まったり。こちらの急ぎ足もゆっくりになる感じです。
定期的に書いている記事です。
中小企業金融と言えば保証協会付き融資。
この10年ほどを振り返ってみると、「リーマンショックとそのあとに続いた特別保証」「金融円滑化法によるリスケの許容」「東日本大震災」と中小企業金融に大きな出来事が続きました。
貸す側も森長官の登場で「保証協会に頼るな」とクギをさされました。保証協会にリスクを丸投げするのではなく、一定の割合で貸し手の金融機関もリスクを取る、責任割合制もできました。
さて、トレンドはどうなっているのでしょうか。まず、新規の付保額の様子です。以下、グラフは例によって12か月移動合計です。
(クリックで少し拡大します)
平成23年頃から長く年300億円の付保額を確保してきましたが昨年末で300億円の大台を割り、その後も付保額は減っています。
全体の保証残は、
付保額がほぼ一定でしたから返済が順調に進んだことをうかがわせます。
返済のほか、もう一つ保証残が減る要因、代位弁済はどうでしょうか。
最近少し増えているように見えますがひところほどではなく、落ち着いています。
しかし北海道財務局の統計を見ると道内の金融機関貸出金は漸増しており、決して借入意欲が減衰しているわけではないようです。この辺はもう少し分析が必要なところだと思います。
少し古いグラフですが日本全体のGDP、北海道のGDPを並べてみます。
日本全体の数値に目を奪われることなく、北海道でおきていることについては目線を変えてみないと本質が見えてきません。
【平成30年北海道胆振東部地震対策】
セーフティネット保証4号の発動・北海道全域の中小企業が対象です/留意点は
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↓日大アメフト部問題、内田監督井上コーチに関する証言が捜査の中では裏付けが取れず、と。
このブログで書いた「日大アメフト部問題の驚くべき本質」