長谷川、辰吉標的に?ウィラポン現役復帰(毎日新聞)
再起第1戦の相手は、日本で5戦全て3回以内KO負けのキャリア。そして、今度の相手サーカイ・ジョッキージムは、昨年10月沖縄のリングで日本ノーランク牧野サトシ(琉球)選手に10回2分59秒KO負けを喫している。
【タイ1位・辰吉丈一郎・JBC会談】
いずれも辰吉選手の復調具合が図れるような相手でないのは、かつての辰吉ファンとしては物足りない。『世界王座復帰』を公言してはばからない、”浪速のジョー”。
そこへ持ってきてのウィラポン再起宣言。日本国内ではJBC管轄の試合リングに上がる事が出来ない辰吉選手。第2のホームグランド、タイでの因縁のライバル対決は大いに盛り上がりそう。
何より、辰吉選手にとっては大きなモチベーションとなるだろう。宿敵に借りを返す最後のチャンス到来だ。昨年6月の試合を最後に引退したウィラポンにしても地元でライバルと戦えるのは何よりだ。
辰吉vsウィラポンⅢ。タイトル等関係なし。もはや10年前の二人ではないが、ファンには気になるこの組み合わせ。
今も印象的な”父ちゃん”を背にしたガウン。
ウィラポンが借りを返したいのは、現王者長谷川穂積(真生)選手。12日ウィラポンに引導を渡したブシ・マリンガ(南ア)の挑戦を受ける王者は、減量苦からこの試合を最後にウェートを上げるのではとの見方もあり、こちらの方はすぐにというわけにはいかない。
強敵ポーリー・アヤラ(米)から王座を護った辰吉選手は、98年12月ウィラポンを挑戦者に選択した。元WBA王者であるが初防衛戦で陥落。チャンピオンの防衛はまず固い安全パイと見られていたものである。だが、思わぬ王座陥落劇に見舞われる。
99年8月のリベンジマッチでも壮絶な7回TKO負けを喫したが、ファンには大きな感動を与えた。しかし、「普通のお父っつあんに戻ります」と引退宣言。約3年間のブランクを作った。
第2戦ラストシーン。
今、ウィラポンが立ち上がる。もう一度世界?、お金?。再起の本当の理由は全く持ってわからない。ふと、思う。健康面が心配される辰吉選手に、自らの拳を持って説得し、引退を決意させる為?。いや、そう思いたい。
昨年6月豪州で行われた凄いカード。アズマー・ネルソン(ガーナ)vsジェフ・フェネック(豪)。16年ぶりの再々戦は、9月で50才の誕生日を迎えるネルソンと、44才フェネックが戦った。親父ファイトではない。
オヤジは戦う!マッカラー・フェネック・ネルソン
無事、試合が終わる事を心配されたこのカードは、何事もなく終わったのが幸いだった。しかし、会場に多くのファンが詰め掛けた事実も確かである。
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