暫定王者乱発、1位は空位路線を歩むWBA。
27日メキシコで暫定王座決定戦が予定されているLフライ級。正規王者だったブライム・アスルム(仏)は、ノンタイトル戦で眠りから覚めたと思いきや、最新ランキングで休養王者と相成った。暫定王者ジョバンニ・セグラ(メキシコ)が正規王者昇格。本来は、セグラが暫定王者として戦い続け、アスルム復帰の場合は統一戦が義務付けられるが、もはや、そんなルールは死語。
逆の観点から言えば、休んでた者をいきなり世界戦のリングに上げるのは健康管理上問題ではないかという意見もある。
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さて、試合スケジュールが決まってからお互いノーアクションながらランキングが入れ替わった3位フランシスコ・ロサス(メキシコ)vs5位ファン・ランダエダ(ベネズエラ)の暫定王座決定戦だが、まだ正式承認は降りていない。1位の前王者ファン・カルロス・レベコ(亜)には”OC”マーク。アスルム側に対しオプションも有しているはずだが。
WBA世界Lフライ級に同時期3人目の世界チャンピオンが生まれるのか、そこだけが興味深いですね。
写真撮影、山田純夫
氏。
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7月25日メキシコ・カンクンで予定されているフライ級1位亀田興毅(亀田)vs10位オマール・サラド(メキシコ)の12回戦。こちらにもWBA暫定王座戦の承認は降りていない。BoxRecでは一緒に出場予定のSフェザー級5位ウルバノ・アンティロン(米)は、WBA世界ライト級暫定王座決定戦が正式に決まった。
同日メキシコ・
”Nuevo Vallarta,Nayarit,”で、ライト級8位ミゲール・アコスタ(ベネズエラ)との試合がWBAの正式承認を得たもの。プロモーターは、TopRank社で、この日はフェザー級暫定戦ユーリオルキス・ガンボア(キューバ)vs12位ワイベル・ガルシア(パナマ)。Lフライ級ジョバンニ・セグラ(メキシコ)vs13位ソニー・ボーイ・ハロ(比)も同時開催となる。
さて、どうなる亀田vsサラドの暫定戦。
あっけない結末のオソリオ戦。 写真撮影、山田純夫
氏。
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増え続けるばかりの暫定王者。それは世界の風潮である。
「世界がそういう流れなんだから、日本だけがダメというのもおかしい。遅れちゃいますよ」
そう言われる事もある。確かにである。
「亀田選手のやりたい暫定戦。海外でやらせて、勝てばデンカオセーン、それ以外なら日本のランキング最上位選手の挑戦を受ける」
「そうすれば暫定戦は注目される。興毅選手に勝つ日本選手が現れたならば、内藤選手以上の人気者になれるんだから、日本ボクシング界にとってはいい事でしょう」
大変考えさせられる現実的意見。しかし、これを義務としない限り、「約束が守られる保障はないだろう」。これが現実かもしれません。
誰が、鎖国の扉を開くのか。
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理由はわからぬが、大阪帝拳ジムからJBCに引退届けが提出された山口賢一選手は、7月9日豪・シドニーでWBOアジア・パシフィックフェザー級暫定王座決定戦に出場する。対戦相手のビリー・ディブ(豪)は、世界王座挑戦の経験もある。22勝(11KO)1敗。23歳。
29歳の山口選手は15勝(4KO)1敗2分。ケガでもなんでもなく、ただジムを”卒業”しただけとの本人のコメントがあります。なんかJBCに退職届を提出した西島洋介山選手と似かよります。
かたくなに真剣にWBAとWBCの統一。世界王座は各クラス一つを提唱してきたJBC。
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国民的スター。ファイティング原田選手。
WBC未公認が、特例で国内初開催されたのは1970年(昭和45年)1月のフェザー級タイトルマッチ。王者ジョニー・ファメション(豪)vsファイティング原田(笹崎)戦。
「日本ではWBC王座を認めないとはいえ、原田が勝てば、その地位は世論が認めよう」(残念ながら敗れてしましましたが)
スターが特例を作り道を切り開いた。
独立し始めたA&Cの暫定王座戦。信用と力をつけたIBFとWBO。安易な暫定戦vsIBF&WBO世界王座。その勝者は、日本ボクシング界とマッチメーキングされるのだろうか?
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