個別臓器の大きな変更:食道と胃  その1 | PikuminのCancer Staging Manual

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がんのステージングは治療や予後判定において極めて大事なものです。

食道と胃が大きく変わった。

UICC-TNMの記載はまどろっこしいが、要するに

『食道と胃両方を巻き込む腫瘍(=食道胃接合部をまたぐ腫瘍)は、その中心が胃の側にあっても、食道胃接合部(EC junction)から、5cm以内であれば、食道癌のTNMを用いる』ということ


アメリカなど西洋はバレット食道癌が多いからそれよりの解釈でTNMが出来たんだと思う。胃の癌が多い東アジアよりの改訂ではない。


しかし、その分食道癌のNの分類法が胃のものに近づいた(ほぼ同じ)ので、stagingとしては問題がないだろう。

もちろん胃に進展しているのだから胃の所属リンパ節もNの範囲となる(本には書いていないが、これまでのルールだとそうなっている)。


で、食道の腺癌と扁平上皮癌ではTNMは同じだが、新設のPrognostic groupingが異なる。