亀田和毅 日本王者・中広に“挑戦状”(デイリースポーツ)
6冠獲りや! 亀田和毅もう新年の誓い(毎日新聞)
日本Sフライ級チャンピオン中広大悟(広島三栄)選手は、世界王座挑戦の経験もあり、前WBC世界フライ級王者内藤大助(宮田)が保持していた日本フライ級タイトル挑戦試合でのスコアは、98ー94、95-96、95-97の1-2で惜敗。勝った内藤選手のホッとした表情が忘れられない試合でした。
現在はWBC世界Sフライ級4位にランクされる中広選手は、これまで21勝(8KO)2敗の戦歴を誇る。
和毅選手が日本タイトルに挑戦する為には、日本ランキング、もしくは世界15位以内にランキングされなければならない。
デイリースポーツ紙は、”北米、インターコンチネンタルなどレベルの高いタイトルを獲得すれば、実績が認められ日本ランク入りする可能性もある。”としている。
世界タイトルマッチと違い、『日本タイトル戦を契約しましたから挑戦者をランキングに入れて下さい』とは通用しない。(最も、それが許されてしまう世界戦戦がおかしいのだが)
和毅選手は海外で勝ち星を積み重ねていく事で、日本ランキング入り入り出来るのだろうか?
70年代前半。
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金平会長と上原兄弟。 ★携帯ストラップに→【ミニグローブ】
”沖縄の星”上原康恒、フリッパー上原の上原ブラザーズ は、それぞれハワイ、ロサンゼルスで海外デビュー。アマチュアでの実績もあったが、日本で1試合も戦わないうちに日本ランキング上位にランクされている。
1968年のデビュー以来6連続ファーストラウンドKO勝ち。現トクホン真闘ジム佐々木会長の一番弟子であった豊島正直(SB川口)選手は、7戦目でよもやの敗北。続くグァム遠征でも星を落とすと、心機一転ハワイリングへ送り込まれた。
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”KOプリンス”。豊島正直。 ★携帯ストラップに→【ミニグローブ】
ハワイの水があったのか、常夏の島で息を吹き返した豊島選手は、71年2月から73年4月の帰国までに、12勝(10KO)1敗という好成績を収め、立派なメインエベンターに成長。帰国時は、日本フェザー級2位にランクされていた。
ハワイでの人気も抜群、そして人柄も大変良かったようで、上原康恒選手は「お世話になったから」と、羽田空港までわざわざ出迎えに出ている。そして、豊島選手の日本での試合を見ようと、ハワイから応援団までやって来た。
「カッコ良かったなァ、豊島さん。真っ黒い体をこう左に振って、左フックスコーン」
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時を同じくハワイで活躍していたバズソー山辺選手も、13勝(9KO)2敗2分の好成績を挙げるも日本ランク入りはならなかった。これは、田辺ジムを無断で飛び出した山辺選手に対する業界側の敏感な反応の為だろう。
マネージメント問題に一応の決着をつけた山辺選手には、日本ライト級5位村上広行(極東)選手との対戦チャンスが与えられた。これは当時分裂していたプロボクシング協会を率いていた極東ジム小高会長の、リーダーシップの表れであると理解している。
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山辺vs村上。 ★携帯ストラップに→【ミニグローブ】
最近はこういうシーンないですね。自信を持ってカウントする吉田レフェリーは凄いとこの頃思います。
業界は人気低迷にあえいでいた。スター選手がほしい。
海外旅行が庶民の夢だった時代。海外で勝ち続ける、まだ見ぬスターを待ちわびる日本のファン。ランキングに入れば、ファンの注目度も高まるというものだ。
この73年頃からは海外で名を挙げ帰国知る選手がたくさん出ました。門田新一(三迫)選手、シゲ福山(協栄)選手、等等・・・。
最近、この両選手の出世試合。門田vsカルモナ(ハワイ)、福山vsロペス(ロサンゼルス)戦を観る機会に恵まれましたが、両選手共に堂々の勝利で、観衆の熱狂振りも凄い。その強さで外国人の観衆を酔わせていました。
海外が近くなった現代。メキシコで戦い続ける和毅選手の日本ランキング入りは、どう考慮されるのだろう。日本タイトル挑戦宣言に向け、そこまでの道のりにも注目です。
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