亀田vsモンテス・坂田は2階級制覇へ? | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

世界フライ級WBA1位、WBC3位の亀田興毅選手は、8月30日メキシコで元メキシコ王者サルバドール・モンテス(メキシコ)と12回戦を行う。

亀田8・30元メキシコ王者モンテスと対戦(日刊スポーツ)

5勝(2KO)4敗のモンテスは、07年2月、現WBC世界Sフライ級18位ホセ・カブレラの持つメキシコ・フライ級王座に挑戦、予想を裏切って不敗王者を12回判定に降し、王座を獲得している。

このタイトルは2ヵ月後の初防衛戦であっさり手離す。最後の試合は昨年12月。現WBC世界フライ級2位フリオ・セサール・ミランダに3回KO負け。ミランダは、WBC世界フライ級指名挑戦者決定戦に勝利している。

2位ミランダが3回で倒した相手を、亀田選手がどう料理するのかが試合の見所。

「後1、2試合して年内に世界タイトルに挑戦したい」

亀田選手のターゲットは、WBC王者・内藤大助(宮田)選手のようである。内藤vs亀田戦の勝者は指名試合に挑む事になる。2位ミランダは、荒々しく、たくましい変則ファイター・タイプ。凄い前進力を持っている選手だ。

WBA1位にある亀田選手は、指名試合を迎えるWBA王者坂田健史(協栄)選手への指名挑戦権利があると思うが、WBAの裁定に亀田選手側がどう対応するのか、見守る他ない。

坂田vs亀田戦をアピールしていた金平会長も、冷静に考え”脱亀田”に方針転換。WBAの指示する指名挑戦者と対戦する方針を打ち出した。

「戦いたくないなら仕方ない」

節目となる5度目の防衛戦。1位亀田選手が降りれば、2位はデンカオセーン。デンカオセーンは、ランカーとの指名挑戦者決定戦を義務付けられるのか。いずれにしても、WBAの早い裁定を待ちたい。

坂田「脱亀田」V5達成後2階級制覇狙う(日刊スポーツ)

出ましたねェ、2階級制覇。(~~)大竹マネジャー、以前から言うことは言ってましたが、どのような路線になるんでしょうか。

WBA世界フライ級ランキング。次期3位に予想されるのは、PABA王者ラタナポン・ソーウォラピン。34才の大ベテランは2000年12月ラスベガスで、あのリカルド・ロペス(メキシコ)に挑戦。3回TKOで敗れている。

記録を見ると、日本で川端賢樹(姫路木下)選手と戦ったユーラ・ディマ(モンゴル)にも2回KO負け。ロペス戦後4年半の時間を経てカムバック。連勝を続けてはいるが、参考になるような相手とは一度も戦っていない。

川端vsディマ戦。大竹マネジャーのマッチメークでした。ディマ、デンカオセーンに敗れてはいますが、ダウン奪っています。

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次が、11日升田貴久(三迫)選手と戦うお馴染みワンディー・シンワンチャー。その下が米国のラウル・マルチネス。23勝(13KO)無敗の26才。最新の試合では、イシドロ・ガルシア(メキシコ)に勝ち、IBA世界Sフライ級王座を獲得しているが、過去フライ級リミットで戦った事は1度だけ、このクラスは無理か。

ビロリア、ミランダ、ムサレーンは、それぞれ他団体の世界挑戦が内定している。

WBA世界Sフライ級戦線も、スケジュールが詰まっている。こちらも見据えながら、己を高めていくという事なのでしょう。坂田選手、ウェートは全く持って問題ありません。(~~)

坂田選手の性格を読み、練習に戻ってくる時期は計算済みの大竹マネジャー。読まれてます、チャンピオン。(~~)

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