当を言いつけられ一人暮らしを始めるようになるが、それも上手くいかず精神的に追い詰められ次第に家にひきこもるようになりセルフネグレクト状態になっていく」

  “厳格な親による突き放し”はよく聞く話。親はどうあれば良いのでしょうか?

   確かに我が子が収入が不安定な職業に就くことに対して親は賛成しづらいものです。それならば、「どの位の収入が期待できそうか?」「立ち行かなくなった時にはどうするつもりなのか?」等を息子と一緒に考えて、親子の一致点を探るしかないのではないでしょうか?

   しかしそれも、「反対」という親の気持ちをにじませるのではなく、子どもの話によく耳を傾けて「息子の夢を応援したい」と言う共感的姿勢を示した上でなければ、子どもは親との話し合いに応じることはないかもしれません。なお、この「子どもの話によく耳を傾けて共感する」という行為は、親子間の絆を形成する「愛着7」による愛情行為の一つです。


【ツイート④】

記事「見逃さないで!子供の「いじめ」発見ポイント

「親を尊敬すればする程、親のことが大好きならば尚更、子供達は『自分がいじめられている』ということを親には言いません。そこには親に心配をかけたくないという気持ちが働くのです」との指摘。

   では、親はどうすれば良いのでしょう?⇨https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12448747624.html


【ツイート⑤】

記事「「少年A」を産んだ母親の悲しすぎる末路

「テレビに『淳君事件の犯人逮捕。友が丘の少年』というテロップが出た。『えっ、えっ、これはうちのAのことですか?!』警官に妻がそう尋ねると『そうです』と短い返事が返ってきた」との記事。

   1997年に起きた神戸連続児童殺傷事件。事件を起こしたのは、当時14歳の中学生で、自称「酒鬼薔薇聖斗」、当時ニュースでは「少年A」と報じられていました。被害者の頭部だけが「声明文」とともに中学校の正門前に置かれる等、強い暴力性が伴なう特異な事件でした。


   どこの家庭でもよく有りがちな育て方(⇨https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12275831102.html)をしてきたAの母親にはこの事実を受け止めることはできなかったのだと思います。

「親のしつけが厳しすぎる。早まって口出ししたり、過去のことをくどくど言ったりせず、子どもの性格を理解したうえでしつけをしてください」と言う医者からの指導を受けた後、親はあまり叱らなくなりましたが、少年は親に対して心を閉ざし、親に決して甘えようとしなかったそうです。「回避型」愛着タイプの典型例だと言わざるを得ないと思います。