■本は私の友達
■読書の秋。
本は人の心にエネルギーと豊かさを与え、生きる力を授けてくれます。
私は子育てをする中で、娘二人と共に本を読む楽しさと感動を味わいました。
娘たちが小さいころは私が本の読み聞かせをしていました。
けれど、娘たちは一人で本が読めるようになると、寝る時間になっても夢中で本を読んでいたものです。
「お母さん、まだ本を読んでもいい?」と娘。
私は、「いいよ」とうなずきました。
本が好きな親子は図書館に行ったり、本屋さんで本を買ったりして、毎日のようにウキウキしていました。
そんな日々から20数年が経ちました。
私は読書をするようになってから、文章を書くこともとても好きになりました。
本は夢と感動の世界を開き、豊かな人間を育ててくれる大切なものだと思います。
読書により知識を深め、大いに人生に役立てたいです。
ボケ対策にもなる読書は、これからも私の友達です。
主婦(53才)東京都新宿区
(10月27日付読売新聞 投書欄「気流」より)