
昨年のWBA総会。左メンドサ会長。
”手堅く商売”するボブ・アラム・プロモーターが抱える持ち駒、IBF世界フライ級王者ノニト・ドネア(比)を「WBA世界Sフライ級暫定王座戦に出場させたい」としていたアラムは、当初1位ウーゴ・カサレス(メキシコ)とドネアで暫定王座決定戦を提唱していたが、対戦相手は本部パナマのラファエル・コンセプシオンに決まった。試合は、8月15日米ラスベガスで挙行される。
ただ、コンセプシオンには先に契約した試合がある。7月26日比国で5位ドライアン・フランシスコ(比・17勝13KO1分)と、WBAインターナショナル同級王座を争うというもの。僅か20日の間隔でドネア戦には挑めまい。このカードにはコンセプシオンの代役が出場すると思われるが、どうでしょう?
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「スーパー王者ダルチニャンがバンタム級王座に挑戦するから暫定王座戦」
アラムの言葉は理屈になっていない。正規王者名城選手は元気である。もはや暫定王座の意味は、まるで違うものになった。正常と見られない暫定戦出場をかたくなに否定する日本ボクシング界としては、アラムの一声で暫定戦決定には声も出ない。
フィンランドに於いて計量後の血液検査で失格を宣言され試合をキャンセル。その直後、ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)挑戦の代役を引き受けたルスラン・チャガエフ(ウズベキスタン)のヘビーー級休養王座は試合まで取り上げない模様のWBA。


EVERLAST・キーリングス
14日再起に成功した前フライ級王者坂田健史(協栄)選手もSフライ級王座に狙いを定める一人だ。
「名城君やってくれないかなァ」(~~)
新聞によると名城選手は、次はサウスポーとの対戦になるという。その次は1位カサレス相手の指名戦になろう。ドネアvsコンセプシオン戦の勝者は、アラムが敷く路線で試合をこなしていくのだろう。
WBCに目を向けると、やはり正規王者ダルチニャンのバンタム級王座挑戦を見据え、既に暫定王座決定戦が決まっている。7月18日メキシコ。2位トーマス・ロハス(メキシコ・30勝21KO11敗1分・29歳)vs15位リカルド・ヌネス(パナマ・14勝12KO1敗・21歳)。
2年前ホルへ・アルセ(メキシコ)との対戦では、ボディブローで6回TKO負けのロハス。身長174センチの長身選手だ。10回戦を戦ったのが僅かに一度きり(2回KO勝利)のキャリアしかないヌネス。昨年3月、唯一つの敗戦は中堅相手に初回37秒KO負け。打たれ脆そうである。
正規王者ダルチニャンが、IBF世界バンタム級王座を獲得したならば、その後行われるこのカードが正規王座決定戦になる可能はある。


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「WBAがそんなならWBCはどうだ」
坂田選手には早くチャンスを作ってあげたい。かといって試合間隔を空けるわけにもいかない。協栄ジムも興行回数が減っている。あれだけの大所帯、選手達のランキングを維持するには計画性が必要だ。坂田選手の為に今から頭をめぐらせる大竹マネジャー。ビジネスも戦いだ。

ハワイキャンプが定番だった西城選手。
ロスのドン・チャージン・プロモーターの目に留まった西城正三(協栄)選手のように、日本選手がアラムのおめがねにかなう為には、米国で戦わなければならない。27年前アラムがその気になった元WBA世界Sウェルター級王者三原 正 (三迫)選手の初防衛戦ファイトマネーは2200万円。そして、勝っていれば・・・。
「ウィルフレッド・ベニテス(プエルトリコ・WBC王者)となら、60万ドル(約1億3千2百万円)、シュガー・レイ・レナード(米・WBAウェルター級王者)なら75万ドル(1億6千5百万円)。それくらいの価値はある」
以来、アラムの頭に日本人選手はいない。 誰かがアラムの鼻をへし折るしかない。西岡選手に続くのは誰か。日本選手も海外で戦う時代に来ているのは間違いない。
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