藤井七段 最年少タイトルの理由
こんにちは。
サクセス発行人の田村真二です。
日本中が注目したこの一戦。
史上最年少でのプロ入り、歴代1位の29連勝・・・
将棋界で数々の記録を塗り替える藤井聡太七段が16日、17歳11カ月で棋聖位奪取し、タイトル獲得の最年少記録を更新しました!
連日発表される「感染者数」や紆余曲折する「Go Toキャンペーン」報道のなかで、久しぶりに明るい話題ですね~
新聞記事で知ったのですが、感染防止対策で2カ月近く対局が組まれず、なんでも待機を余儀なくされていたのだとか。
真剣勝負中のなか、2カ月近くも待たされては(しかも対局できるかどうかわからない状況のなかで)、普通なら緊張の糸が切れてしまうかもしれません。
しかし藤井七段はその間、「今年に入って指した対局をじっくり検証し直した」といいますから、さすが!としかいいようがありません。恐るべし17歳です。
会見では「まだあまり実感がない」としつつも、「一つ結果が残せたのは非常にうれしい。いっそう精進していい将棋が指せるようにしたい」と笑顔を見せた藤井新棋聖。
これが17歳の少年の言葉でしょうか!勝利に驕ることなく、落ち着いた言葉のなかにもゆるぎない自信がにじみ出ていました。
マスコミ報道の陰で忘れがちではありますが、この快挙は、師匠・杉本昌隆八段の存在があってこそだと私は思っています。
今朝の日経新聞に師匠の話が掲載されていましたので紹介します。
「10年前、小学生の聡太少年に出会ったときから、この日が来ることを確信していました。東海に持ち帰ったタイトルは大切に、いつまでも保ち続けてください。これからも将棋が指せる幸せと全ての人への感謝は忘れずに。大棋士に成長することを願っています。」
10年前といえば、藤井新棋聖がまだ7歳そこそこです。小学校1~2年生の少年を見て、「この日が来ることを確信していました」なんて普通は言えませんよね。
弟子が弟子なら、師匠も師匠です。杉本八段は彼の天性の才能を一早く見抜き、彼を「頂点に立たせる」ことを信じてここまで二人三脚で歩んできたのだと思います。
藤井七段が最年少タイトルを獲得できた背景には、天性の才能を磨き続ける藤井七段と彼の才能を開花させる力を持つ杉本師匠の存在。そして、周りの人たちの熱い応援と支援があったからに違いありません。
『思考は現実化する』の著者ナポレオン・ヒルは、富を築き、成功を収めるには必ずそのためのエネルギーが必要である。計画を行動に移すには十分なエネルギーがなければ、どんなに優れた計画でも何の役にも立たないと述べています。
このための努力は、2人ないしそれ以上の人たちが、同じ願望や目標のために調和を保ちながら協力していくことから生み出されるものであるとも述べています。
藤井新棋聖と師匠の杉本八段を見ていると、まさにナポレオン・ヒルが述べていることを証明しているように見えます。
会社経営やチームでの仕事において、あなたにとっての(上司ではなく)師匠と呼べる人はいますか? あるいは、あなたにとっての(部下ではなく)弟子といえる人は?
さて、藤井新棋聖は王位戦七番勝負で木村王位に挑戦中で、現在開幕2連勝中。あと2勝すれば複数タイトル保持の最年少記録も更新します。
早ければ8月中に「二冠」になる可能性があるといいますから、しばらくは目の離せない局面が続きそうですね。今年の梅雨明けは「熱く」なりそうですよ。
それでは次号をお楽しみに!
