3日のダブル世界タイトルマッチは、両王者が明暗をわけた。最終回、粘る挑戦者をストップして見せたWBC世界Sバンタム級王者西岡利晃(帝拳)選手。終わって見れば後1ポイント。僅差でメジャー進出を逃したWBA世界ライト級王者小堀佑介(角海老宝石)選手。
【明暗!小堀vs西岡・ラスベガス切符】
世界中を駆け巡るボクシングカメラマン&時には”歌手”の山田純男氏が撮影した、迫力ある写真でタイトルマッチを振り返ります。先ずは、西岡vsガルシア戦。
写真は昨年12月19日、伊ミラノで行われたEBU(欧州)ヘビー級タイトルマッチ、パオロ・ビドス(伊)対マット・スケルトン(英)戦で、堂々英国歌を歌う山田氏。
こちらは、国家を聞く西岡選手。初防衛成功へ気合十分。
一方の挑戦者も、最後のチャンスに賭ける。
そして、試合開始。この日のチャンピオンは気迫十分。強い左が冴えた。
第4ラウンド、先制のダウンを奪った西岡選手。ガルシアも懸命に粘るが試合は一方的展開に。
凄まじい表情で挑戦者を追うチャンピオン。
この日は左アッパーが効果的。上下に散らし、挑戦者を悩ませた。最終回、この直後にガルシア、たまらずダウンを喫する。
立ち上がったガルシアに猛攻の王者。またもや左アッパーを突き上げる。
ガルシアも最後の抵抗。大きなパンチを振り回す。

最後も左アッパー。ついにレフェリー・ストップ。西岡選手、初防衛に成功。

雄叫びを上げる勝者と、レフェリーに抱きかかえられる敗者。力の差は明らかだった。

安堵の表情を浮かべるチャンピオン。2月1日には、結婚披露宴が待っている。苦労人王者は、周囲に対する感謝の言葉で、戦いを締め括った。

喜びのチャンピオン陣営。次は強敵ジョニー・ゴンザレス(メキシコ)との指名試合。帝拳ジム浜田代表は、米国防衛戦を示唆。日本人初の米国防衛戦に挑む。
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