第7版は予後因子が大量に追加されて第6版より素晴らしく、かつ、複雑になっている。
臨床にstagingが必要な人はすぐに使ってみるべきだ・・・が、予後曲線が公開されないと使う意味がないかもしれない。
日本では、肺癌学会が1月1日症例から使うことにしているが、末端ではまったくreadyではない。
それ以外の臓器でもさっぱりだろう。
おそらく日本では2~3年はこのままだろう。
おそらく、がん専門病院では来年くらいから国際治験の対象症例が第7版で規定されはじめるだろうから、それから意識され出すのではないか?
日本の院内がん登録は2012年からの予定らしい。
しかし、実際には第7版を取り込んだ取り扱い規約のTNMをもう少し早く臨床医がい始めるだろうから、混乱が必至だ。