コロナ下で創るフィットネス新需要
新型コロナウイルスの感染拡大で個人消費全体が低調です。
先日発表された20年10~12月期の国内総生産のうち、家計最終消費支出は前年同期比2.7%減と5四半期(1年3カ月)連続でマイナスでした。
そうしたなか、意外に堅調なのが高額消費です。
高額消費の代表格であるポルシェやベンツなどの輸入車、現代アートやダイヤモンドが売れているといいます。
日本自動車輸入組合によると、1000万円を超える高級車は20年、前年比0.5%増の2万2712台も売れました。
そごう・西武が昨年7月にビデオ会議システム「Zoom」を使った接客で開催した富裕層向けの催事「高輪会」でも、「こんなに売れるとは・・・」と関係者が驚くほど売れたとのことです(今日の日経MJ1面)。
高額品が売れているのはモノだけではありません。「体験」にも向かっています。
たとえば高級ホテルの「スパ」。
ホテルスパ&リラクサロン「一休ドットコムスパ」では20年9~12月の4カ月、月間取扱高の過去最高を更新しました。
高層階からの景色を楽しめるとうたうマンダリンオリエンタル(東京)が人気といいます。
コロナ禍で海外旅行消費額が単純計算で4兆円近く浮いたうえ、株高で資産が増えた富裕層は、浮いたお金をモノやサービスなど消費に回している可能性は十分あります。
私のクライアント先でフィットネスクラブを経営する会社でも、40代の中小企業経営者(男性)の方が最近、30万円超のダイエットプログラムに申し込みました。
理由を尋ねると、「コロナ禍で会食が激減したことで時間(とお金)に余裕ができ、この機会にしっかり体づくりをする」ということです。
さまざまな調査結果からコロナ禍による消費や生活の変化として、「健康や体力増進に関する意識が高まった」という声は多くあります。
フィットネスクラブでもこうした関心や変化に応えたサービス開発と提供が、今後ますます重要になるでしょう。このことについての詳細は、こちらをクリックしてお読みください。
それでは次号をお楽しみに!
