こんにちは。
「あなたの知識と経験を使って
今日から在宅で仕事をスタートする」
ノースキルの在宅フリーランスから
40名所属のフリーランスチームの会社社長へ。
「働きやすい」環境は自分でつくれる
オンライン事務チーム代表のアヤです。
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先日、お悩み相談で
「相性が合わない仕事」の
ご相談を頂きました。
相性が合う・合わないといっても
いろんな切り口があるので
まずは詳しくお話を聞くことにしました。
相性が合わない仕事が辛いという話 前編
前提として。
「もうこんな仕事はできない!」
そう感じる理由は色々あると思いますが、
フリーランスは「我慢しない」と言う選択を
自分で選ぶことが出来ます。
決断すれば、その人や案件から距離を置いて
もう関わらないと決めることもできます。
一方で、フリーになったら
嫌な仕事をしなくて済むというのは
ある意味本当ですが、嘘でもあります。
気に入らない人や案件とは離れればいいですが
その分、責任や結果を負うのも自分自身。
同じような案件はもう来ないとか、
その現場や、そこで繋がる方との仕事が
一切出来なくなるとか、
自分の評価が目に見える形で残ったりとか。
結局、どうしてもと無理やり離れたら、
未来に渡って仕事を失ってしまったり
人間関係や収入で損をすることだってある。
やみくもに好き嫌いを行使するのは
自己責任が伴ってしまうのですよね。
案件・業務内容との相性をどう考えるか
実は私はもともと、
資料作成やデータ分析がやりたくて
この世界に飛び込みました。
業務で研究や論文に関わっていたので
好きだったから、というのが理由です。
逆に、お客様対応のような
お客様自身に関わる仕事は、
前職が対人の仕事だったので、
避けたいな、と考えていたんです。
ところが、実際に仕事を始めてみると
私の性格や生活のリズム的に
「私がやりやすい仕事」の傾向がわかってきました
・時間に融通が利くほうがいい
・納期がタイトなものは難しい時がある
・オンラインの会議や約束が頻繁に入ると難しい
・細かい作業より、大きな流れを把握する業務が得意
しかも、一定の量をこなしたところで
「先方から喜ばれる仕事」にも
一定の傾向があると気付いたのです。
・お客様対応、特にクレーム等の難しい対応
・個別で商品やサービスを案内するようなマニュアルを超えた対応
・作業する人を見て、人を配置したり管理をする仕事
・営業、交渉、契約系の仕事
・説明、講義などの講師業
・文章やイラストで説明すること
・SNSやブログの管理
「やりたいこと」「好きなこと」と
「評価されること」が違うという人は
思ったよりも多いものです。
実際、〇〇の仕事がしたい、という人でも
他の仕事のほうが成績がいいことは多々あって
あまり向いてないけど、ご本人は
気付いてないのかな?と思うこともあります。
また、やりたいし得意な仕事でも
どうしても生活リズムや状況と合わない人もいます。
お客様対応が得意で、ぜひやりたいと仰るけど
日中は全く動けません、夜中や早朝希望、と言われると
お客様が動く時間と合わないので難しい、という感じ。
こういう時は、ご自身の中で
一番おさまりのいい仕事を探していくしかありません。
案件や業務内容のミスマッチは
「やりたいこと」「好きなこと」「実際に今やっていること」と
「評価されるポイント」が違うことで起きがちです。
私の場合は、
「求められる仕事のほうが成績がいい」と気付いて
主なお引き受けの業務の軸を頼まれることに移しました。
やりたい業務は私の満足のため。
頼まれる業務は相手のため。
ここを割り切るようになってからは、
吹っ切れて集中するようになったこともあり
よりお客様に喜ばれるようになりました。
究極的なことを言うと、最初は二択
「やりたいことをやるか」
「求められることをやるか」
究極的なことを言えば
単純にこの2択なんですよ。
ここでよく間違うのが
「やりたいことで稼ぐか」
「求められることで稼ぐか」と
「稼ぐ」という要素を絡めて考えること。
稼ぐのが簡単なのは、
圧倒的に求められることですが
「やりたいことじゃない」から満足感が低くて
結局悩むのですよ。
だったらもう最初から
心の安定優先で行くと決めるのか
収入の安定優先で行くと決めるか
自分の価値観を自分で問い直すことが
一番の近道です。
とはいえ、私は収益の安定を優先していますが
好きな案件をまったくしないわけではなく
「収益ベースで考えるけれど」
「好きなこともほどほどにやる」と
判断の基準を決めたということ。
でもこれだけで、
案件を取る時に迷うことが減りましたし
仕事を見直す時も一定のルールがあるので
とても気持ちが楽になりました。
自己理解を深めて、環境を自分で作る
苦手、向いてない。
これって、好き嫌いと絡めて考えると
かなり複雑になりますのでご用心。
例えば先に例に出したお客様対応。
私は「対人」の仕事はメンタルが消耗するので、
実は「好きな仕事」ではありません。
でも、長くやっていた経験もありますし
ずっと学びながら仕事をしていたので
ノウハウや理論も知っていて、ミスが少ないですし
営業も成果が出やすく数字で結果が出やすい。
クライアントと仕事を交渉するとき
こちらの希望(避けたい)だけを伝えると
単なるわがままに感じられてしまって
ウィークポイントになってしまいがちですが
ここが得意でこういう成果が出る
こういう業務は特にやりやすい、と
先方の得になる情報をお伝えできると
仕事の内容や量、条件を交渉しやすくなり
ひいては自分の仕事が成立しやすく
仕事のやりやすい環境を作れるようになります。
自分はどんなふうに仕事をする?
「やりたいことをやるか」
「求められることをやるか」
まずは最初に目指す方向性、考えてみてくださいね。

















