大抵の事件で犯人はその犯罪で一番利益を得るやつだ。
この場合、cTNMを殺して一番利益を得るのは・・・病理医だ。
病理医は対物レンズより広い視野をもたいない。プランアポの中だけが彼らの世界だから、患者が診療の質に関する情報が得られないことや、臨床医が治験を行えないことの問題なんか気づかない。
・・・恥ずかしいことだが・・・
術中所見が加わってcTNMが正確になることを単に喜ぶ。pTNMをつけるときに必要な全ての情報がcTNMとして提供されていることを喜ぶ。
病理医は正しい診断が大好き、曖昧や間違いが嫌いだから、正しすぎて役に立たないものがあるなんて気がつかない。
この場合犯人は××と言うことになる。TNM supplementのとりまとめをしているドイツの病理医だ。
××によるとUICC-cTNMは手術所見を含むそうだ。しかし、誰が信じようが信じまいが、あえて書くと、儂の方がWittekindよりTNMに詳しい。
AJCCの第7版と完全に違うことを彼は主張している。
『では、そんな大事なことをこそっとメールで言うんではなく、UICCの本か、Faqに書いてくれ』と返事を送ったが対応はない。そんな自分にとって破壊的なことははっきりかけるわけがないし、他のUICC-TNM committeeも許すわけがない。
やっぱりどう考えても、彼が勘違いしてる。
あるいは彼は勘違いしてないけど、みんなの思っているcTNMと違うこと
を考えている。
どう考えても術中所見の入ったcTNMなんて、病理医が喜ぶだけ。
誰の役にも立たない。
