WBAランキング・Sバンタム級意外な挑戦者候補! | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

王者デンカオセーン・カオウィチット(タイ)に敗れた亀田大毅(亀田)選手は、前回より一つ下げて12位。WBC王者内藤大助(宮田)選手へ挑戦する1位興毅選手が抜け1位は空位。暫定王者にルイス・コンセプシオン(パナマ)。王者デンカオセーンに、”Last Mandatory”の表記はない。


撮影、Sumio Yamada

暫定王座決定戦に敗れたオマール・サラド(メキシコ)が6位に残った。小林タカヤス(川島)選手が8位。久高寛之(仲里ATSUMI)選手は13位。

王者と名の付く選手が3人いるSフライ級。正規王者名城信男(六島)選手と引き分けたウーゴ・カサレス(メキシコ)は1位変わらず。名城vsカサレス戦は、指名試合であったはずだが、こちらにも”Last Mandatory”の表記がない。

2位に新インター・コンチネンタル王者リカルド・ヌネス(パナマ)が一気に浮上。11月19日にはFedelatinタイトル戦に臨む。フライ級暫定王者コンセプシオンと似通った戦歴を持つヌネスは、16勝(14KO)1敗。一つの敗戦は、昨年3月中堅どころに初回僅か37秒で倒されたもの。強打と脆さが同居する21歳。このクラス、パナマ期待のホープだ。




リカルド・ヌネス。 撮影、Sumio Yamada

3位にロベルト・バスケス(パナマ)に10回TKO勝ちで新インターナショナル王者となったドリアン・フランシスコ(比)。5位河野公平(ワタナベ)選手、6位坂田健史(協栄)選手。8位に元フライ級王者ロレンソ・パーラ(ベネズエラ)。もう1年以上も試合していないが、さすがWBA。バスケスは10位に踏みとどまっている。

空位だったミニマム級1位に黒木健孝(ヤマグチ土浦)選手が座った。ただし、OCマークは付いていない。5位高山勝成(真正)選手、12位に八重樫 東 (大橋)選手。Lフライ級9位に前日本王者嘉陽宗嗣(白井・具志堅S)選手の名があるが、これは次回新日本王者宮崎 亮 (井岡)選手と変わるだろう。

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正規王者アンセルモ・モレノ(パナマ)が元気に活動中のバンタム級。暫定王者ネオマル・セルメニョ(ベネズエラ)は、1位クリスチャン・ミハレス(メキシコ)を返り討ち。ミハレスは6位に降下。Sフライ級に戻す意向のようだが、自らのジムもオープンし、再起への道は厳しいとの見方もある。サーシャ・バクティン(沖縄WR)選手は3位。日本王者大場浩平(大一スペースK)選手10位。

Sバンタム級。スーパー王者セレスティーノ・カバイェロ(パナマ)に試合予定はない。。正規王者プーンサワット・クラティンデーンジム(タイ)は日本での防衛戦を希望している。

日本王者木村章司(花形)選手が8位、下田昭文(帝拳)選手13位は前回と同じ顔ぶれだが、グッと目立つ新顔がある。OPBFフェザー級王者細野 悟 (大橋)選手の名が10位に。プーンサワット挑戦の為のランク入り?。OPBF同級王者大橋弘政(HEIWA)選手はランク落ち。

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プーンサワット(左)。 撮影、Sumio Yamada

フェザー級13位に 李 洌理(横浜光)選手。Sフェザー級前王者ホルへ・リナレス(帝拳)選手は6位。内山高志(ワタナベ)選手は3位。15位に日本王者三浦隆司(横浜光)選手がランクイン。このクラスの1位は空位。

チャンピオン3人のライト級。8位に近藤明広(日東)選手。11位長嶋建吾(18古河)選手、15位嶋田雄大(ヨネクラ)選手。Sライト級12位に小野寺洋介山(オサム)選手。ウェルター級世界挑戦に失敗した佐々木基樹(帝拳)選手の名前は消えた。

出来上がりつつあるスーパーチャンピオンと、暫定王者群。1位空位が目立つと共に、最終指名試合消化期日がはっきりしないクラスが目立つ。暫定王者を乱発する一方、1位は空位では理屈が合わない。王座統一戦vs指名試合。規定をハッキリ、しっかり作り、誰にでもわかるよう公表されるべきです。

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