■本は私の友達
■読書の秋。
本は人の心にエネルギーと豊かさを与え、生きる力を授けてくれます。
私は子育てをする中で、娘二人と共に本を読む楽しさと感動を味わいました。
娘たちが小さいころは私が本の読み聞かせをしていました。
けれど、娘たちは一人で本が読めるようになると、寝る時間になっても夢中で本を読んでいたものです。
「お母さん、まだ本を読んでもいい?」と娘。
私は、「いいよ」とうなずきました。
本が好きな親子は図書館に行ったり、本屋さんで本を買ったりして、毎日のようにウキウキしていました。
そんな日々から20数年が経ちました。
私は読書をするようになってから、文章を書くこともとても好きになりました。
本は夢と感動の世界を開き、豊かな人間を育ててくれる大切なものだと思います。
読書により知識を深め、大いに人生に役立てたいです。
ボケ対策にもなる読書は、これからも私の友達です。
主婦(53才)東京都新宿区
(10月27日付読売新聞 投書欄「気流」より)
■根っこと翼
■<根っこと翼>読書の効用に、いつもこの言葉を思う。
皇后さまが<こども時代の読書の思い出>で語られた言葉である。
根っこは安定の根、翼はどこへでもはばたける想像力。
「子ども時代の読書は私に根っこを与え翼をくれました。
この根っこと翼は私が外に内に橋をかけ、自分の世界を少しずつ広げ育てていく時に大きな助けとなってくれました」
皇后さまは、7年前、インド・ニューデリーで開かれた国際児童図書評議会・世界大会のビデオ・テープによる基調講演でそう語られている。
「でんでん虫の悲しみ」「日本の神話伝説」「日本名作選」「幸福の王子」「人は何によって生きるか」などを収めた「世界名作選」・・・思い出の本をたどり<根っこと翼>に思いをいたされた。
わかりやすく、心にしみる第一級の読書のすすめだ。
講演は<橋をかける>(すえもりブックス)という本になっている。
明日から読書週間。
今年から初日の27日は<文字・活字文化の日>になった。
活字に親しもう。
本屋さんへ行こう!
子どもたちが根っこと翼をもつために。
(10月26日付読売新聞夕刊「よみうり寸評」より)
■甘い人生
- ポニーキャニオン
- 「甘い人生」 ~イ・ビョンホンの代表作になるまで~
- ■池袋文芸座にて観ました
■面白度: ★★★★★
スピードある展開、ムダのないストーリー、圧倒的な俳優の存在感の重み、
おそらくある特定のアメリカハリウッド映画を参考にしているのでしょうが、そんなことは気にならないほど楽しめました。
ただし、恋愛部分が弱い。女性を描くのは苦手か?
我らの「たけし映画」にも影響されているのでしょう。