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「Go To トラベル」平日の観光需要向上を

 

 

 

こんにちは。

サクセス発行人の田村真二です。

 

 

直前まで迷走した「Go To トラベル」が本日、東京を除く46都道府県で始まりました。

 

 

「東京を除く」ということで、東京の人が地方から歓迎されないというマイナスの印象をどうしても受けてしまいますね。

 

 

また、「制度がよく理解できない」「政府のドタバタで負担が増えている」と、本来恩恵を受けるはずの事業者からは困惑や不満の声が聞かれています。

 

 

そもそもの目的は、「感染対策」と「観光業下支え」の両立を図ることのはずです(実はもう1つあります)。

 

 

だとすれば、東京(発着及び在住者)を対象から除外するのではなく、4連休や夏休み期間中の休日及び休前日の混み合う日を対象から外して、「当面は平日のみ」を対象にすることで需要を平準化する方が望ましい、と私は思います(がいかがでしょうか)。

 

 

「Go To トラベル」によって旅行需要が一気に盛り上がれば、旅行者が注意したとしても「3密」が生まれやすくなり、さらなる感染拡大を招きかねません。

 

 

また、数年間はインバウンド需要を当てにすることもできません。したがって、一時的なキャンペーンではなく、国内観光需要を中長期的に盛り上げる施策が必要になります。

 

 

そこで、旅行需要のピーク時ではなく、オフシーズンや平日の旅行者をいかに増やすかにもっと知恵を働かせ、予算を充てた方が良いのではないでしょうか。

 

 

そもそも、観光地のホテルや旅館などの料金は非常にいびつです。

 

 

需要に応じて料金が変動するダイナミックプライシングといえば聞こえはいいですが、今は平日の料金に比べて休前日や連休中の宿泊費が高すぎます。

 

 

これでは高い出費の割に、需要が集中するためサービスレベルも低下し、結果として満足度が下がりますから、いつまでたっても国民一人当たりの旅行回数が増えません。

 

 

これが、(コロナ禍以外で)国内旅行が盛り上がらない本質的かつ構造的な問題です。

 

 

私自身も会社員時代には、平日に休みを取ることなどほとんどできませんでした。数少ない旅行は大抵、休前日や連休中を使った1泊2日の旅行が大半でした。

 

 

しかし起業後は、自分の意思で好きなようにスケジュールを組むことができるようになり、旅行(や出張)は混み合う休前日やGW期間中などではなく、平日や閑散期に行くようにしています。

 

 

これの何と快適かつリーズナブルなことでしょうか! 

 

 

おかげでホテルや旅館に宿泊する回数は、会社員時代の数倍に増えています。

 

 

1回当たりの客単価は下がっているかもしれませんが、回数が大幅に増えていることでホテルや旅館代の総額は大幅に増えている、ということになります。

 

 

また、考えようによっては、政府や企業が新しい生活様式や働き方(休み方)改革をより推進すれば、会社員の人たちも平日にもっと休みを取ることが可能になるでしょう。

 

 

そうすれば平日に旅行をする人ももっと増えるでしょうから、需要の平準化と市場規模の拡大につながります。観光業界の人たちもそれを望んでいるのではないでしょうか?

 

 

要はこの苦境をバネにすることができれば、観光産業にとっても、社会にとっても、よりハッピーになれるということです。

 

 

重要なことは、①感染対策、②環境業下支え、③豊かなライフスタイルの確立、です。

 

 

これらのために、政府と関係省庁と観光業界が、(コロナ禍という)変化に上手く対応し、社会全体の活性化につながる戦略と施策を考え、実行することです。

 

 

そのためのカギとなるのが、「平日の観光需要向上」です。

 

 

と偉そうに言っていますが、そもそも私は観光産業の門外漢なので、見当違いな意見なのかもしれません。

 

 

しかし、「Go To トラベル」に携わる政策立案者と遂行者の皆様には、ぜひ国民の税金(血税)を有意義に使っていだくことを願っています。

 

 

 

それでは次号をお楽しみに!