前回は疲労の極地にあったという清水選手。この日は、スピードもあり軽快な動きを披露。”正攻法で勝つ”スタイルを仕上げている。
【TBS・世界フライ級ダブル・タイトルマッチ7月30日】
坂田選手は、相変わらずというか、いつも通りのスタミナ、プレスで前進、自分のペースを作る。先週土曜日は、WBA世界Sフライ級1位名城信男(六島)選手と2度目のスパーリング。
この両選手に加え、ハワイキャンプ前まで協栄ジムに来てくれた日本ミニマム級王者黒木健孝(ヤマグチ土浦)選手とのスパーを通じ、チャンピオンは確実に成長したと感じます。3人とのスパーリングの、どのラウンドも安定した力を見せたと思います。
調子が良いとか、悪いとかはありますが、強い選手相手に、その時やるべきテーマを確実にこなす練習をさせる大竹マネジャー。写真は尊敬する”伝説のトレーナー”スタンレー・イトウ氏 と。
元WBA世界Lフライ級王者具志堅用高(協栄)選手は、トレーナーが指示を出そうとするその瞬間には、既にその動作に移っていた。
「トレーナーって言うのは、理想を言うんだよ。凄いよ具志堅さんは」
ゆえに天才と言われた。そんな具志堅選手が、高校3年生で出場した岐阜インター杯から一緒だった大竹マネジャー。お付き合いは古い。プロ入り前から、引退までの一部始終を知っているのは大きな財産だ。
「沖縄から具志堅って言うのが来るからって、上原さんから言われてさァ」(~~)
プロ入り直後は苦労したカンムリワシ。だが、具志堅選手は努力する事にかけても天才だった。
技術はスパーリングの場で教える大竹スタイル。時には試合の場で、「○○を勉強して来い」と言う。坂田選手は、動きながら考え、それを実行する。勉強の機会。強い選手は絶好のパートナーとなる。
一生懸命な心が、戦いの瞬間でやるべき事を、体にしみ付かせた感がある坂田選手。ここに来て、ボクシングに一本芯が通って来た。ジムの選手、練習生から見ても、それが感じ取れるようだ。
「坂田さん、強くなりましたよねェ」
「バカお前、世界チャンピオンだぞ」(~~)
「良くなってるよ。何が良くなってるかわかるだろ」
「ハイ!」
誰でもやれる、つまらないけど大事な基本練習の繰り返しの成果である。練習が始まれば、30秒のインターバルで12ラウンド一気にやり通す。動きを止めて指示を聞く習慣はない。筋トレも一切なし。でも、いい体になって来ました。
「見ててわかるなら、やって見れば。お前にも出来るだろう。ジャブ、ワン・ツー」(~~)
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今後は、OPBFフライ級王者大久保雅史(青木)選手とのスパーが予定されている世界王者。
「河野君ともやってくれって、渡辺会長から頼まれたんだけどさァ、もうこれ以上、スケジュール入れられないからなァ」(~~)
いよいよ最終調整を迎えるチャンピオン。
「今は次の試合に集中するだけ、勝ってこそ次がある」
苦労人王者は、まだまだベルトを渡せない。
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