内藤-大毅VSオプション・柴田国明とON年俸 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

WBC世界フライ級チャンピオン内藤大助(宮田)選手が、亀田大毅(協栄)選手の挑戦を受ける事で、両陣営が合意に達した模様。

残る障害は、ポンサクレック側が持つ”オプション”。興行権である。

大毅、内藤挑戦へ破格オファー!亀田父と金平会長合意(サンケイスポーツ)

大毅側 内藤陣営に値切り指令 スポーツニッポン

オプション買取を含めた条件提示に5000万円の数字が出ているが、サンスポとスポニチでは、表現の仕方が微妙に違う。いや、かなり捕らえ方が違う。怖い。(~~)

私はスポニチ説が的を得ていると思います。(~~)


見出しは、どうかと思いますが・・・。(~~)

ポンサクレック側が、どの程度の金額でオプションを譲るのか。内藤選手は王座挑戦に際し、2オプション握られている。

昨年、興毅選手のポンサクレック挑戦が取りざたされた事があるが、この時は通常の相場をはるかに逸脱するファイトマネーを要求して来た。

タイ側は当然つり上げを狙ってくるだろうが、金平会長は通常の相場を逸脱する高額なオプション買い取り要求には応じない方針である。

時間もかけられないので、早くスッキリまとまるといいですね。宮田会長の交渉次第のようです。

さて、その昔からオプション契約なるものが存在するボクシング界。少し前までは、日本タイトルにさえそれがあった。

昭和45年(1970年)12月、メキシコ・ティファナのリングで名王者ビセンテ・サルディバルを破りWBC世界フェザー級王座を獲得したのは柴田国明(ヨネクラ)選手。

柴田選手も挑戦するにあたっては、初防衛戦のオプションを握られていた。

その内容も具体的で、4月25日メキシコ・モントレーでクレメンテ・サンチェスの挑戦を受けるというもの。

柴田選手のファイトマネーは4万ドル。当時のレートで1440万円が提示されている。

写真は3度目の世界王座獲得に成功した米倉会長と柴田選手のコンビ。

しかし、米倉会長が選んだ挑戦者はランキング9位のラウル・クルス。70年6月、サンチェスには5回KOで負けているが、24戦20勝16KOの強打の持ち主。

初防衛戦はなんとして日本に持って来たい米倉会長と、専属契約を結ぶフジTV。この時は、協栄ジムの先代会長も間に入り、かなりもめている。

結局この試合は東京で挙行されたが、柴田陣営がオプション買取にメキシコのセセニア・プロモーターに支払った金額は、10万ドル(3600万円)。

凄い金額です。プロ野球のスーパースター、長嶋、 王  選手の年俸が4000万円程度の時代である。

柴田選手は米倉会長の期待に見事に応え、僅か184秒でクルスをKOした。

「柴田が勝ってくれれば安いものです」(~~)

しかし、何とも皮肉な事に72年5月、3度目の防衛戦で指名挑戦者1位のサンチェスを迎え撃った柴田選手は、3回あっけなくマットに沈み、その貴重な世界王座を明け渡してしまう事になる。

なかなかうまくいかないものです。

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