亀田興毅vsJBCvs辰吉丈一郎 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

WBA世界フライ級2位亀田興弘毅(亀田)選手の米国リング登場は消滅。11月1日米カリフォルニア州で行われるとされていた、WBA同級6位へアン・ピエロ・ペレス(ベネズエラ)との挑戦者決定戦は中止。

その理由は、ペレスのビサが降りなかったとか、亀田選手側が同州で試合をする為の書類を揃えていなかったとか、JBCがこの試合に出場する許可を与えなかった為とか、色々取り沙汰されているようです。

興毅ショック…次戦中止(デイリースポーツ)

”ショック”。今後の予定は白紙。準備期間はあったと思いますが、日本で仕切り直しとかあるんでしょうか。亀田vsペレス。

JBC。世界的にも評価されている日本ボクシング・コミッション。思い切った措置を取るようです。26日、タイリングで再起を果たした辰吉丈一郎選手をプロモートした、チュワタナジム・アモン会長の管轄選手の日本招聘を禁止する考え。

JBCが辰吉戦のタイ人プロモーター処分(日刊スポーツ)

今後もタイでリング活動をして行くと張り切っていた辰吉選手である。

もう10年もたったのでしょうか。かつて、西島洋介山選手はJBCに”退職届け”をFAXで送付しJBCと訣別した。オサムジムとの円満トレードを実現させる為、関東、関西の有力ジムも動いた。私はJBCライセンスを返上し、再興を目指す日本IBFと、K-1からのスカウト役に。条件はOK取れたらの成功報酬。(~~)

JBCルールブックも渡し、ルールに基づいたJBC管轄ジムでの再出発も提案。しかし、西島選手の出した答えは、感情的にこじれていたオサムジムが所属するJBCからの脱退。彼なりのスジの通しかただった。ロスへ渡る。

JBCから試合不許可の要請文書が届いたにもかかわらず、カリフォルニア州コミッションは、西島選手にライセンスを発給した。問題になったのはマネージメント権である。選手とマネジャー間の直接契約が米国式。

日本人として初めてカリフォルニア州ロスで世界王座を獲得した、元世界フェザー級王者西城正三(協栄)選手のマネージメント権も、米国で裁判沙汰になっている。金平正紀会長vsドン・チャージン。



無名の”ブレイザー”西城の戦い振りにほれ込み、世界への扉を開いてくれたのはチャージン・プロモーター。佐藤vsホーリン戦の会場で再会した西城会長とチャージン氏は、懐かしく昔語り。西城会長、その時の写真は大事そうにジムに飾ってあります。

「お前、何で帰っちまったんだ。一緒にアメリカで稼ぐ約束だったろう」(~~)

「お世話になりました」(~~)

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さて、その後ケガに泣き、ボクシング活動を断念した西島選手は総合格闘技のリングで日本戻って来ましたね。残念ながら結果残せずで、現在はロスで仕事しているようです。

亀田選手の暫定王座決定戦出場が画策されていたのは確かのようである。これを伝え聞いたJBCは、断固反対を唱えたと聞く。前Sフライ級暫定王者コンセプシオンに敗れているとはいえ、2度のダウンを奪いKOチャンスもあったペレス。亀田選手との戦いは興味深い。

辰吉選手、どのような決断をするのでしょう。想い出すのは、辰吉選手のデビューと入れ替わるように、網膜剥離でリングを去っていった飯泉健二選手の事。一度だけと決めていたカムバックはIBF日本のリング。 - 続 く -

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