「ノープロブレム」
「ヤノフスキー、一番。頭いい」
「これ、ホント!」
スラフ・ヤノフスキー。ソウルオリンピック金メダリスト。90年2月1日、協栄ジムからプロデビューを果たしたペレストロイカ軍団のボスであった。
世界へのレールを敷く為、A級トーナメントへ参戦し優勝。日本王座挑戦の権利を得る。91年3月9日リック吉村(石川)選手の持つ日本Sライト級王座に挑戦。吉村選手を完封してしまったヤノフスキー。92年には進光ジム時代の桑田 弘 選手をも完封している。
お金をかけずにマッチメーク。日本王座を頂いてしまったソ連軍団。勇利アルバチャコフ、オルズベック・ナザロフ選手らも同じルートから世界への道を切り開いた。
「ユーは、頭いいねェ」(~~)
A級戦参戦は大竹マネジャーの発案であった。
「会長(先代)が喜んでくれてなァ」(~~)
打たれないからハイペースで試合をこなしたヤノフスキー。パンチャーではない。試合の翌日も練習は休まない。
「胃は毎日動いているんだから、体も動かすのは当然だろう」
世界のスーパースター、フリオ・セサール・チャべス(メキシコ)にも勝てたと断言する大竹&ジミンさんの二人。
「やらせたかったなァ」
ビックなプランを考えていた協栄陣営だったが、ビジネス・マネジャーとのトラブルで日本を去ってしまったのは残念。
ペレストロイカ軍団の絶対的ボスであったヤノフスキー。
ヨーロッパに活動拠点を移したヤノフスキー。世界ランキング上位にも進出している。97年PABA王座(Sライト級)を防衛した以降、リングに上がった形跡はない。
絶対打たせないヤノフスキーだが、そのプロキャリアで一度だけKO負けのレコードが残る。エドウィン・ムリーリョというパナマニアンに喫したものだが、生涯戦績負け越しの選手である。
魔がさしたのか、中南米スタイルを苦にしたのか、はてまたトラブルか。
★BOXING MASTERのバーゲン会場! ★カカアコジム・ハワイ合宿参加者感想
「頭はげてるし、齢もいってたから皆なめてたけど、あれは強かったよ」
「ラスベガスでチャベスとやらせたかった」
もう一人、世界王者が誕生していたのかもしれませんね。(~~)
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