昨日は、海外旅行をより思い出深い旅にしてくれるロコタビの事を書きました。
ロコタビはよりディープな旅を楽しみたい方だけでなく、海外初心者さんの不安や旅の相談にも乗ってくれるので、おすすめのサイトだと思っています。
ガイドブックでは一般的な情報しか手に入れることが出来ないので、リアルタイムな情報を手に入れたい時便利です。気候や服装、両替がオススメな場所や治安まで。
AKOさんにもみなさんにもロコタビ知ってほしくて書いてみたら、AKOさんはまさかのロコタビ・ヘビーユーザーさんだったんですよ さすがです
フランスに出かける方にオススメ
フランスでの変わった体感をしたい時は、Meeting the French(ミーティング・ザ・フレンチ)もおすすめです。
僕の使っていた頃とサービスの内容が多少変わってしまったようですが、パリのマレ地区での工房見学や、パリ市民の台所・街中の市場見学やワインの試飲プライベートコースなどがあるようです。
以前パリに出かけたとき、「シェフのお宅で料理を作る」企画に参加しました。このことはまだブログに書き残してなかったので改めて書いてみようと思いました。
この話は、2012年11月 エールフランスのファーストクラスでパリに出かけた時の滞在中の話です。
この時の旅行記(ヤフーブログ時代)中途半端になっていたので、この場を借りて少し書き足させてください。
エールフランスのファーストクラスに乗るとパリの空港に着いたときに飛行機の出口にFクラス専用のスタッフが待機してて、階段を降りるんですよ
階段を下りてリムジンに乗るので、こんな光景に遭遇しました。
そして、ビジネスクラスで予約していた僕の元に10日ほど前に「10万でパリまでファーストクラスにしませんか?」というオファーが来て「選択」をクリックしたのです。本当にラッキーでした
この時のホテルは、クラウンプラザ・リパブリック
部屋はいたって普通ですが、最上階だった事や中庭に面した静かな部屋で、とても快適だった覚えがあります。
そして少し歩いたところに美味しいパン屋さんを発見し、滞在中ここのパンばかり食べていました。
さて、「シェフのお宅で料理を作る」ツアーの申し込みは1週間前。
クレジットカードで事前決済をしたら、ミーティング・ザ・フレンチから案内が来ました。当日はシェフが指定した場所へ向かいました。
地下鉄の駅でいうと「フィリップ・オーギュスト」
まぁ旅行者はまず利用しない駅だと思いますよ
パリ11区でしたが治安が悪い場所ではありませんでした。
指定の場所はアパートで、入口脇の呼び鈴を鳴らし、オートロック解除してもらい、階段で上りました。エレベーターもありましたが、海外の場合階数に自信が無いので(1階だと思ったら2階だったとか)
小ぎれいで洒落た室内でしたが、観光客が使えるのはキッチンとリビングだけ。
他は「入っちゃだめだよ」って言われました
こういう場合、企画会社がこの場所を借りてシェフの企画を受けてる?って考えるじゃん?でも、ここに滞在している間、宅配便は届くし、アパートの上の階の住人が訪ねてくるし…やはり本当にシェフのお宅なのかな?と?だらけ。
これも演出?とまで思っちゃったけど、上の階の住人(おばあちゃん)がピンポン鳴らし普通に挨拶交わして何か渡していたっけなぁ。
その時おばあちゃんが「今日は中国人(シノワ)?」
シノワという単語だけ聞こえたので、すかさず「Non, je suis japonais (いえ、日本人です)」と答えたことを覚えています。
キッチンには見たこともない食材や器具が・・・
通常、4人~8人で行うシェフとの料理作り。
予約したときは、他に2組いて5人でのレッスンと聞いていましたが、実際来たのは僕と一緒に予約した友達の2人だけでした。
なんでも1組はスペイン人でドタキャン、もう1組は中国人?で連絡なし???
シェフは、始まるまで企画会社の方とずっと電話でやり取りしていましたね。
周りにホテルや高い建物のない本当に住宅地。
パリに住んでいる気分になっちゃいます。遠くに見えるのはアンバリッドかな?と友達と話してたら「そうだよ、アンバリッド。あの辺りがモンパルナスだよ」とか。
シェフとの料理始まったけど、僕らも切りものや味付けして・・・
火を使う部分はシェフがやっていく感じだったかな?
この日のデザートはパングラタンだったので、パンを敷き詰めアパレイユを流し込むけど、パンを敷くのはシェフ。さすがプロだよね~見た目がきれい
料理は、ちゃんとオードブル・メイン料理・デザートとコース仕立てになっているんですよ。これも予約の時に大体わかっていました。ただ何を作るかは?当日の仕入れによりシェフのアイデアで…と書いてあったので楽しみにはしていました。
オードブルは、ビーツとチーズを使った料理で、湯通ししたビーツを薄切りにして、松の実やチャイブ、香辛料を混ぜた具材をミルフィーユのように重ねていくんですよ。
最後にオリーブオイルと岩塩をまぶして出来上がり。
カットするとこの通り。
日本ではビーツってあまり食べ慣れないものだから、斬新だった思い出があるなぁ。
ビーツはロシア料理のボルシチにはよく使われているよね。
メインはカモ肉を使って、カモの処理や調理方法を示してくれました。
フランスの鳥肉ってやはりカモ肉が主流なんですよね。
これは僕らがオードブルを作っている時に、シェフが仕込みをして作ってた。
デザートはオーブンで焼いたパングラタン。
中のアパレイユは、メイン料理にも使ったリンゴ。
僕も友達も食の仕事してたので、シェフが僕らの手さばきを見て、リンゴ剝いたりは結構やってて、手伝いましたよ。
デザートが焼きあがった瞬間 感動しています僕
当時の動画を試行錯誤してアップしてみたけど、ちゃんと見れるかな?
パングラタンが出来たとき、友達と感動しています
参加したMeeting the Frenchのサイトはこちらから
以前は日本語サイトもあったのですが…今は簡単にスマホや端末で翻訳できる時代ですし、簡単な英語で書かれているので苦労はしないですよね。