春節迎えた中国、香港、台湾 | 福岡占いの館「宝琉館」 ホウリュウの開運鑑定ダイアリー

福岡占いの館「宝琉館」 ホウリュウの開運鑑定ダイアリー

福岡占いの館「宝琉館」の深川宝琉館長が占い(運命学)について綴る開運ダイアリーです。運命学も各占術の書籍のみに盲従せず、実占を通して活きた開運学に醸成することが肝要。おもむくまま雑感を記します。

 「送牛迎虎」。クラッカー



日を新たに命を立つ ホウリュウの開運鑑定ダイアリー
春節(旧正月)前の大晦日にあたる2月13日、中国や香港、台湾では、こんな表現があちこちで見受けられます。太陰太陽暦での新年となる2010年2月14日、丑年が終わり、本格的な寅年を迎えることになりました。音譜



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 中国や韓国、香港、台湾では、太陰太陽暦(農暦)の一月一日は今年は2月14日。バレンタインデー(中国語で「情人節」)とピッタリ重なりました。春節とバレンタインデーが重なるのは57年ぶりです。!!


 香港では大晦日にあたる2月13日、新年用の飾り付けなどを販売する香港島コーズウェイベイにあるビクトリア公園が夜遅くまでごった返しますが、今回は夕方から寒冷前線が直撃し、雨と冷たい空気の影響で人の足はかなり減りました。香港の各メディア報道によると、例年の3分の一程度だったようです。メラメラ



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 いつもこの時期になると、香港のトップである行政長官が夫婦で花市に訪れ、庶民に景気のことを聞きながら景気の動向を実感し、政府の景気対策にも生かそうとする時期。2月13日、香港の曽蔭権(ドナルド・ツァン)行政長官夫婦が香港の沙田(シャーティン)にある花市を訪れて、花を買い、バレンタインデー直前ということもあって、曽蔭権長官が夫人に公衆の面前でキスするシーンも見られました。これも香港ならではの、ご愛敬というところです。ラブラブ


 香港での初詣と言えば、黄大仙(ウォンタイシン)と幸運を呼ぶ風車寺・車公廟(ツェーコンミウ)の2カ所。道教寺院である黄大仙では、でっかい線香に火をつけて煙が寺中に充満する中、何度もひざまずきながら礼をして今年の安寧を祈る人々の姿でごった返します。それと、車公廟で風車を買って回している人をよく見かけます。カラフルな風車は運を幸運に変えて呼び込むと考えられていて子どもたちが持っていることが多いですね。目



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 中国では、大晦日の夕方から恒例の「春晩(春節聯歓晩会=中国版の紅白歌合戦)」が中国中央テレビ(CCTV)で約5時間にわたって放送され、芸能活動を休止していた王菲(フェイウォン)が久しぶりに熱唱していました。王菲の独特の歌唱力、声音は、なかなかのものです。グッド!


 きょう(2月14日)は中国でもバレンタインデーということで、いろんな話題があります。日本では女性が男性にチョコレートをあげるのが習慣化されていますが、中国では男性が女性にバラの花を捧げるのが日常化しています。とくに熱烈なラブコールを表現するならば、髙価な青のバラ。!?



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 四川省成都では、地元男性がキャビンアテンダント(スッチー)のガールフレンドに、なんと、29999元(1元=13円)を支払って999本の青のバラの花束を贈呈。花束の直径は1.5メートル。重さ10キロになったとか。中国大陸ではバレンタインデーに合わせ、バラの値段が上がっていますが、台湾の台北や高雄では逆に安値に。バラが一本平均64台湾ドル(約100円)で例年より20~30%安いとのこと。ラブラブ!


 それにしても57年ぶりに春節とバレンタインデーが重なった中国では、花の売り上げは急上昇。景気の底上げにもなる可能性があり、愛情と金運は相乗効果を発揮しているようです。アップ