RIZAP(ライザップ)グループ 2024年3月期第2四半期決算発表
2023年11月15日(水)
こんにちは。
ウェルネスビズの田村真二です。
「RIZAP(ライザップ)グループ株式会社」(以下、当社)は11月14日、ヘルスケア・美容事業(ボディメイク事業「RIZAP」やコンビニジム「chocoZAP(チョコザップ)」を展開するRIZAP株式会社、婦人下着及びその関連事業等を行うMRKホールディングス株式会社などを含む)の2024年3月期第2四半期決算(2023年4月1日から2023年9月30日まで)を次の通り発表しました(当社2024年3月期第2四半期決算短信より一部抜粋)。
【増収大幅減益(グループ全体)】
売上高 810億12百万円(前年同期比5.3%増/同差40億72百万円増)
営業利益 ▲57億91百万円(前期は2億30百万円の利益/同差▲60億21百万円)
純利益 ▲75億96百万円(前期は▲17億76百万円/同差▲58億20百万円)
全体概要
当第2四半期は、各種政策の効果や新型コロナウイルス感染症の5類感染症への移行を受けた経済活動の正常化が進み、景気は緩やかに回復しておりますが、資源高・材料高による物価上昇が続くなど、当社グループを取り巻く経営環境は依然として不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループにおいては、前期より本格展開している「コンビニジム」chocoZAP事業の拡大に引き続き注力いたしました。
店舗投資の低減を図りながら当第2四半期までに計550店を出店し、2023年9月末の店舗数は1,029店となりました。
また、広告宣伝を積極的に行ってきたことで認知度の向上とともに入会者もさらに増加し、2023年9月末時点の会員数は80万名超に達しております。
一方で、ライフスタイルセグメントにおける前年同期からの不採算店舗の減少や前期末のBRUNO株式会社における事業売却による減収があったものの、chocoZAPの会費収入の増加によりグループ全体での売上収益は増収となりました。
利益面につきましては、前期に引き続き2024年3月期をchocoZAP事業への戦略的投資を加速させる先行投資期間として位置付け、chocoZAP店舗の出店投資や広告・販促投資を計画的に行ったこと、また、既存事業においては原材料高・仕入価格の上昇の影響等も続き、グループ全体では営業減益となりました。
以上の結果、当第2四半期の売上収益は810億12百万円(前年同期は769億40百万円、前年同期比5.3%増)、営業損失は57億91百万円(前年同期は2億30百万円の利益)、親会社の所有者に帰属する四半期損失は75億96百万円 (前年同期は17億76百万円の損失)となりました。
ヘルスケア・美容事業
【増収大幅減益】
売上高 279億37百万円(前年同期比+38.3%/同差77億36百万円増)
営業利益 ▲55億44百万円(前期は▲10億73百万円/同差▲44億71百万円)
●RIZAP関連事業
2022年9月より、新規事業「chocoZAP」を本格展開しております。chocoZAPは、誰もが簡単に、毎日の生活に運動習慣を定着させることができ、毎日最短5分の運動で健康効果を得ることができる、RIZAP発の運動初心者向け「コンビニジム」です。
多くのお客様にご支持をいただき、2023年9月末時点の会員数は80万名超と急成長を続ける中、入会希望のお客様の強い需要に即応するため、引き続き積極的な出店投資を行い、2023年9月末の店舗数は1,029店に達しております。
積極的な出店&広告投資により急成長中のchocoZAP
また、既存のボディメイク事業においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により厳しい経営環境が継続しておりましたが、継続型新会員制度「プライムサービス」への既存会員からの移行やプライムサービスを中心とした新規会員の獲得が順調に進捗した結果、会員の継続率およびLTV(お客様一人あたりの生涯売上)が上昇し、サブスク型(生涯型)ビジネスモデルへの転換に成功しております。
●MRKホールディングス株式会社
婦人下着及びその関連事業においては、外出機会の増加に伴う女性の美意識の高まりに合わせ、ウェブプロモーションの強化や店舗従業員数の増加といった新規顧客獲得のための施策を実施いたしました。
また、2023年8月に発売いたしました新商品「Decorte Lumiés Idelat(デコルテ リュミエ ス イデラ)」をはじめとして補整下着の販売が堅調に推移したほか、オーダーメイドインソール及び専用シューズを取り扱うブランド「MARUKO ASSE(マルコアッセ)」も男女を問わずお客様が増加し、9月には同ブランド初の専門店となる「MARUKO ASSE 新潟古町」をオープンいたしました。
一方で、コロナウイルス感染症の5類移行に伴う行動制限の緩和を原因とする消費の多様化に伴い、既存顧客におけるリピート購入の低下が見られたことや、ウェブプロモーションの強化や店舗従業員数の増加のための先行投資を実施したこと、前年9月において、原材料価格の高騰による値上げ前の駆け込み需要により売上が大幅に増加したことの影響を受け、減収減益となりました。
マタニティ及びベビー関連事業においては、商品の差別化に向けた新商品開発を実施し、付加価値と単価向上に努めたほか、新たな市場でのシェア獲得に向け、写真スタジオサービス事業の育成や中国でのEC 展開を実施いたしましたが、国内出生数の減少が続くなど、厳しい市場環境の影響を受け、減収減益となりました。
婚礼・宴会関連事業においては、営業体制を強化したことから法人向け宴会の売上が好調に推移したほか、婚礼事業において、問い合わせ件数や来館件数などに復調傾向が見られ、増収となり、営業損失は改善いたしました。
美容関連事業においては、インバウンド需要の回復に伴う海外顧客と物販売上の増加や、スタイリストの採用や育成が進んだことによる収益基盤の構築が進んだ一方で、体制強化に伴う先行投資が利益面に影響し、増収減益となりました。以上の通り、当第2四半期累計期間において先行投資を実施した影響により、全社において減収減益となりました。
経営成績
以上の結果、ヘルスケア・美容セグメントの売上収益は279億37百万円(前年同期は202億1百万円、前年同期比38.3%増)、営業損失は55億44百万円(前年同期は10億73百万円の損失)となりました。
その他の事業結果につきましては、当社2024年3月期 第2四半期決算短信をご覧ください。 こちら
以上
●田村コメント
2023年9月末時点の会員数80万人超(同11月14日時点101万人)と急成長中のchocoZAPですが、同店舗の出店に伴う戦略投資およびその他事業の損失によるグループ全体の損失額が急拡大しています。当社は「計画的」と主張していますが、これ以上の損失が続けば通期計画を超える損失額が発生する見通しです。
それでは次号をお楽しみに!

