4回終了時の採点公開を前にしての大竹マネジャーの言葉である。
39-37で内藤選手リードが2人、38-38が一人。
「オッ、いいねチャンスあるよ」
3回、内藤選手の右で左目上をカットした王者ポンサクレック。
試合は内藤選手のオープニングブローからスタートしたが、王者の狙い済ました右フック一発で、内藤選手の左頬が腫れた。ポンサクレックはカウンター狙い。
しかし今日は空振りが多かったV17王者。内藤選手の作戦も図に当たった。
ポイント・リードを許した王者は、取り返そうと反撃に出る。
「ガード上げろ!」
「下がるな!」
内藤ファンの悲痛な叫けびがホールを飛び交う中盤戦。差が詰まった。
8回終了時の採点は、77-76、77-75、76-76で2者が内藤選手のリード。
9回開始から王者が猛攻。内藤選手、ふら付く。しかし、気迫で持ちこたえ、この回後半は反撃も見せた。絶好のチャンスにタイ応援団も大いに沸いたが、王者は打ちつかれた。だが、ポイントはポンサクレックだと思う。
「これで、イーブン。まだチャンスあるよ」
10回、11回と採点の難しいラウンドが続く。ラウンド前半は王者が出るが、これを凌いだ内藤選手が威力あるブローをタイミングよく打ち返した。
頭入れながらの右が効果的だったこの夜。
ラストラウンド、王者は意地を見せ、内藤選手はタイトル奪取に賭ける執念を見せた。いい試合でした。
試合終了。多くの関係者は、内藤選手が勝ったと見た。
「負けはないよ。怖いのはドローだな」
判定は、116-113が2人、115-113で内藤選手が新チャンピオン。
「良かった。良かった。よく頑張ったよ」
「2度も負けててやるんだから、考えてやるって」
「いいハートしてたよ。気迫があった」
「今日は、観に来ていい試合だった」
「坂田にも励みになるねェ」
試合を振り返り、帰途に就く夜更けの水道橋駅は、内藤選手の勝利に感動した人達がウヨウヨ。(~~)
見知らぬ内藤選手関係者に”おめでとう”をいいつつ階段を上がると、ボクシングライターの長老(失礼!)芦沢記者がいらっしゃった。
この夜のナイスファイトに、大変御満足のご様子。(~~)
「これで、フライ級も面白くなるなァ」(~~)
内藤選手、堂々の勝利でした。おめでとうございました。
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